九頭龍神社のくだりに辿りつくまで、時間がかかってしまいましたが・・・
今日、13日は、いよいよ、九頭龍神社の月次祭 
朝、7時半。井上は、【ザ・プリンス箱根】のル・トリアノンにて。
慌ただしくバイキングの朝食を・・・


美味しそうなお料理がたくさん並んでいる上、シェフがその場で好みの具を入れたオムレツを焼いてくださるサービスも行われていましたが。
時間も迫っていたので、井上は比較的空いているトコロから、
野菜中心のメニューとクロワッサン、そしてコーヒーをセレクトいたしました。
お皿にきれいにレイアウトする時間もなく、味気ない写真でごめんなさい 
8時45分。チェックアウトを済ませ、フロント前に集合。
九頭龍神社に向かう、ほかの方たちと一緒にホテルのバスにて、
元箱根にある遊覧船の船着き場まで送っていただきました。
芦ノ湖のほとりにある九頭龍神社へ入るルートは二つのみ。
井上のように元箱根から船で向かう。(モーターボートのチャーターもできるそうです)
もうひとつは、【ザ・プリンス箱根】横から伸びる緑豊かな遊歩道を15分ほどかけて歩いてゆく・・・
お天気も穏やかだったので、徒歩での参拝もいいかなと思ったのですが、
遊覧船も体験してみたく、今回、井上は船での参拝を選びました。
さて。船着き場に着いたとたん。
同じバスにいた方たち・・・大半は女子の二人組は、
ダッシュで船の方に向かってゆきました。
その船着き場には・・・・会議で使うような長いテーブルがいくつも置かれ、
みなさんなにやら、書き込んでいる様子。
それは・・・

こんな封筒。
同行してくださったホテルのスタッフ、稲葉さんによると、
これは御神前に奉上するご祈祷の申し込みで、(強制ではないので、しなくてもOK)
名前と住所、そして【願意】・・・つまり願い事を書き込み、
初穂料(2000円)を中に入れるとのこと。
そのとき、このような袋も・・・

中には、小豆とお米のようなものが入っており、
お参りしたあと、芦ノ湖に撒くそうです。
しかし。
私が稲葉さんから説明を受けている傍らでは、
殺気だち船に乗り込もうとする人と、
この封筒に願い事を書き込む人たちで、大混雑 

上の写真は、元箱根と九頭龍神社近くの船着き場を往復する遊覧船の乗船証。
(1000円です)
稲葉さんと待ち合わせの時間を決め、
井上は9時10分発の船に、ぎりぎり乗り込みました。
遊覧船は、九頭龍神社を目指す方たちで満載 

いちばん上のデッキまで上り、見渡すと、
湖岸には、次の船を待つ人たちが、道にまで長い列をつくっていました 
出向して間もなく、右手に箱根神社の鳥居が見えてきました。

海賊船と呼ばれる遊覧船も。

正面に、富士山が見えると、乗客の間に歓声が沸きあがりました。
今朝、雪をかぶったその美しく雄大な姿をホテルの部屋から堪能したばかりというのに、
私もまたデジカメのシャッターを押していました。
前日、案内していただいた【龍宮殿】の優美なたたずまいにも、感銘いたしました 
湖の澄みきった空気で凍えつつある指で、デジカメのシャッターを切り、そして。
出航して15分ほどで、九頭龍神社にほど近い神山港に到着。

船をあとにしたみなさん、足早に神社の本宮へ通じる一本道を急ぎます。
私も、そのあとに続きました。

5分ほど歩くと、朱色の建物が・・・
もとより、ちいさな神社であることは知っておりましたが。
とにかく、参拝される方があまりに多く。
列に並んだものの、なかなか前には進みません 

10時近くなり。ようやく宮司さんたちの動きが見える距離まで近づいたのですが。
そこで、月次祭なるものがはじまりました。
何百人もの方たちが、神殿をぐるりと取り囲み、
宮司さんによるお話に続き、厳かな祝詞・・・
そして。湖畔に打ち寄せる、波音。
井上もとても厳かな気持ちになり、頭をたれました。
しかし・・・
ロープで仕切られた参道には、参拝される方たちで身動きもとれず。
幸いにして持参した貼るカイロで、おなかと背中はぬくぬくしていましたが、
足先が凍えそう・・・
この月次祭が終わったのは、11時過ぎ。
そののち。参拝が許され。

井上も、お参りしてまいりました 

のちに稲葉さんに伺ったところ、
当日は1500人近い方たちが参拝されたとのことでした。
追伸
この日は、日本テレビ系列、朝の情報番組【Zip !】の取材が入っており、
今回の月次祭の模様が、(たぶん)17日、
(はてなび)というコーナーで紹介されるそうです。