kasaruの今日も有り難う

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岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

ひと事ではない!!

2007-02-21 | Weblog
無認可老人介護施設の問題。
親の問題??他人事??いえいえ

今回の事故を教訓に介護を受けるということを、

改めて考え、思い知らされています。

確かに記憶的に問題がある認知症というものは、

普通の介護とは少し違いますが、

それでも病人を誰かが看なければいけないことには変わりなく、

家族の生活は当人だけの問題だけではなく、

時間と労力、精神的心配は

近ければ近い程大きな負担となってのしかかってきます。

何時も言うように なりたくて病気になる人は、

暴飲暴食の生活の乱れを認識している人以外は

誰だっていません。

ましてや事故や認知症、難病のように

防ぎようのないものに対して、

家族としてどう向き合っていくのか?

日頃の話し合いなんて1割だって実践出来ないのが現状

自力で出来るものと、自力ではどうしようもないもの

その割合の配分が大きな鍵

施設だって作るのも、人を集めるのも出来ますが、

生活空間の質はそこに集う全ての人の気持ちが、

し、同じように持っていないと、

今回のような騒動に・・・

露見したのはほんの氷山の一角、

今も何処かで意味のない公費が使われ、

人としての営みを断ち切られる現状に

日本国民として声を上げなければならいと思っています。

例え私の力は小さくとも多くの手を携え、

孫子の時代にもこの世に送り出したことを後悔しないように。

自分の住んでいる街を見渡すことを始めませんか?


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
家族の介護が望ましい (kakek)
2007-02-22 09:55:33
無届老人施設の恐ろしい写真をテレビで見ました。同じ高齢者として人事ではありません。
認知症の予防医学はないのでしょうかー。誰も願って認知症になる者はいません。
やはり、出来れば家族の介護が最高なのですが、社会が複雑になってきており、
よほど恵まれないと出来なくなってきています。
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縛ってましたよ (くろうさ)
2007-02-22 11:00:11
実家の祖母も、施設に入ってました。(亡くなりましたが)
寝たきりになってからは、手をベッドに縛る事もありました。
手は動くようで血が出るほどに掻き毟ったり、ベッドの柵で打っては内出血したり・・・。

でもそれは、両親がちゃんと施設の方とお話をして決めた事。きちんと説明があったうえでのこと、でした。

そういう、施設側と利用者側の、コミュニケーションとか、お互いの理解しあうこととか、そういうのが大事なんじゃないかなぁ~・・・と思います。


すいません。うまくまとまらないんですけど(^^;
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つづき (くろうさ)
2007-02-22 11:02:43
あの、誤解がないように付け足しますが・・・

不要な時には縛ってませんでしたし、施設の方々には、ホントに感謝しています。
祖母は、大事にしていただいたと思ってます。

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大変ですね (kakek)
2007-02-23 07:48:42
kakekさん
 昔の最低2世代同居は
 今、田舎でも珍しくなってきています。
 何が良いかなんて・・・臨機応変ですね。 
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その時によって (kasaru_2005)
2007-02-23 07:54:34
くろうささん
 良ーく分かります。
 抑制することが全て悪であるとはおもっていません。
 看られる本人も分からないことが多くなって、
 時間を過ごす上でやむなしの措置は
 あると思います。
 その上で家族との連携は不可欠、
 時と場合によって行われる事柄は
 やはり納得のして・・・が良いですね。
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