サン・ピエトロ広場と大寺院、システィナ礼拝堂、パンテオン・・・
ヴァチカン&ローマの旅、しちゃいました。
それも日帰りで(笑)。
映画『天使と悪魔』である。
いやあ、楽しめた。
ラングドン教授(トム・ハンクス)に引率されての“ミステリー・ツアー”は、スピーディでいながら、中身の濃いものだった。
「コンクラーベ」という教皇選挙を背景に、次々と起こる殺人事件。
謎の秘密結社「イルミナティ」。
宗教象徴学の知識を生かして事件を解明していくラングドン。
さらに、時限爆弾の危機も迫る。
あの金田一耕助だって、殺人自体を防ぐことはなかなか難しいわけで、ラングドンも大変なのだ。
それにしても、西洋における宗教、というかキリスト教の存在の重さを感じる。
舞台が日本で、仏教を扱ったとしても、こんな物語は生まれないだろう。
その物語展開の中に、膨大な“薀蓄”を巧みに織り込んでいくロン・ハワード監督の手腕も、お見事。
シリーズ次回作はいつなのか。
まずは、オススメの一作であります。
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