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碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

小沢昭一さんが亡くなった

2012年12月11日 | テレビ・ラジオ・メディア

小沢昭一さんが亡くなったことを、東京新聞の夕刊で知った。

中学生の頃から、ずっとラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」(TBS)を聴いてきた。

少年時代には、小沢さんの独特の語り口を通じて、大人の男の世界を垣間見るような楽しさがあった。

そして、大人になってからは、その反骨精神や洒脱さに憧れた。

著書もたくさんあって、随分読ませていただいた。

つい先週末も、札幌駅の札幌弘栄堂書店で、永六輔さんとの共著「色の道商売往来」(ちくま文庫 2007年)を見つけて買ったばかりだが、偶然とは思えない。

追悼の意味で、この本を、じっくり、ゆっくり読ませてもらおうと思う。


小沢昭一さん、享年83。

合掌。



テレビマンユニオン会長の講演

2012年12月11日 | テレビ・ラジオ・メディア

大学で講演会があった。

上智大学創立100周年記念事業
国際基督教大学創立60周年記念事業
「日本からの発信、日本への紹介~文化による国際理解」

ぞれぞれの大学のOBによる基調講演があり、ICU側の講師が、テレビマンユニオン会長の重延浩(しげのぶ・ゆたか)さんだった。

上智側は、ナビタイムジャパンの創業社長である大西啓介さん。


重延さんは、私が在籍していた頃は社長を務めていた。

ちなみに現在の社長は、同期の加藤義人だ。

まずは、会場で重延さんにご挨拶。

「21世紀のメディア論~デジタルヒューマニズム」と題した講演では、これまで海外を舞台に番組を作った際の、「国境」などのテーマ設定とその制作手法について話をしてくださった。

相変わらずお元気だし、また鋭い論客であることも変わっていなかったです。