これは白木のマトリョーシカですが、真ん中から右に5つが台座のあるマトリョーシカ(1セット)。
真ん中から左4つが台座のないマトリョーシカ(1セット)。
白木で、この台座のないタイプは今まであまり見なかったのですが、今年の春ぐらいから見かけるようになりました。(買ってから中を確認しなかったので、気がついたら5個組のはずが、4個組が一組混じってました…)
今までの台座のあるタイプと比べて、さらに軽くて、木ですが柔らかい手触りで、形も少しふっくらしています。
でも、台座のある方が普通なので、台座がないと、途中から始まってる気がします。
それで、うちにある台座のないロシアのマトリョーシカを探してみると、下の5組が見つかりました。(他の大部分は普通に台座があります。)
以前マトリョーシカノート3にも登場した古いトヴェーリ系のマト。
一番大きい子の裏に生産者のシールも貼ってあるので、半端ものではないですが、
道上克さんの「マトリョーシカノート3」にもほぼ同じものが載っていて、「産地を特定できない」と書いてあります。古いものだと思いますが、このちょっと悲しそうな顔が好きです。描かれている線もすっきりときれいです。
他の三組は、以前、京都のヴェスナというお店で購入しました。
全て最近のもので、正確にはロシアではなく、ベラルーシ共和国製だそうです。
1900年にパリ万博で発表されたマトリョーシカの復刻版タイプ。世界的にデビューした記念のマトリョーシカ。
胸の模様が日本のこけしみたいなマトリョーシカ。ボディーも着色されてません。6ピース。
これは、腕を組んだきれいなお姉さんがちょっとえらそーな感じですがなかなかかわいい。これも4ピースという微妙な数です。
台座のないのは、私の持っている中でもわずかです。ロシアの地図(歴史を含めての)はよくわからないのですが、やはり本流というか、本家本元は台座有りなのでしょうね。
2011年1月9日のブログに出ているベトナムや中国のマトリョーシカは台座がないです。(写真ではわかりませんが、中国のは木が硬くて重いです)
また、私は持っていませんが、たしかインド製のマトリョーシカも台座がなかったような気がします。
台座を彫り出すのは、きっとそれなりにろくろの技術がいるのかなと思います。
ただ、写真の白木の台座なしマトリョーシカは made in Russia です。
…よくわからないですね…(^^;)
私は欠品以外、台座がないのは、たぶんkaratさんのものがはじめてかしらね(笑)。
ちょっと調べてみただけですが…。マトリョーシカ話にはついこだわってしまいますね…。