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ラグビーの日本へ34

2021-01-15 00:01:18 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 開幕が迫っていたトップリーグで、選手の感染が増えていて心配しておりましたが、今日残念なニュースが流れました。開幕の延期だそうです。6チームで62人の選手が陽性だったそうです。ちょっと多すぎですね。やむを得ないでしょう。Vリーグは感染者無しの自主的な開催延期を1節だけ実施しましたが、トップリーグが実際に多くの選手から感染が出て、今後濃厚接触者の判定でも更に増えるのを見越して、やむなく無期限延期を決めた訳ですが、何となく去年のBリーグに似ていますね。
   
【ラグビーTL、開幕延期 2月のスタート目指す】
「日本ラグビー協会は14日、新型コロナの感染者が多数出て開幕節2試合の中止が決まっていたトップリーグに関し、16日の開幕を延期すると発表した。新たに3チームから計18人の陽性者が出たことで、安全な大会運営が困難と判断した。トップリーグの太田治チェアマンは、2月初旬から中旬の開幕を目指す考えを示した。大会方式を変更して実施する。
 日本協会は12日にキヤノンで24人、トヨタ自動車で13人、サントリーで7人の陽性者が出たと発表。各チームには定期的な検査結果の報告を義務付けており、14日には神戸製鋼で10人、東芝で5人、NECで3人が新たに陽性者として発表された。」
引用:日経新聞

【1月16日開幕予定のトップリーグ。開幕を2月に延期、新たな大会フォーマットで実施予定】
「12月末にリーグが行ったPCR検査では、新型コロナウイルスの陽性者はあまり出てこなかったという。リーグでは2週間に1度、PCR検査を行うことになっており、1月に入って再び検査を実施。
 火曜までトヨタ自動車ヴェルブリッツ、サントリーサンゴリアス、キヤノンイーグルスの3チームから計24名の新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認。そして各チームの試合開始の体制が整わないことから、開幕カード2試合が中止されていた。また、本日新たにNECグリーンロケッツ、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、東芝ブレイブルーパスから、計18名の陽性者が確認されて8試合中、計5試合が中止となった。
 さらに濃厚接触者の判定にも時間がかかっており、現状況では選手、関係者の安心、安全を守った上での試合開催が困難という判断がなされてトップリーグ開催の延期が決定された。
 トップリーグでは途中でリーグが中断した場合に備え、A~Dのプランを想定していた。今回は開幕前の判断だったことから、開幕を延期しつつ、2月の上旬から中旬にファーストステージを開幕させる。その上でセカンドステージがなくなり、トップリーグ16チームとトップチャレンジチーム上位4チームの計20チームによるトーナメントで、優勝チームを争うAプランが検討されているという。」
「◆開幕延期決定の背景(岩渕専務理事)
・リーグを成立されることを最優先に開幕延期を決定
・サントリー,トヨタ自動車,キヤノンに加えて、新たに3チーム(NEC,神戸製鋼,東芝)から陽性者確認で、計5試合の中止が確定
・1月14日現在、6チーム62名陽性者確認・陽性者ゼロを目指しつつ、陽性者ゼロでなくとも2月開幕を目指す
・陽性者なしチームでどういった対策が有効なのかを確認しつつ、対応策を全チームで共有、ガイドライン厳格化
・新リーグの審査については、チームと確認を取りながら準備を進めていく方向は変わらない
◆今後の運営(太田チェアマン)
・再検査の選手がおり、濃厚接触者の確定が時間かかり、グレーのままでは試合開催が困難
・開幕前のタイミングであるため、新たなフォーマット・パターンAをベースに最終調整
・2月の上旬から中旬の開幕を目指す
・再開時の観客入れは政府の方針に従う(50%もしくは5,000人の少ない方)
・2月中旬開幕目途の決定の根拠は選手の復帰期間での決定(政府の自粛要請明けとは関係ない)
・Aプランで総当たり・トーナメントを5月23日決勝で調整
・16チーム(トップチャレンジリーグ含め25チーム)でのバブル(隔離エリア)で開催することは現時点ではない
・開幕節、国立での開催は厳しい」
引用:J SPORTS
   
 先週延期を行ったVリーグは屋内スポーツでしたが、トップリーグは屋外スポーツ。これほど感染者が増えたのは、タックルなど選手間の密着度が高いからでしょうか。緊急事態宣言は関係なく、選手の復帰時期が関係するそうですが、2月中旬で開幕できればいいのですが。ひょっとしたらその頃には大規模イベント全体で、もう少し規制が強くなっているかもしれませんね。くれぐれも「開催ありき」ではなく、「ファンの命ありき」で、ぜひ3席空けで興行をして欲しいと思います。どの競技も興行を行いたい気持ちはわかりますが、あくまでファン・サポーターの命ありきで考えてもらわないと、あとでサイレント・アシストどころか、戦犯扱いされるのではないでしょうか。

 あと、今日の報道の中で大規模イベントの関係者の方(村井チェアマン、島田チェアマンなど)にぜひ観て欲しい情報があります。入院先が見つからずに自宅療養中にお亡くなりになったそうです。入院・療養先の調整中が6,575人いるそうです。すごい数です。医療が逼迫し、実質すでに医療崩壊が始まっているからではないでしょうか。なぜ逼迫してしまったのか、感染者が多いからです。巷では昨年の非常事態宣言と比べて危機感が薄いと言われていますが、大規模イベントについても同様ではないでしょうか。
 東京新聞によると、緊急事態宣言を再発令してから1週間となったが、効果の兆しは見えず、全国で新たに6518人の感染者が報告された。前回の発令時ほど人出も減っていないという情報です。切り札として出した緊急事態宣言に効果が無ければ、すぐに次の対策を取らねばという世論になります。となると、現在まだ緩いと言われている、大規模イベントの規制強化につながります。個人的には現在の感染状況を見ると、そうすべきなのかもしれないと思っています。
ラグビートップリーグ関連⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200327
  〃         ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190927
  〃         ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190829
  〃         ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190805
  〃         ④https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190731
  〃         ③https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190730
  〃         ②https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190716
  〃         ①https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180927
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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