明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

サプライズ!(追記)

2008-01-12 14:08:45 | 生活
社内報をやっていたときにお世話になっていた、
取引先の常務だったFさん。
(現在は、もう退職されている)
結婚の報告や年賀状を出してみたけれど返事がなく、
お元気にされているのかなぁと気になっていた。
しばらくして、返事の年賀状が来たので、お元気だったかとほっとした。
同じ年代の方で、大きな病気をなさった方を知っていたので、
とりあえず元気なことだけ知れて嬉しかった。

そうしたら、今日、サプライズ!
Fさんから宅配で結婚のお祝いが届いたのだ。

志野の湯呑み。
薄い桃色をした、美しく上品な湯呑みだった。
私は志野が好きだといつも言っているが、
どうしてわかったんだろう、と思った。
なんと、お祝い金も包んでくださっていた。

なんだか胸がいっぱいになって、すぐにお電話をしたのだけれど、
残念ながら出られなかったので、とりあえず留守電をいれておいた。
でも、その後、Fさんから折り返しお電話があり、
久しぶりにお声を聞いた。元気そうだった。
私は少し泣きそうになった。

なんでも、この志野の湯呑は、奥様のご親戚の陶芸作家さんの作品だとか。
「茶の渋みがついたら、もっとカッコよくなるからね」
と、自分も使っていると教えてくれた。
東京の人の口調。
久しぶりで、一気にいろんな想いがこみ上げてきた。

これはもう私の勝手な片想い。
F氏のことは、父のように慕い、仕事における情熱を尊敬してきた。
7年くらいは一緒にお仕事をさせてもらったんだろうか。
取引先でありながら、同じ会社の仲間のように接してくれ、
時には一緒にディズニーランドへ行ったり、飲みに行ったり、
そういうお付き合いをさせてもらっていた。

退職され、たまにメールをするくらいになり、
私が社内報を辞め、いよいよつながりは途絶えた。
だけど、お元気かどうか、それだけ知りたくて、
思い切って年賀状を出してみたら、こんなお祝いが……。
「私、そんなつもりじゃなかったんです」と言うと、
「わかってるよ。ずっと気になっててね。贈り物するタイミングがなくて。
でも、うちの家内がお世話になった方に何もしないのは
失礼だっていうし、そんなら今回、思い切って送ろうと思って」
と言ってくださった。
ほっとして、
「私、年賀状差し上げたりするのも、ご迷惑かと思って……」
と言うと、「そんなことないよ。また何かあったらメールででも知らせてください」と。
そして、「焼酎じゃなくて、お茶を飲んでね」と笑った。

今年最初の、そして最大のサプライズ。
大切に、大切に、一生大切に使おう。
私の宝物だ。

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