リスペクトコラムです。
いやぁ、昨日の「ノーサイド・ゲーム」面白かったですね。というか素晴らしかった。爪の垢を煎じて飲んで欲しい顔がいくつも浮かびました。そのレポは後日という事で、タイミング良く今朝の山陽新聞に驚くべき記事が出ました。今までも噂はあったのかもしれませんが、はっきり新聞報道で流れましたね。その前に17日に流れたドラマ絡みの報道。
【大泉洋主演ドラマ「ノーサイド・ゲーム」ラグビー界に波紋】
「TBS系連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(日曜午後9時)にラグビー界が困惑している。同ドラマはラグビーを柱とした池井戸潤氏の原作をドラマ化したものだが、第1話からラグビー界の現状をチクリと批判する場面も。」
「『原作も“フィクションで実在の人物や団体などとは関係ありません”としていますが、ラグビーフットボール協会などの体質を痛烈に批判している内容なんです。関係者にとっては耳の痛い話ばかりです。ラグビーを題材にしているのですから、協会などがタッグを組んで大々的にPRしてもいいものですが、そういう動きはありません」(テレビ局関係者)
第1話でも、低迷するチームに対して、主人公の大泉がラグビー界の現状をチクリと刺す場面もあった。さらに、池井戸氏のある発言に選手たちも困惑しているという。
『W杯に絡めたインタビューで、池井戸氏が日本代表に日本人選手が少ないことを嘆き、海外の選手を入れて日本代表を強くすることに異議を唱えたのです。W杯開幕の直前に「なぜ今?」という声が出ている」(前同)」
「日本代表として海外の選手も悲願の1次リーグ突破に向けてモチベーションを上げている段階。ドラマをきっかけに、そうした選手が日本代表にいることに批判が起きることを心配されている」
引用:東京スポーツ
TBS「ノーサイドゲーム」公式HP:https://www.tbs.co.jp/noside_game_tbs/
Paravi該当ページ(無料体験あり):アドレス
「ノーサイド・ゲーム」関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190716
池井戸さん、なかなか論客ですね。ドラマ(小説)を通して体制批判をするとは。まぁ、スポーツ団体というのはどこも同じように思えるところではあります。当ブログでも昔、不透明な体質である競技団体でいくつか名前が挙がっているのを紹介した事があります。ラグビーは無かったようには思いますが。
昨日のドラマでは日本協会(ドラマでは日本蹴球協会)が、古い体質を引きずった諸悪の根源のような描かれ方をしており、なるほどなぁと思っていました。昨日のシーンを見ると、日本ラグビーフットボール協会がそうなんだと思っちゃいますね。その翌日にこのニュース。イメージアップへの火消しのようにも感じました。ドラマに出てきた日本蹴球協会の会長さん(尾藤イサオ氏)の笑顔が誰かと似ているなと思っていたら、なぜか田嶋会長の顔が浮かんできました。まぁ、浮かんだだけですので。どこか似ているとは言っていないので、気にしないでください。
【ラグビーにプロリーグ 清宮氏、W杯開催12都市拠点】
「日本ラグビー協会の清宮克幸副会長は28日、東京都内で行われたシンポジウムで、プロリーグを新たに発足させる構想を発表した。スタートは2021年秋で、参加チームの本拠地は、今年9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会の開催12都市に置きたい考えを示した。具体的な計画は11月に発表する方針で「今、日本ラグビーを変えるためにはプロ化しかない」と意気込みを語った。
プロリーグに参加するチームは、現行のトップリーグ(TL)からの移行と新設の両方を想定。20年シーズン限りでスーパーラグビーからの除外が決まっているサンウルブズが参加する可能性もあるという。
既にTL各チームには説明し、清宮副会長は『大賛成というチームも6から8くらいはある』と話した。シーズンは9月から翌年の1、2月としている。新リーグは来秋に数チームでの試験的な実施を検討。現行のTLは21年春を最後に終了し、その後は社会人リーグに移行する予定。」
引用:さんデジ
いろいろ情報を探りました。また整理してお届けします。サンウルブスが参戦するかもしれないそうですが、サンウルブスって、各クラブから選ばれた日本代表のような選手構成のはずですが、ややこしくなりませんか?はてさて、清宮副会長さんのこの話、これからどう動いていくのでしょうか。過去にはVリーグ、Bリーグになる前の2リーグの事がどうしても脳裏をよぎります。プロ化を確実に成功させる方法が一つだけあります。川淵チェアマンにお願いするのです。これからどういう展開になるのか楽しみです。
ラグビートップリーグ関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190716
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180927