kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

生き様

2006-05-06 | Weblog

只今 埼玉 行田より帰宅。

まっちゃんの休みを利用して自宅の修繕(フェンスのペンキ塗り)

お天気にも恵まれ シンナーの匂いにもめげず、

5時間格闘 一部残して夕飯最中(19時)

伯父さん(母の義理兄)危篤の電話。。。

糖尿病による腎不全で透析をして5年、

12年前に伯母さんを亡くし、独身息子と二人暮らし、

肺炎を起こし多臓器不全で人工呼吸。。。

とりあえず車で走ること3時間

最悪の事態は免れ、小康状態に一度解散、自宅待機に・・・

先程 無事帰宅。。。


「人間は生きたように死んでいく・・」

皆さんは自分の最後を描いていますか?

残していく家族のためにも、

そして自分の人生の集大成としても、

最後の末路は家族に示しておくべきだと改めて実感。

死んでしまえば分からない・・・そんな ふざけた話しは、

お尻ペンペンです。

本来は生きているうちに

関わっている人にお礼を言うべきだと思いますが、

奇しくも 別れる場面に遭遇したら、

命の感謝を回りの人たちに示していただきたいものです。

その形が亡き人の魂と共に葬儀という式で、

亡き人に成り代わり、「有り難う」を伝えることになるのです。

お金をかけることが葬儀ではありません。

心からの誠意の表現が次の世代の指針となることを、

先人は心して欲しいと思います。

延命治療の在り方、自分はどうしたいのか?!

日頃から家族に伝え、遺言状を認めておいて下さい。。

それが 大人の証しです。

今ある命は まぎれもなく 多くの命のお陰なのですから・・・



「明日在りと 思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかな」