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Jリーグの話題195

2021-01-04 00:01:04 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 すいません、年明けの遅いタイミングとなりましたが、相模原さんJ2昇格おめでとうございます。またフレッシュな存在がJ2に来ますね。地元岡山もまた追い越されないように頑張らなければ。やべスタでも歓喜のシーンが出ていて、元岡山の千明選手がコメントしていました。元気そうですね。千明選手、引退されてアンバザダーに就任されるとか。お疲れ様でした。岡山も動画のMCを任せられるアンバザダーが欲しいところ、うらやましいです。最近では代表黄金世代の、あの稲本選手が所属するチームというイメージかな。いろいろ調べましたが、THE PAGEしか詳しいコラムが見当たらなかったです。長いので、カテゴリを2つに分けさせていただきました。
   
【苦節12年…逆転で悲願のJ2昇格を決めたSC相模原の劇的ドラマ】
〔J3最終節〕
「20日に一斉に行われた明治安田生命J3リーグ最終節。キックオフ時点で長野に勝ち点1ポイント差の3位だった相模原がFC今治を2-1で振り切り、終わってみれば勝ち点で逆に2ポイント差の2位でフィニッシュ。」
「6勝5分け5敗と勝ち切れない試合が続き、順位も9位に下げていた。昇格圏となる2位のロアッソ熊本との勝ち点差は12ポイント。けが人も絶えない状況で、敵地で同22日に行われたガイナーレ鳥取との第17節から、就任2年目の指揮官はシステムを[4-4-2]から昨シーズンの[3-5-2]へと戻した。
『チームも多少停滞していたなかでプラン変更を考え、思い切って3バックに戻しました。3バックにすることでミルトン(身長185cm)や梅井大輝(身長194cm)が入り、セットプレーにおける高さが相手の脅威にもなった。とにかく粘り強く、どんな試合でも勝ち点を少しずつ積み上げてきた結果が最終節までの負けなしに繋がったので、やはり鳥取戦がターニングポイントだったと思います」
 最後に4バックで戦った今治と、敵地で再び顔を合わせた最終の第34節まで実に19連続無敗をマーク。5連勝があれば5戦連続ドローもあるなど、内訳は10勝9分けながら一歩ずつ、確実に上位陣へ肉迫。すでに優勝とJ2昇格を決めているブラウブリッツ秋田と1-1で引き分けた、13日のホーム最終戦後に行われたセレモニーで、三浦監督はファン・サポーターの前でこう宣言している。
『私はあきらめが悪い男なので、最終戦を勝って結果を待ちたい。最後の最後まで何かが起こるようにしっかりと準備して、立ち向かっていきたい』」
   
〔スタジアム〕
「2008年に神奈川県社会人サッカーリーグ3部からスタートした戦いは、2部、1部、関東サッカーリーグ2部、1部、そしてJFLとすべて1年でクリア。2014シーズンから創設されたJ3へも名前を連ねた先に、チーム力を増強するだけでは超えられないハードルがそびえ立っていた。本拠地とする相模原ギオンスタジアムが座席数やナイター照明設備、トイレの数、メディアの作業部屋などで基準を満たしておらず、JリーグからJ2クラブライセンスが交付されない状況が続いた。
 これでは例えJ3リーグを制しても、J2へ昇格することはかなわない。相模原市側との話し合いの場がもたれ、協力したい姿勢を示されるたびに、すべてを整えるために発生する数十億円規模の費用が常に障害となった。Jリーグ事務局へJ2クラブライセンスの申請すらできないシーズンを余儀なくされていたなかで、代表取締役会長に就いていた望月氏はこんな言葉を残したことがある。『勝ってもJ2に上がれない、という状況を作らないと難しい』
 相模原のファン・サポーターを中心に『優勝したのになぜ』という世論を起こし、行政を後押しする力に変えていく。ただ、J3リーグにおける成績も2014シーズンは6位、2015シーズンには4位に入ったものの、2016シーズン以降は11位、12位、9位、15位に甘んじてきた軌跡を、望月氏は『何を目標に戦うべきかが難しい時期もあった』と昇格を報告するコメントのなかで振り返っている。
 風向きが変わり、視界が一気に良好となったのが、新型コロナウイルスの影響で当初の3月上旬が6月下旬にずれ込んだ今シーズンの開幕前だった。ちょうど来シーズンのクラブライセンス申請の時期と重なったなかで、相模原は満を持してJ2クラブライセンスを申請する準備を整えていた。
 Jリーグは2018年末の段階で、厳格に定められていたクラブライセンス制度の一部を一定の条件下で緩和している。具体的にはスタジアム改修工事がすでに着工され、3年以内に完成可能な場合に上位ライセンスが取得可能になっただけでなく、Jリーグが掲げる理想的なスタジアムを整備できる場合にも、5年の猶予が認められた上で同じく上位ライセンスが取得可能になった。
 相模原は後者の『理想的なスタジアムの整備』をもとに、J2クラブライセンスを申請した。相模原市を本拠地とするなでしこリーグのノジマステラ神奈川相模原、アメフトのノジマ相模原ライズ、ラグビーの三菱重工相模原ダイナボアーズとの連携で現在、JR相模原駅にほぼ隣接するアメリカ軍施設跡地に、多機能複合型フットボール専用スタジアムを建設する署名活動が展開されている。
 果たして、9月28日に来シーズンのJ2クラブライセンスが交付される吉報が届いた。あとは自動昇格できる2位以内に入れば、戦う舞台を初めてJ2へ上げられる。くしくもライセンスが交付される直前になって、三浦監督も『やるしかない』と一世一代の勝負をかけていた。」
引用:THE PAGE
   
 千明選手の他に、地元岡山との関連がありました。それは三浦監督。実は有馬監督が就任する前に、ちょっと名前が挙がっていました。新潟さんの監督経験があり、2018年からヘッドコーチを務めていた存在。当ブログでも長澤監督の次は三浦監督なのかなと思っていましたが、岡山を退任されて2019年に相模原さんの監督に就任されました。1年目は15位でしたが、2年目の2020年に見事開花させました。(選手もそうですが、岡山の後に成功する人が結構いるのでは)
 クラブ会長はあの望月氏なのですね。覚えています。代表経験があり、名古屋時代にちょっと出来事がありましたが、退団後に5つのクラブを渡り歩き、相模原さんを創設されました。自らオーナーになって、J2まで駆け上がれたのは本当に素晴らしいと思います。なかなかできませんよ。 

 相模原さんの新スタジアムについては、10月の記事で詳しく紹介していました。JR相模原駅北口の土地を活用し、Jリーグ2部、なでしこ1部、ラグビー1部、アメフト1部のチームで使える駅前スタジアム構想です。公式HPではまだ署名運動の段階で何年後の建設目標というのも見当たりません。それなのにJ2ライセンスが下りたという事は、上の情報を見る限り、5年以内の完成を見越しているのかなと。
 相模原さんは、望月オーナーのコネクションで、過去にも代表OBが3人入団しています。高原選手、川口選手、稲本選手。そしてJFL参入の2013年以後、背番号11は空き番号となっているそうです。これは、望月代表が三浦カズ選手用に空けて待っているとか。実際に三浦カズ選手も毎年オファーを受けていることを認めているとか。微妙な話ですね。
 J2リーグにとって、新しい風が吹いて来たと思います。J3からJ2に上がってきた1年目は大暴れするパターンが結構あります。山口さん、金沢さん、町田さんしかり。たぶん、秋田さんもそうなると思われますが、ぜひ相模原さんも暴れて欲しいですね。また稲本選手が観れるのは楽しみです。
J3相模原関連③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201014
   〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100117
   〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100116
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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