明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

たこ焼き40個完食!

2008-01-28 00:12:17 | 生活
大阪人の家には、ほぼ100%「たこ焼き器」がある。
うちのは、鉄板のみのもので、それをガスコンロの上に置いて焼く。

朝、起きたら、彼が「たこ焼き食べたい」と言うので、材料を買ってきて、早速たこ焼きパーティー。
……と思ったら。

彼はなんだか仕事のトラブルに巻き込まれたようで、ずっと電話しながらパソコンに向かっている。
仕方なく、一人でたこ焼きを焼き、お皿に乗せて彼の部屋へ運ぶ。

今日、初めて一人でたこ焼きやったけど、
……一人でやるもんじゃねぇ!!

なんかねぇ、淋しいよ……。ものすごく。
この道20年の職人のようにクルクルと回していくのも、誰も見てくれないし。
汚れて後片付けも大変だし、
意外に材料費もかかるし、
こんなだったら、たこ焼き買ってきたらよかった……と思った。

それでも40個を一人で完食!!
昔は50個くらい軽かったのに、さすがに歳かね……。おなかいっぱいになった。

久しぶりに彼が家にいてくれて、私もお休みで嬉しかったのに、
結局、今日も彼はずっと家で仕事……。
そのうえ、この1ヶ月ほどの無理がたたったんだろうな、風邪をひいてダウン。
寝たり起きたりしながら仕事をしている。

私は今日は彼と遊ぼうと思って空けていたので、
なんだか淋しくなって、ずっと彼の部屋でマンガを読んだりしていた。
彼の風邪菌が撒き散らされた、非常に菌が繁殖しやすい適度な温度のある乾燥した、締め切った6畳の部屋で何時間も共に過ごした。
虚弱体質の人にとったら、ちょっとした自殺行為である。

「自分より体が弱い人の風邪はうつらないから」
と私が言うと、
「じゃあ、誰のもうつらへんやん!」と彼。
しばらく考えて、「……アキコの風邪くらいやな、うつるのは」とニヤリ。

注:アキコ=私の母(通称・鋼鉄の女

一緒に選挙(大阪府知事選)に行こうと言っていたのに、それも彼がダウンして眠ってしまったので、夕方遅くに一人で行くことに……。
帰りにダイエーに寄って、風邪ひきさん用グッズを買って帰った。

風邪薬。
冷えピタ。
みかん。
野菜ジュース。
フルーツジュース。
柔らかいポケットティッシュ(鼻セレブ)=明日会社に持っていく用。
ティッシュ5箱。

……どう見ても、家に風邪ひきの人が待ってるのバレバレのラインナップ。

帰って、彼にいろいろ買ってきたものを見せて、薬を飲ませると、
「優しい……」と感動している。
いやいや。
家で風邪をひいている人を見たことがないし、
風邪ひきさんにどう対応していいかわからないから、思いつくままにやってるだけだよ……。

ふふ。冷えピタ、初めて買ったよ。
どれくらい冷たいのか、早く見てみたいんだけど、彼は熱はないようで、なかなか試してくれない。
残念!

それにしても、一体いつになったら彼の仕事は一段落するのか。
昨日も土曜日だったのに、普通に朝から仕事に行っていた。
私は、ゆうちゃんといわさきっちとびりけんへ。

うまいものをたらふく食べた。


↑メカブの上に、アンキモ、トンブリ。
贅沢やのぅ。
アンキモが私は大好きなのだが、新鮮だからか、かなりあっさりとしていた。
また、この組み合わせが、マスターらしい。


↑この間、みつながさんと行ったときも食べたのだけど、
これは衝撃だった。
柚子の皮の中に、タラの白子と牡蠣、にんじん、かぶ(大根?)が入っていて、上に柚子味噌をかけ、それを焼く。
またもやこの組み合わせ!
びりけんのマスター意外に、誰が考え付くというのか。
またこの白子が絶品で、私は生の白子が大好きなのだけど、こうやって火を軽く通してもまた違った甘みが出て旨いんだと気付かされた。
さらに、すごいのは、この柚子皮を食べられるということ。
白子や野菜からにじみでた汁を吸って柔らかくなった柚子皮がまた旨い。

他にも、びりけんらしいのは、野菜と自家製ベーコンのポトフ。
にんじん、大根、玉ねぎが入っている。
びっくりするのは、調味料を一切使わず、水で煮込んでいるだけなのだ。
美味しい野菜だから、旨味がちゃんと出る。
変に味付けするよりも、そのものの甘さを感じられるのがいい。
こういう料理こそが、びりけんの真髄だと思う。

それから、定番・ローストビーフと生ベーコン。


二人ともここのローストビーフを食べたのは初めてということで、あまりの旨さに感動していた。
今日は焼き立て。
焼き立てには、焼き立てのうまさがある。
端っこのカリカリとしたところもおまけに切ってもらったら、またここが味がしっかりしみていて、歯ごたえもよくて旨い。

ヨコワのお造りも、美味しかったなー。
ヨコワも大好きなお魚だけど、こんなに美味しいのは食べたことがない。
自然に笑顔になるような味だ。

最後に、もうおなかいっぱいだと言いながらも、握りをしてもらって、
5、6貫くらいは食べた。
二人とも満足してくれたようだ。

話も弾み、オーラも見てもらい、ちょっとスピリチュアルな話も聞いて、私は酒がどんどん進んだ。

阪急の終電を逃し、JRで帰る。
気付いたら寝ていて、高槻でゆうちゃんに起こされた。
それは覚えている。
でも、とにかく眠くて。

次に気付いたら……

西大路!!

京都の1コ手前。

なんでこんなところまで来ちゃったのかね……とホームを見れば、もう引き返す電車はなし。
仕方なくタクシーで帰った。
4250円也。
はぁ……、もう1軒飲みに行けるで、この値段。

駅で降ろしてもらって、ふらふらになりながら歩いて帰る。
タクシーによったのか、気持ち悪くなって、ドブにゲロ。
「あー、明日から酒はやめるぞ」と、その時は真剣に思いながら、ようやく家に辿り着いたのが2時。

びっくりしたのは、こんな時間なのに、私のほうが早かったことだ。
彼はまだ帰っていなかった。

長い間、会ってないような気がする。
もう顔も忘れそうだ。(←また大げさ)

ヨメが酒を浴びるように飲んで、道ゲロして帰ってる間も、
彼は働いているんだなぁと思ったら、なんだかせつなかった。

そんな昨日の出来事があって、今日。
風邪ひいていても、仕事に追われていても、
どうしてこの人は、いつもニコニコしているんだろう。
(熱のせいか、若干、ハイテンションになっていたが)
早く休ませてあげたいなぁ。

遊びには行けなかったけれど、久しぶりに1日一緒にいられたからいいか。
BBキングを聴いて、マジック・サムを聴いて、エルモアを聴いた。
そんな週末。