しばらくまともに仕事をしていないと、なかなか仕事の感覚が戻らない。
3月後半からずっと、飲んだくれて遊び暮らしていた。
あんなに仕事が集中していたのは一体何だったのか?
この暇な時間をあの時の私にくれてやりたいよ……
というか、すぐこんなふうにヒマになるのは、トータルしての仕事量が少なすぎるのが問題だ。
この2年ほど、ずっとこんな感じだなぁ……。
自分の周りのライターさんたちは、いつ話を聞いても忙しそうで、本当に羨ましい。
しかし、羨ましがることすら、私には出すぎた行為。
就職活動もせず、どこの組織にも属さず、勝手気ままに生きてきたツケなんだと思う。
他の人たちはちゃんと何年も勤めて、社会人として、ライターとしての基礎と人脈を作ってから独立しているわけで。
私なんかとはスタートラインが違うのだから、「今」が違って当然。
こういう人生のリスクを背負うことを承知で生きてきたのだから、ぼやいても仕方が無いのである。
決して卑屈になることなく、また地道に営業しつつ、来年の新たな活動に向けての準備を進めていこう。
毎日書きたい想いはあふれてくるが、いろんな意味で立ち止まることも多く、
この数日は日記も書けていなかった。
言葉にするのが難しい感情もある。
でも4月だし、春だし。
ようやくしょぼしょぼと仕事も入ってきているし、
今週から気持ちも新たに規則正しくまともな生活をしようと気合を入れて、これを書いている。
そして、ちょっと食傷気味……
しばらくはお酒も控え、自分が作る素朴な家庭料理を食べようと思う。
花壇のビオラがどんどん咲き始めた。
家の中も切り花が少しずつ増えてきて、春が来たなぁと感じる。
朝、庭へ出て花の世話をするのがホッとする瞬間。
日差しも明るく、あたたかい。
この日本で起きている惨状が嘘のよう。
さて、日曜の夜は夫と京都の「都雅都雅」へ行った。
↓このライブを見に。
KANSAI BRAND SOUL vol.1
・ 小林エミ(田中晴之(G)・山田晴三(B)・小林健治(Dr))
・ 歌屋BOOTEE(カサスリム(Vo/G)・芳賀正浩(Vo/G))
・ 西野やすし & The KANSAI(和田八美(Vo/Pf)・山田晴三(B)・小林健治(Dr))
・ ザ・ツインズ(小竹 直(Vo/G)・小竹 親(Vo/G))
・ まんにゃわ素(宅間 顕(G)・川辺ぺっぺい(B)・中村 岳(Per)・木村和人(Per)・三井雅弘(Vo)
ホスト役の三井さんが、久しぶりに関西ブルースのノリを思い出させてくれた。
小林エミさんもよかったな……soulがあって。
ライブ中、「関西から元気にしていこう!」みたいな話はどうしても出るんだけど、
たくさんのお客さんの盛り上がりの中、
それまでもわかっていた感覚なのに、ずっと言葉にできなかった想いが、
突然、言葉になって浮かんできた。
被災者の人達に対して「お気の毒」と思う気持ちはおそらく皆、当然あり、
何かできることを……と、それぞれが募金なりボランティアなりを行っている。
「こんな時期だから」と自粛することも理解できるし、
また、「自粛はかえってよくない」と普通に生活することもまた理解できる。
こういういろんな想い、行動の裏に潜む共通する「何か」。
「関西から日本を元気にするんや!」と叫び、応える人々。
2杯目のバーボンを飲み、長時間タバコの煙にまみれて気持ち悪くなる胸を押さえながら、
私は何か地震が起きてからずっともっていた感覚を「言葉」として実感した。
それは、「他人事じゃないんだ」ってこと。
被災した人の苦しみや悲しみなど、100分の1もわからないし、わかるはずもない。
だから、そういう「優しさ」みたいな話じゃなくて、
客観的に、同じ国に住む者として、ものすごく緊迫した事態なんだってこと。
あの土地の農業は?漁業は?酪農は?
日本の経済は一体どうなるのか。
そして、原発はどこまで被害が広がるのか。
これは他人事じゃない。
これから何年もかかって、日本全体が負わなければいけないものだ。
知らんふりをしても、何らかの形で多少なりとも自分自身にもふりかかるはず。
それは、食料のことかもしれないし、仕事のことかもしれないし、
もしかしたら、人体的なことかもしれない。
不景気は拍車がかかるだろうし、
ただでさえ悪かった雇用環境もますます悪くなることは間違いない。
毎日普通に生活はできているけれど、そんな漠然とした不安がどこかにあって。
それを被災していない地域の人々も皆感じているような気がする。
「関西から日本を元気にするで~!」と叫ぶ人に応えながら、
私はその瞬間、被災地のことを思ってではなく、
自分自身の不安を振り払おうとしているように感じてドキッとした。
途中で気分が悪くなったのは、そのせいかもしれない。
この日、どうしてもブルースが聴きたくてこのライブへ行ったが、
残念だったのは、ブルースが根底にあるミュージシャンたちなのに、
この日のライブはベタなブルースがなかったこと。
私は不完全燃焼。
今の自分にはブルースが足りない。
それで、春の爽やかな青空にはふさわしくないメンフィス・スリムを
今日もひたすら聴いている。
3月後半からずっと、飲んだくれて遊び暮らしていた。
あんなに仕事が集中していたのは一体何だったのか?
この暇な時間をあの時の私にくれてやりたいよ……
というか、すぐこんなふうにヒマになるのは、トータルしての仕事量が少なすぎるのが問題だ。
この2年ほど、ずっとこんな感じだなぁ……。
自分の周りのライターさんたちは、いつ話を聞いても忙しそうで、本当に羨ましい。
しかし、羨ましがることすら、私には出すぎた行為。
就職活動もせず、どこの組織にも属さず、勝手気ままに生きてきたツケなんだと思う。
他の人たちはちゃんと何年も勤めて、社会人として、ライターとしての基礎と人脈を作ってから独立しているわけで。
私なんかとはスタートラインが違うのだから、「今」が違って当然。
こういう人生のリスクを背負うことを承知で生きてきたのだから、ぼやいても仕方が無いのである。
決して卑屈になることなく、また地道に営業しつつ、来年の新たな活動に向けての準備を進めていこう。
毎日書きたい想いはあふれてくるが、いろんな意味で立ち止まることも多く、
この数日は日記も書けていなかった。
言葉にするのが難しい感情もある。
でも4月だし、春だし。
ようやくしょぼしょぼと仕事も入ってきているし、
今週から気持ちも新たに規則正しくまともな生活をしようと気合を入れて、これを書いている。
そして、ちょっと食傷気味……
しばらくはお酒も控え、自分が作る素朴な家庭料理を食べようと思う。
花壇のビオラがどんどん咲き始めた。
家の中も切り花が少しずつ増えてきて、春が来たなぁと感じる。
朝、庭へ出て花の世話をするのがホッとする瞬間。
日差しも明るく、あたたかい。
この日本で起きている惨状が嘘のよう。
さて、日曜の夜は夫と京都の「都雅都雅」へ行った。
↓このライブを見に。
KANSAI BRAND SOUL vol.1
・ 小林エミ(田中晴之(G)・山田晴三(B)・小林健治(Dr))
・ 歌屋BOOTEE(カサスリム(Vo/G)・芳賀正浩(Vo/G))
・ 西野やすし & The KANSAI(和田八美(Vo/Pf)・山田晴三(B)・小林健治(Dr))
・ ザ・ツインズ(小竹 直(Vo/G)・小竹 親(Vo/G))
・ まんにゃわ素(宅間 顕(G)・川辺ぺっぺい(B)・中村 岳(Per)・木村和人(Per)・三井雅弘(Vo)
ホスト役の三井さんが、久しぶりに関西ブルースのノリを思い出させてくれた。
小林エミさんもよかったな……soulがあって。
ライブ中、「関西から元気にしていこう!」みたいな話はどうしても出るんだけど、
たくさんのお客さんの盛り上がりの中、
それまでもわかっていた感覚なのに、ずっと言葉にできなかった想いが、
突然、言葉になって浮かんできた。
被災者の人達に対して「お気の毒」と思う気持ちはおそらく皆、当然あり、
何かできることを……と、それぞれが募金なりボランティアなりを行っている。
「こんな時期だから」と自粛することも理解できるし、
また、「自粛はかえってよくない」と普通に生活することもまた理解できる。
こういういろんな想い、行動の裏に潜む共通する「何か」。
「関西から日本を元気にするんや!」と叫び、応える人々。
2杯目のバーボンを飲み、長時間タバコの煙にまみれて気持ち悪くなる胸を押さえながら、
私は何か地震が起きてからずっともっていた感覚を「言葉」として実感した。
それは、「他人事じゃないんだ」ってこと。
被災した人の苦しみや悲しみなど、100分の1もわからないし、わかるはずもない。
だから、そういう「優しさ」みたいな話じゃなくて、
客観的に、同じ国に住む者として、ものすごく緊迫した事態なんだってこと。
あの土地の農業は?漁業は?酪農は?
日本の経済は一体どうなるのか。
そして、原発はどこまで被害が広がるのか。
これは他人事じゃない。
これから何年もかかって、日本全体が負わなければいけないものだ。
知らんふりをしても、何らかの形で多少なりとも自分自身にもふりかかるはず。
それは、食料のことかもしれないし、仕事のことかもしれないし、
もしかしたら、人体的なことかもしれない。
不景気は拍車がかかるだろうし、
ただでさえ悪かった雇用環境もますます悪くなることは間違いない。
毎日普通に生活はできているけれど、そんな漠然とした不安がどこかにあって。
それを被災していない地域の人々も皆感じているような気がする。
「関西から日本を元気にするで~!」と叫ぶ人に応えながら、
私はその瞬間、被災地のことを思ってではなく、
自分自身の不安を振り払おうとしているように感じてドキッとした。
途中で気分が悪くなったのは、そのせいかもしれない。
この日、どうしてもブルースが聴きたくてこのライブへ行ったが、
残念だったのは、ブルースが根底にあるミュージシャンたちなのに、
この日のライブはベタなブルースがなかったこと。
私は不完全燃焼。
今の自分にはブルースが足りない。
それで、春の爽やかな青空にはふさわしくないメンフィス・スリムを
今日もひたすら聴いている。
光の入り具合が本当にきれいです。
こんな日常なんですねー。うらやましい。
わたしのテキトーな暮らしが恥ずかしいです。こちらに来て、花なんて飾ったことがなかったです、お恥ずかしい。
他人事ではなく、それが自らにまで火の粉が及ぶことまで考えていたかどうかはそれぞれ違うかもしれないけれど、
かおりさんがどきっとして気分が悪くなった感覚は共感できる気がしました。
昨夜の地震、わたしはまた一瞬パニックに陥りました。被災していないのにね。
海の環境保全のための植林活動をしながらカキ養殖業を営む気仙沼の漁師、畠山重篤さんが言っていました。
「それでもわたしたちは海でしか生きられない」って。人の造ったものは壊されたけれど、山や海があるからやり直すとも。
わたしはそういった覚悟のようなものが一切自分の中にないなあと感じました。
「人の造ったものは壊されたけれど、山や海があるからやり直すとも」
これ読んで、杜甫の「国破れて山河あり」を思い出しました。
全然関係ないけど。
無常観をもってしまう、今日この頃です。
どこで、何と(誰と)共に生きていくかは、人それぞれだもんね。
「そこでしか生きられない」人もいれば、他で生きられる人もいる。
そんなものだと思います。
覚悟ができてるから偉いってわけでもない。
よそで生きる覚悟ができている人のほうが、すごいと思う人もいるでしょう。
私は、お花が好きなんです。
花と母と幼少時代の話は、また今度しますね。
褒めてくれて、ありがとう。
もう一度読み返したい日記を探してたらこの写真見つけ「綺麗~~~」って思ったらあのフラワーベースじゃないですか。
写真見た時「花瓶も花も喜んでる」って思いました。
そして私の心が喜んでいます。
ありがとう
「もう一度読み返したい日記」が何か気になりました(笑)
子育て大変だと思うけど、
体調に気をつけて楽しんでくださいね^^
あのフラワーベースは大活躍!
というか、もうリビング出窓の定位置で、
いつも何かお花が飾ってあります。
改めてありがとうございました。
ナイショ
自分をリセットするのにいい文章が
あちらこちらにあるもんで
よく読み返しています