リンゴ狩りに行った人にリンゴを分けていただきました。色々な種類があり、とても新鮮。さすがもぎたてです。
それで、前から気になっていた「リンゴかご」を紙バンドで編んでみました。
お手本は、高宮紀子著「和のかごとざる」。
六つ目編みの技法です。本を見ながらですが、私にとってはかなり頭の体操になりました。
操る紐は三本で、三本がお互いに押さえあう感じで、網目は六角形だけど角の立ち上げだけは五角形で、サッカーボールみたい…。たまには頭も使わなきゃね。
そういえば昔、「頭ばっかりでも、体ばっかりでもダメよね~♪」というコマーシャルがありました。
全体はこんな感じ。
実際のリンゴ籠は津軽地方の工芸品で、竹とか蔓で作るのでしょうが…。
他のいろいろな紙バンドで作るかごのハウツー本は大体最後は糊で始末するようになっているのですが、そうするとどうしても乾いた糊の跡が出てきたなく見えます(糊の始末が下手)。でもこれは一切糊を使っていないので仕上がりがきれい。リンゴをこれだけ入れて持ち手を持つと、かごは少々変形しますが、持ち手は下を二重に通っているし、それと交差するように補強材も入っているので、底が抜ける心配はありません。