明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

ハラヘリ恐怖症

2011-11-10 12:43:31 | 生活
昨日は、某エアコンメーカーの広報チームとサイトの打ち合わせ&ヒアリング。
6人ほどで集まって、いろいろ大事な話をしていたら、

突然、

きゅーるるるるる・・・・・きゅーるるるるるる・・・

と、長い長いおなかの音が

誰も何も言わない。

またしばらくすると、

きゅーるるるるる・・・・・きゅーるるるるるる・・・

長い長い・・・20秒くらい。

またシーンとする。何事もなかったかのように・・・。

打ち合わせは順調に進み、なんとかまとまったので、「明日コピー出します」ということで終了。
意外に時間がかかり、なんと5時間。
もう外は真っ暗だった。
ちょっとした疲れを引きずって、ディレクターのOさんと一緒に駅まで向かった。

「疲れましたねー」
「でも、充実してました」
なんてたわいもない会話をしながら歩いていたら、Oさんが言った。

「そういえば、誰かめっちゃおなかすいてる人いましたね」

ぎくぅ!

「なんかすごいおなかの音が聞こえてませんでした?誰やろ?」

ぎくぎくぅ!

「あのー、実はあれ、私なんです・・・

「ええっ!! めっちゃおなか鳴ってましたやん!」

「はい。私です・・・」

恥ずかしい。めっちゃ恥ずかしい。
いい大人の女性があんな長い長い長いおなかの音を深刻な打ち合わせ中に2回も!!

誰か「あ!おなかすいてる人いますね!」とかその場で言ってくれたら、
「いや~、私です。すみませーん」なんて言って、その場を笑いでごまかせたのだが。

ただシーンとして、皆が聞かないふりをしていた。
あれは本当につらかった。
しかし、一番離れていたOさんにも聴こえていたということは、全員に聴こえていたってことだな・・・

結局、「おなかはすいてなかったんですけど。なんでかな・・・」
と、どうでもいい言い訳をして終わった。

こういうことがあるから「ハラヘリ恐怖症※」を克服できないのだ。

※ハラヘリ恐怖症……長時間ごはんが食べられないため、お腹がすいて何らかの支障が出るのではないかと恐れ、
出かける前に異常なほど食物を詰め込んでしまうという病気。(民明書房刊『身近なココロの病』より)