この間、朝早くに玄関先から声が聞こえてきた。
ちゅん、ちゅん、ちゅん、ちゅん……
鳥?!
確かにこの辺りは小鳥が多く飛んでいるけれど、どうもその辺りを跳びまわっているような声ではないのだ。
確かにドアの前から聞こえてくる。
それも、すごくでかいし、たくさん。
そっと開けてみると……
かっ、かわいいっ!!
ドアのすぐ前ではなかったが、ちょっと離れたところに、
スズメが10羽くらい、並んでこっちを見ているのだ。
「……どうしたの?」
声をかけたら……
ばさばさばさっ……
……飛んで行ってしまった。
「怖くないよーーー優しいよーーー!」
叫んでみたが、私の声は届かず……。
でも、なんだかこのかわいいお客さんが嬉しくて、
「なんで来てくれたんだろう。こんなこと初めてだなぁ」
なんて、ほのぼのしていたら……。
はっ!!!
表札の下に飾っていた、手作りの注連飾りの稲が食い荒らされている!!
下を見れば、喰い散らかした稲の残骸が……。
どうやら、私を訪ねてきてくれたわけではなく(当たり前か)、
この稲が目的だったようだ。
一瞬がっかりしたものの、
あの10羽くらいが並んでこちらを見ていた姿を思い出すと
かわいくて、ほっこりした。
「今、スズメがいっぱい来たよ~」
そういいながら、彼を起こした、そんなある朝の出来事。
ちゅん、ちゅん、ちゅん、ちゅん……
鳥?!
確かにこの辺りは小鳥が多く飛んでいるけれど、どうもその辺りを跳びまわっているような声ではないのだ。
確かにドアの前から聞こえてくる。
それも、すごくでかいし、たくさん。
そっと開けてみると……
かっ、かわいいっ!!
ドアのすぐ前ではなかったが、ちょっと離れたところに、
スズメが10羽くらい、並んでこっちを見ているのだ。
「……どうしたの?」
声をかけたら……
ばさばさばさっ……
……飛んで行ってしまった。
「怖くないよーーー優しいよーーー!」
叫んでみたが、私の声は届かず……。
でも、なんだかこのかわいいお客さんが嬉しくて、
「なんで来てくれたんだろう。こんなこと初めてだなぁ」
なんて、ほのぼのしていたら……。
はっ!!!
表札の下に飾っていた、手作りの注連飾りの稲が食い荒らされている!!
下を見れば、喰い散らかした稲の残骸が……。
どうやら、私を訪ねてきてくれたわけではなく(当たり前か)、
この稲が目的だったようだ。
一瞬がっかりしたものの、
あの10羽くらいが並んでこちらを見ていた姿を思い出すと
かわいくて、ほっこりした。
「今、スズメがいっぱい来たよ~」
そういいながら、彼を起こした、そんなある朝の出来事。