明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

ウイスキー

2008-07-26 01:00:56 | 
また数日あいた。
毎日書きたいのだけど(書きたいことはいっぱいあるのだけど)、なかなか時間がとれなくて……
別に遊んでるわけでも、さぼってるわけでもないのだけど。

先日、サントリー山崎ウイスキー工場へ行った。
「シングルモルト探求セミナー」を予約して。

工場見学の後、いろいろなおつまみと一緒に6種類のウイスキーを味わえるという講座。なんと1000円!

工場見学はもう5回目?6回目?だけど、いつも楽しい。
ただ、暑さのためにすごいアルコールの匂いが充満していた。
いつもはひんやりとして心地良い貯蔵庫も、むっとしたアルコールの匂いで、さすがの私もむせるほどだ。
喉にくる。

見学の後、セミナーの部屋に行き、山崎10年、12年、18年、白州10年、12年、18年を味わう。
全部10mlくらいなのが淋しいところ……

セミナーなので、スライドでウイスキーについての講義もある。
その中で印象的な言葉があった。

サントリー創設者の鳥井信治郎の言葉だ。

 「醒めよ人
  舶来高信の時代は去れり」

ああ、今の時代にぴったりの言葉だと思った。
日本のウイスキーを作ろうと思った鳥井氏。
今もまた舶来信仰が揺らいできている。
日本人はいろんな力をもっている。何より世界で稀に見るほどの勤勉な国民だ。
なんとしても自給率を上げていかなくては。

そんなことを思いながら、鳥井氏の言葉を聞いていた。

ウイスキーはどれも美味しくて。
やっぱり比べてみると、山崎12年は群を抜いて旨い。
ただ、好みもあるので、なんとも言えないが。

私は山崎18年が好き。
シェリー樽で貯蔵された、甘みと熟した味わいがなんとも心地良い。

このセミナーのいいところは、またおつまみが旨いんだ。
京都の有名な「老松」の月餅や、「小倉山荘」の黒豆、アーモンドの落雁、めちゃくちゃ美味しいかりんとうなど、とにかくどれをとっても旨い。

今回は甘いものばかりだったが、これがまた意外にもウイスキーと合うのだ。
以前、マッカランとチョコレートケーキというマリアージュを試したことがあったが、これは本当に素晴らしかった。
甘いお菓子とウイスキーが合うっていうのはなかなかいいもんだ。

かなり楽しんで帰った。

この夏の旅行は、山梨へ行く予定。
白州のウイスキー工場がお目当てだ。
森の中にあり、そこを散策するだけでも楽しそうな場所にある。

どんなときもやっぱり酒がつきもの。
なんと素晴らしい人生かや。