「カンタ」も「ノクシカタ」も最近知った言葉ですが(→「カンタと刺子」、
成文堂新光社の「アジアのかわいい刺繍」によると、
カンタはインド西ベンガル州、およびバングラデシュで作られる刺子の布でカンタは「刺す」または「刺子の布団」を意味します。
そしてノクシカタは、上とほぼ同じ地域で作られている刺し子(刺繍)で、「模様の」という意味のノクシと、「刺子」を意味するカンタが合わさってノクシカタと呼ばれるようになった、ということです。
カンタは地の布にもともとプリント模様があり、刺しているのはただ運針模様のようで、ノクシカタは無地の布にいろいろ模様が刺繍されているようです。
これは、4~5年前にフェアトレードをうたうショップで刺繍に惹かれて買ったシャツブラウス。
裏を見ると 明らかに手仕事で、
日本人デザインのバングラデシュ製。
今思うと、これがノクシカタで、通常のそれは全面刺繍だけれど、日本で着用しやすいようにデザインされたものかな…と。
それにしてもこれだけでも見事な刺繍。
次いで、最近「カンタ」を自作しようとしたショール。
カンタは基本リサイクル(着古して柔らかくなった布を重ねて、ランニングステッチを施したもの)
なので、私も着なくなったシャツブラウスを四角くカットしてつないでカンタにしようとした…。
が、しかし、これを全面運針模様で埋めるなど到底無理!と分かったので、
はいだところだけを押さえステッチして終わりました…。
これでは、カンタもどきどころか、ただのパッチワークショールですが、シルクとコットンなので、ちょっと重みがあり、さらっとしてて、初夏から夏にかけてのショールにぴったり (…言い訳) (^^;) 。
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