J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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湯郷ベルについて53

2021-10-14 00:01:37 | 岡山湯郷ベル

 リスペクトコラムです。
 岡山にはJ2岡山よりも前にできた立派な女子クラブがあります。J2岡山は2004年(なぜかクラブは法人化の2006年しか口にしませんが)に創設されましたが、その3年前に県北の地に、日韓W杯のキャンプ地として整備された美作ラグビーサッカー場をホームとして、湯郷ベルというチームが誕生。ちょうどなでしこジャパンの黄金期と同じ時期に、ベルも黄金期を迎え、2人の代表選手を輩出し、この世の春を満喫していました。宮間主将はなでしこジャパンの主将も務め、W杯優勝からロンドン五輪銀メダルを達成しました。
 その後、なでしこジャパンとともに2人の代表選手の停滞と歩みを同じくして、湯郷ベルも停滞していきました。当時は夢多く、上しか見えていませんでしたが、2017年より2部リーグ(旧なでしこリーグ2部)になり、2019年から3部リーグ(チャレンジリーグWEST)で戦っています。そして今季、WEリーグの発足とともに3部リーグはなでしこリーグ2部と名前を変え、3部なのに2部というリーグで戦いましたが、残念ながら最下位に終わり、入れ替え戦に回る事になりました。ではその入れ替え戦はどうなるのか、調べてみました。
 
【2021 プレナスなでしこリーグ2部入替戦 試合実施要項】
「第1条〔趣 旨〕
 本実施要項は、「2021 プレナスなでしこリーグ2部入替戦」(以下「2部入替戦」という)実施に関し定める。試合実施に関して本要項に定めのない事項については「2021 プレナスなでしこリーグ2部試合実施要項」を準用する(以下、なでしこリーグ2部は「NL2部」とする)。
第2条〔NL2部と参入決定戦勝ち抜けチームの入れ替え〕
(1) NL2部の8位チームと 2021 プレナスなでしこリーグ2部入替戦予選大会(以下「予選大会」という)1位から3位の計4チームが1回戦総当たりの入替戦を行う。上位3チームがNL2部へ残留または参入の権利を得る。ただし、予選大会より参加のチームはNL2部加盟基準の認定を受けているチームに限る。また、2部入替戦に出場する予選大会参加チームが何らかの理由で決定しなかった場合は、NL2部の対象チームはNL2部に残留とする。」
引用:なでしこリーグ公式HP

 3部リーグの最下位8位チーム(湯郷ベル)と入れ替え戦予選大会を勝ち抜いた上位3チームの合計4チームで3部リーグの椅子を争う事になります。驚いたのが予選大会は7チーム参加したとか。今までのイメージでは学生チームばかりでなでしこリーグ入りを希望するチームはそれほど無いと思っていたのですが、7チームもあるのですね。見れば、札幌、今治、三重とJクラブとJFLのレディースが見受けられます。賑やかでいいです。そして日程です。
 
【2021 プレナスなでしこリーグ 2 部入替戦 日程決定のお知らせ】
「2021 プレナスなでしこリーグ 2 部入替戦の日程が下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。
第一節 10月31日 13:00K.O VS  ヴィアティン三重レディース @美作ラグビーサッカー場
第二節 11月  7日 11:00K.O VS SEISA OSAレイア湘南FC @愛川町三増公園陸上競技場
第三節 11月14日 13:00K.O VS ディアヴォロッソ広島 @美作ラグビーサッカー場第一補助競技場」
引用:クラブ公式HPなでしこリーグ公式HP

 総当たりで3試合やるのですね。今まで数々の昇格試合や入れ替え戦を観てきた当ブログとしては、ぜひ参戦したいところ。カレンダーをチェックすると、第一節はしんどいですが、第三節は行けるかもしれない。これは行く流れかもしれません。決定する第三節に行けるかもしれないのも縁です。当ブログは過去の勝率は高いので期待しますが、最近少し神通力が落ちています。それでも3部残留を願って、応援しに行きたいですね。
 そういう冬の時代真っ只中のベルですが、少し光明も見えてきたようです。Jクラブで言う経営委員会が開催されるようです。

【岡山湯郷Belle再生プロジェクト委員会】
「このたび岡山湯郷Belleでは、定款第54条に基づき、「岡山湯郷Belle再生プロジェクト委員会」を設置いたしましたのでお知らせします。岡山湯郷Belleは近年、成績の低迷が続いていますが、これからも市民やサポーターの皆様、また地域から愛していただけるよう、チームの再建を目指し、委員会を立ち上げました。今後は、定期的に協議の状況もお知らせして参ります。なでしこリーグ2部上位へ、そして、なでしこリーグ1部昇格へと、目標をもって取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力賜りますよう、よろしくお願いいたします。」
引用:クラブ公式HP

 うーむ、どうなんでしょうか。ベルの黄金時代は地元行政の美作市が前面バックアップされていましたが、確か今は行政の手から離れていると聞いています。どうすればあの頃に戻れるのか、しっかり協議して欲しいと思います。個人的なイメージは、開かれたクラブ経営を推進していただき、地域の誰からも支持される経営(もちろん今も昔もそうであると個人的に思っています)により、地域の宝となる公共財クラブに進化していって欲しいと思っています。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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