明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

旅日記 7 ~ハプニング

2009-05-03 16:30:53 | Weblog
昨日の夜に行ったお店もよかった。
蔵王から仙台に戻って、疲れてグッタリしていたけど、適当な場所で食事…というわけにはいかない。
ホテルでガイドブックとネットを使い、真剣に店を探した。
ピーン!
きたよ、きたよ…旨いもんアンテナが動いた!
選んだのは「絆」という海鮮居酒屋。

行ってみると、これがまた大当たり!
普通の居酒屋の佇まいなんだけど、酒のラインナップがすごい!
「十四代」はいろんなスペックのものを揃えていたし、宮城の地酒はもちろん、全国の旨い酒がズラリ。
それも、吟醸クラスで600円、大吟醸クラスで800円とお手頃価格(130ml)

カウンターはいっぱいだったので、7人ほど入れそうな半個室に案内され、ゆっくりお酒を楽しめた。
お料理もその日の仕入れでメニューは決まるよう。
鰆のゆうあん焼き
イカの一夜干し
活車海老のお造り
吉次の煮付け
を食べた。
どれもめちゃくちゃ旨い。
さらに、付きだしがすごくて、卯の花、筍の和え物、穴子を煮てそぼろ状態にしたやつと、3種類も!
付きだしが旨い店は間違いないなぁ。

お酒も2人で7種類飲んだ。珍しいお酒が多く、非常に楽しめた。

夫と2人、ほろ酔い気分でホテルまでの道のりを歩いていたら、ちょっとしたハプニングが!
酔ってなくても私はよくぶつかったりこけたりするのだが、この時も足がもたついて、スッテ~ンと転んだ。
そして、一体どうなったのか、一回転して気づいたら道路に寝転がって空を仰いでいたのだ。
夫もびっくりしたが、大爆笑。

そして、悲劇はまだ続き、その後すぐに夫に押されて段差で足を踏み外し、左足首をくじいた。
あまりの痛さに酔いも覚め、涙がポロポロ出てきた。

痛いよ…

なんとかホテルまで帰り着き、死んだように眠った。

翌朝、ニュースで清志郎の訃報を聞いた。
しばし、呆然。

私にR&Bへの道を開いてくれた人。
オーティスもサム&デイブも清志郎が教えてくれた。

なんか、まだ信じられない。
元気になったらまたライブに行きたかったのに…

泉谷しげるは、絶対にこの死を信じないとコメントしていた。
フォーク時代からどれほど影響を受け、どんなに尊敬してきたか、その思いが伝わってきた。

清志郎…
逝くには早すぎるよ…

旅日記 6 ~いちめんすいせん

2009-05-03 08:53:38 | Weblog
蔵王のスキー場で「すいせん祭」が行われているということで、車で向かった。
なんでも雪がない間は水仙が植えられているとか。

これが思ったよりすごかった!
山の斜面に水仙が咲き乱れている様子は圧巻!
また、ちょうど見頃で、花がきれい。

さすがにスキー場だけあって、斜面がかなり急だから登るのは大変だったけど、ずっと見ていても飽きなかった。

ソフトクリームが売っていたので買いに行った。
前に並んでいたおばちゃんが可笑しかった。
「バニラトウニュウメロン」と書いてあって、もちろん「バニラ」「豆乳」「メロン」のこと。
確かに1行に並んでいたけど、それぞれ文字の色も違うし、下の行にはチョコやキャラメルなどもあるのに、おばちゃんは店員にこう聞いた。

「バニラトウニュウメロンってどんなのかしら?」

なんでやねん!

しかし、店員のお兄ちゃんは突っ込まず、親切に「これで一つじゃないです。バラバラですよ~」と教えてあげていた。
他にもいろいろトンチンカンなやりとりがあり、夫のところへ戻って話して大爆笑。
いやいや、面白かった。

水仙の後は牧場へ行って、ヤギや羊とたわむれ、またここでもソフトクリームを食べ、チーズ工場でチーズの試食をむさぼり食い、日帰り温泉へと行った。

盛りだくさんの1日。
しかし、まだまだ夜は長い~!

旅日記 5 ~雪どけの蔵王

2009-05-03 08:33:25 | Weblog
蔵王の御釜。
山の頂上から見える火山口。
季節や時刻によって、その色を変えていく。
夏には真っ青になるようだが、残念ながら雪どけが始まったところで、凍っているようだった。
それでも十分に、その雄大さ、自然の神秘に感動。

思えば、蔵王に行きたいと思うようになったのは学生時代。
宮本輝の「錦繍」で最初に2人が再会した場所が蔵王で、なんとなくドラマチックなものを感じたのだった。