大学からの帰途、『文藝春秋SPECIAL 映画が人生を教えてくれた』を入手。
表紙には「季刊夏号」とある。もう初夏だもんなあ。今日も暑かった。
巻頭エッセイに、小林信彦さんや内田樹さん、蓮実重彦さんの名前がある。
「初めて映画を観たのは四歳の時だった」で始まる小林さん。昭和も、ようやく二ケタになった頃だ。戦前・戦中の子どもの映画体験である。
内田さんは、映画館という「場所」をめぐる回想だ。
続いて、「私が衝撃を受けた作品」という同じテーマで、複数の映画監督の文章が並ぶ。
新藤兼人監督ががベルトリッチの『暗殺の森』。
篠田正浩監督が『第三の男』。
大島渚監督作品『太陽の墓場』を挙げたのは崔洋一監督だ。
それぞれ面白い選択ではないか。
この他、「ジャンル別ベストテン」や「私の人生を変えた映画」といった特集も読ませるが、単純に興味深いのが「心に残る映画スター・ベスト10」だ。
邦画編を白井佳男さんが、そして洋画編を品田雄吉さんが選んでいる。
その中の、日本の女優さんのベスト10は・・・
01 吉永小百合
02 原 節子
03 高峰秀子
04 夏目雅子
05 岸 恵子
06 岩下志麻
07 宮沢りえ
08 若尾文子
09 松 たか子
10 松坂慶子
・・・である。
白井さんが、それぞれを選んだ理由などは、ぜひ本誌でご覧いただくとして、私としては、「往年の・・」といった女優さんに混じって、ゴヒイキの松たか子サンが入っているのが嬉しい(笑)。
ドラマも何本か制作してきたが、フリーのプロデューサーとなった今でも、「松たか子さんでなら、1本作ってみたい」と思ったりする。
まあ、そんなこんなで、映画ファンには嬉しい1冊だ。
表紙には「季刊夏号」とある。もう初夏だもんなあ。今日も暑かった。
巻頭エッセイに、小林信彦さんや内田樹さん、蓮実重彦さんの名前がある。
「初めて映画を観たのは四歳の時だった」で始まる小林さん。昭和も、ようやく二ケタになった頃だ。戦前・戦中の子どもの映画体験である。
内田さんは、映画館という「場所」をめぐる回想だ。
続いて、「私が衝撃を受けた作品」という同じテーマで、複数の映画監督の文章が並ぶ。
新藤兼人監督ががベルトリッチの『暗殺の森』。
篠田正浩監督が『第三の男』。
大島渚監督作品『太陽の墓場』を挙げたのは崔洋一監督だ。
それぞれ面白い選択ではないか。
この他、「ジャンル別ベストテン」や「私の人生を変えた映画」といった特集も読ませるが、単純に興味深いのが「心に残る映画スター・ベスト10」だ。
邦画編を白井佳男さんが、そして洋画編を品田雄吉さんが選んでいる。
その中の、日本の女優さんのベスト10は・・・
01 吉永小百合
02 原 節子
03 高峰秀子
04 夏目雅子
05 岸 恵子
06 岩下志麻
07 宮沢りえ
08 若尾文子
09 松 たか子
10 松坂慶子
・・・である。
白井さんが、それぞれを選んだ理由などは、ぜひ本誌でご覧いただくとして、私としては、「往年の・・」といった女優さんに混じって、ゴヒイキの松たか子サンが入っているのが嬉しい(笑)。
ドラマも何本か制作してきたが、フリーのプロデューサーとなった今でも、「松たか子さんでなら、1本作ってみたい」と思ったりする。
まあ、そんなこんなで、映画ファンには嬉しい1冊だ。
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