フィリピンに行っていた L さんからお菓子のお土産をいただきました。
タマリンドの実の砂糖煮にグラニュー糖をまぶしたようなお菓子で、食べてみるとちょっと甘い干し梅みたいな味でした。
タマリンドって、これ↓
以前南の島でビーチコーミングをしたときに拾いましたが(下の左端に写ってます)、タマリンドは海を漂ってきたのではなく、草むらにも落ちていて、上を見ると「タマリンドの木」がありました。
食べられると分かっていれば、食べてみたのに…。
いや今回の問題は、その中の種子の方。
さざれ石のような、大変固い種子が一つずつ中に入っていました。平均して径1㎝くらいの種子です。
つやつやで、互いにぶつかるとカチカチ音がして、何だか魅力的な種子です。どうやらビーチコーミングで拾いたいとあこがれているモダマの仲間みたいです…。全部洗ってとっておこう…。
それから、ポルボロン…。口の中でほろっと崩れて、「麦こがし」の洋風版のよう。
名前が西洋風なので、もしやフィリピンはどこの植民地だったのかと調べたら、スペインでした。(これは常識?社会科は最も苦手としていたので…)
ポルボロンはスペインの郷土菓子でもあるみたいでした。
それからこれ↓。日本ではとうに使わなくなったようなざら紙に包まれていたのは、
フィルムに包まれた、お餅。 (このざら紙、アジアっぽくていいです)
ココナツ風味の「すあま」みたいでした。
何だか日本のお菓子にも似たなつかしい感じのものばかり。
が、今回の目玉は、なんといってもタマリンドの種子。南国を感じました。
ちょっと残念なお知らせが(笑)。タマリンドの種もマメ科ですが、あれは大きな木に生る実です。そして、モダマ類は蔓の実です。ちょっとジオクレアとかに似ているかもしれませんが、モダマ類の実はもう少し大きいと思います。
タマリンドはもともと酸っぱいものですが、品種改良されて甘酸っぱいのもあります。確か種も炒ったら食べられるんじゃなかったかしら。どこかで食べた記憶があります。ジャックフルーツの種も食べられるし、食べられる種もいろいろありますね。もちろんカシューもですが。
あー、種はとても小さいけどモダマの仲間かと思ったんですけどねー(^^;)。残念。。。
この種は、知らずにがじっと噛んだら歯を痛めそうな硬さです。よく青梅の甘煮が入った和菓子で、噛むときに気を付けてくださいと注意書きしてあるのがありますけど、あんな感じです。
本年もどうぞよろしくお願いします。