kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

ひと事ではない!!

2007-02-21 | Weblog
無認可老人介護施設の問題。
親の問題??他人事??いえいえ

今回の事故を教訓に介護を受けるということを、

改めて考え、思い知らされています。

確かに記憶的に問題がある認知症というものは、

普通の介護とは少し違いますが、

それでも病人を誰かが看なければいけないことには変わりなく、

家族の生活は当人だけの問題だけではなく、

時間と労力、精神的心配は

近ければ近い程大きな負担となってのしかかってきます。

何時も言うように なりたくて病気になる人は、

暴飲暴食の生活の乱れを認識している人以外は

誰だっていません。

ましてや事故や認知症、難病のように

防ぎようのないものに対して、

家族としてどう向き合っていくのか?

日頃の話し合いなんて1割だって実践出来ないのが現状

自力で出来るものと、自力ではどうしようもないもの

その割合の配分が大きな鍵

施設だって作るのも、人を集めるのも出来ますが、

生活空間の質はそこに集う全ての人の気持ちが、

し、同じように持っていないと、

今回のような騒動に・・・

露見したのはほんの氷山の一角、

今も何処かで意味のない公費が使われ、

人としての営みを断ち切られる現状に

日本国民として声を上げなければならいと思っています。

例え私の力は小さくとも多くの手を携え、

孫子の時代にもこの世に送り出したことを後悔しないように。

自分の住んでいる街を見渡すことを始めませんか?