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明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

本当の休日

2010-12-04 17:42:29 | 生活
今日は久しぶりの休日。
本当の休日。

仕事はもちろん、人と会う予定もなかった。
夫も仕事へ行って家には一人。
ふふふ・・・

あー、たまらんね。
天気めっちゃよかったし

普通はこんなに天気がいいと、誰かとどこかへ遊びに行きたいよーとか思うんだろうけど、
基本的に引きこもりオタクで一人遊びが大好きな私としては、家に一人でいるのが最高の気分だ

夫がいないと「朝ごはんは?」「昼ごはんは?」「夜ごはんは?」と言われなくていいし、
「さて、今から何しようかな?」って、自分の意志だけで考えられる。
これこそが本当の「休日」ってやつだ。

とりあえず、布団を順番に干した。
洗濯して、お風呂と部屋を掃除した。
部屋に山積みになって散乱していた仕事の資料を整理した。
庭の手入れもした。
昨日の飛んでいったプランターの中身は、もう花も終わりかけだったので捨てた。
ゴミ袋がいっぱいになるくらい、草木の刈り込みをした。
おいしいコーヒーを豆から挽いていれて、オランダのウエーハウス食べた。
(私はヨーロッパのクリームを挟んだウエーハウスが大好き!)

うっかり前髪切りすぎた

ブルースをいっぱい聴いた。
11月中、ずっと毎日ひたすら聴いていたのが、メンフィス・スリムの「SOUTH SIDE REUNION」。



結局、12月に入ってもまだ聴いている。
メンフィス・スリムのところにバディ・ガイとジュニア・ウェルズがやってきて一緒にレコーディングしたという。
これがもう抜群にいい!

さっき、その話をシューさんのところでコメントしたら、
「メンフィス・スリムを毎日聴いて飽きない主婦は、日本でかおりちゃん以外いない」と
最高の褒め言葉をいただいた

そんなふうに、くつろいだ1日。
まあ、くつろいだ・・・というか、
結局のところ家事が主体なんだけど、平日に仕事に追われながらやるのとはやっぱり違う。
基本的に家事は趣味みたいなもの。
でも、時間がない中で義務になると楽しくないからなぁ。

もう少ししたら夫が帰ってくるので、夜ご飯にはこの間塾でもらった鯛を解凍中。
昨日届いた有機野菜がいっぱいあるので、ゴボウと一緒に炊こうと思っている。
週に1回くらいしか一緒にごはんを食べられないので、土曜の夜は貴重。
休日も出勤の夫のために、今日もおいしいものを作るぞ!


飛んでいったのか?

2010-12-03 20:02:06 | 生活
取材を終えて、家に戻ったら、なんとなく家の前に異変が・・・???

!!!

我が家の直径50センチくらいある大きな丸いプランターの中身(花+土)が
ごそっとそのまま抜けて、道の真ん中に!

慌てて走って様子を見たら、他の植木鉢なども倒れまくっている

昼頃、ものすごい突風が吹いて、電車も止まっていたくらいだから、きっとあの風のせいだ。
理由ははっきりしているのでよかったが(変な人に荒らされたとかじゃない)、
片づけが大変だった。

この抜け出たプランターの中身を土ごと持ち上げ、とりあえず庭に。
花が飛び散って遠くまで飛ばされていたので、1つ1つ拾って歩き、
植木鉢を元通りに直し・・・

ん?

ここで気づいた。

この丸いプランター、中身だけしかないって・・・なんで?
プランターはどこ行ったんよ?

探し回ったが、見つからない。

おーい!

どっか飛んでいったのか・・・

明日は庭の手入れやなぁ・・・



贅沢な学問

2010-12-02 13:47:49 | 生活
12月だ。
今年も早かった!

「年をとると月日が経つのが早く感じられる」というのは、あながちウソじゃないと知った。
確かに年々そう感じられる。

でも、この5年くらいは、1年を振り返った時に、「いい年だったな」と心から思えている。
年々いい年になっていく気さえする。
それって、すごく幸せなことだと思う

11月は前半⇒飲み歩いていて、後半⇒仕事に追われていて、慌しく過ぎ去った。
結局、10日間くらいしかブログも更新できていない。
12月は毎日書きたいものだ。

しかし、最近は1年どころか、1日が過ぎ去るのがめちゃくちゃに早く感じられる。
自分はテキパキしていると思っていたけれど、最近はそんなことないな、と思うようになった。
朝から必死に動いているのに、あっと言う間に午後が来る。
そして、夜が来るのだ。

この2週間くらい、塾がテスト対策だったので、フォローやピンチヒッターで行くことが多かったのだが、
やはり仕事が忙しい時に2日連続で塾に行くと生活が乱れる。
家が汚くなるし、夫のお弁当も作れないし・・・

でも、中3の生徒はすごく頑張っていて、
ほんまにほんまに勉強ができない子でも、自分なりに必死に覚えようと、理解しようとしているのを見ると、
やっぱりできるだけのことはしてあげたいな、と思う。

人に関わるって、中途半端にできないから難しい。
自分だけのことなら、途中で放り出したっていいのだけど。

今回、中2の国語をピンチヒッターで教えた。
いつも中3だから、中2を教えるなんて6年ぶりか7年ぶりか・・・
好きな漢詩のところでよかった。
孟浩然、李白、杜甫の漢詩。

一番好きなのは、中3の和歌だけど。
これも、もう二度と教えることはないだろうなと思っていたら、
2人だけ別の中学校から来ている生徒がいて、その子たちを個別でみることになったら、
ちょうど和歌がテスト範囲だった。

塾の大学生の講師はよくできる人が多く、特に理系の人の話などを聞いていると、
あー、こういう人たちが日本の最先端の技術を作っていくんだなぁとか、
いずれは一流企業のトップで頑張っていくんだなぁと感じる。
ちゃんと世の中に役に立つことを勉強している。

それに比べると、私がやっていた勉強って、なんと社会に無関係なことか!
まだそれを仕事に生かせているのならいいが、全く関係ない・・・
平安、鎌倉の仏教説話や近代文学なんて研究したって、どこで生かせるというのか

全く生かせないが、なんと贅沢な学問かと思う。
本当に、自分自身の楽しみと教養のための学問。
そんなことが許される国、時代、環境に生まれてきて、幸せだと思う。

今でもたまに仕事に疲れると、鴨長明の「方丈記」や「発集集」をパラパラとめくる。
古文に触れていると、それだけで心地良い。

中学生にも、この心地良さをわかってもらいたいと思うのだけど、
彼らにとったらわけのわからない言葉の羅列でしかない
一人ぐらい和歌に興味をもって、国文学を学びたいと思ってくれたら嬉しいのだけど、
今だかつて、そんな酔狂なことを思う生徒には会ったことがない

まあ、こうしてピンチヒッターで教えるのも、今年が最後。
教えるのは好きだから、ちょっと淋しいけど、もう生活としては限界かな・・・
時間は有限だから、もの書きとしての自分を大切にしたい。

人生はまだこれから。
まだ上を目指して登るつもりだ。

毒じゃないの、幸運のハーブなの。

2010-12-02 01:36:56 | 生活
わかりづらい画像だが、ワイルドストロベリーが花を咲かせ、実をつけた



これは、塾の講師のはったぴにもらったもの。
最初は小さな小さな種だったのだけど、こんなに大きくなった。

昨日、他の講師にも画像を見せたら、「いちご、食べた?」と聞かれた。
どうも見た目が、子供の時に「毒がある」と聞かされてきた野いちごみたいなので、食べられるかどうも不安だった。
それで、「ううん。毒っぽいから」と言うと、皆に笑われた。

しかし、帰ってから食べられるなら食べてみたいと思い、ネットで調べてみたら、
なんということはない。
生食できるそうな
よかった!

さらに、葉も乾燥させれば、ハーブティーになるらしい。
でも、しっかり乾燥させないと、葉は毒性もあるとか・・・

ビタミンCが多く、胃にも良いらしいので、早速明日摘んで、ドライハーブを作ろうと思う

そういえば、私はワイルドストロベリーのことを何も知らなかったなぁと思った。
ウェッジウッドのワイルドストロベリーのシリーズが好きで、ティーカップやお皿など、いっぱい持っているのだけど、どんな植物なのか性質などは調べたことがなかった。

この際と思い、いろいろ調べていたら、他にも素敵な情報が!!

ワイルドストロベリーは、ヨーロッパでは幸運をもたらし、アメリカでは奇跡を起こすといわれている、幸せのハーブなのだ。
そんな素敵なハーブを、はったぴはくれていたんだ!と思い、感激した

見ていた中で、若干ヤラセっぽいサイトではあるが、
「ワイルドストロベリーを育ててから、結婚がすぐに決まりました!」
「ワイルドストロベリーを育ててから、妊娠しました!」等の声が・・・!

我が家にも、いいことが起こるといいな
なんだかちょっと幸せ気分。
ありがとう


平和な1日が好き

2010-11-04 16:20:20 | 生活
夫の祖父の法事に行ったり、なんやかんやと忙しく、またしばらく更新できなかった。
今日はとりあえず「本日〆切」のものを提出できたので、少し。

昨日も今日も気持ちの良い秋晴れで、そのせいか、とても精神的に調子がいい。
体調もすこぶる良いし、集中力もある。
おかげで昨日はいろんなことが片付き、久しぶりに夜寝るとき「今日はがんばれた!」と納得して眠りにつけた。

昨日は夫を仕事に送り出してから(祝日も仕事!かわいそう!)庭の芝刈り。
アナログな三日月鎌でザクザクと……。
極端に土と草とに近い場所で過ごしたためか、とても清々しい気持ちになった。

そろそろ終えて家に入ろうとしたら、お隣の畑のおじさんが「こんにちは」と声をかけてきた。
「こんにちは~」
「奥さん、冬瓜って食べ方わかる?最近の若い人は食べないかな?」
「わかります。冬瓜大好きです!」
「そう?じゃあ、1個食べてくれる?」

そう言って、おじさんが冬瓜をくれた。
私がすごく喜んでいたからか、「さつまいももあげる」と3個くれた。



嬉しい~
優しいおじさんやった!

さつまいもは掘りたてよりも少し置いたほうがおいしいと言われたので、少し待とう。
冬瓜は、海老と一緒にあんかけにしたいな。

庭仕事が終わってから、中途半端にやりかけていた衣替えをした。
毎年のことだが、本当に大変・・・
洗濯機を何回も回して、干して、たたんで入れ替えて・・・
なんとか終わらせた。(あとはクリーニングに出すだけ!)

それから家中を掃除して、夕食の準備。
夫が餃子を食べたがっていたので、餃子を30個くらい作った。
あとはほうれん草のゴマ和えと、6種類の野菜をふんだんに使ったサラダ。
それと、レタスの卵とじ中華風スープ。

夫が帰ってから、日曜日に見られなかった「龍馬伝」を見て、
後片付けして、ちーちくをつまみに泡盛を少し飲んで、
夫の仕事のプレゼンを聞いて感想を言ってあげて、
夫が疲れているのでリンパマッサージをしてあげて、
そうして眠りについた

こんな何でもない、平和な1日が好き
幸せって、たぶん、こんな何でもないところにある。

芦屋ワイン亭と「竹泉」と沖縄からのお客様

2010-10-27 11:49:15 | 生活
さて、覚え書きの続き。

16日、もんちゃんと別れた後、芦屋へ・・・
としくんが東京でワインを10本仕入れたと聞き、
「飲ませてくださいよ~」と夫。
「じゃあ、おいでよ。裏ワイン会やろう」ということになり、また芦屋のワイン亭(あやととしくんの家)へ。

しかし、この日はみんなそれぞれ仕事や予定があり(私は昼間バーベキュー)、
夫たちがイタリア展で買ってきたものをつまみに、7時頃から飲もうという、ゆる~い会。

でも、なんやかんやいって、結局、赤が3本と白が1本空いた
度数が日本酒より低いので、ワインだと一人でボトル1本飲むのは、なんということもない。
赤は3本目に開けたブルガリアのものが気に入った。
この芦屋ワイン亭のおかげで、最近はワインの味わいの違いと自分の好みもわかってきたなぁ。
ワイン、おいしい
ただ、甘い白ワインはちょっと苦手かも・・・

ピザやパスタ、生ハム、チーズなど、イタリア展で仕入れてきたおつまみもおいしかった。
「早めに帰るわ~」と言っていたのに、盛り上がりすぎて、結局終電で帰った。

ワインも勉強したいけど、どうしても超えられない壁がある。
それは、「横文字」。
(横文字って言葉自体どうかと思うけど、これ以外で表せないのであえて)
英単語も覚えられないのに、フランス語やイタリア語の聞きなれないワイン名を覚えるのが不可能
でも、せっかく芦屋ワイン亭でおいしいワインをいっぱい飲ませてもらっているのだから、
もう少し詳しくなれたらいいのだけど。

そういえば、昨日、ワインのサイトの仕事がきた
でも、まだ提案を出す段階なので、不確定。
本決まりになれば、自然とワインのことが勉強できそうなんだけどなぁ・・・

さて、裏ワイン会の翌日は、夫とまた大月酒店へふら~っと行った。
日本酒イベントで、この日は兵庫の「竹泉」というお酒を造っている蔵元さんが来ているとのこと。
前週と同じく、60mlを150円で提供してくれる。



この間行った時に、この酒屋さんの2階の空間がとても心地良くて好きになってしまった。
そういう場所ってある。いいオーラが充満している空間。
それで、また行きたくなったのだ。

この日は囲炉裏で炭をおこしてくれて、サービスで小魚などを焼いてくれた。
お酒も7種類くらいあったのかな。
全部少しずついただいた。

他のお客さんで、完全に酔っ払ってる男の人がいて、いろいろ話しかけられた。
悪い人ではなかったが、対応に困った
自分もあんな感じになるんやろうなぁと思ったら、もう酔うほど飲まないでおこうと思える。
全員が酔っ払いならいいんだけど、
素面と酔っ払いの温度差って、きつい・・・

帰りにスーパーでお刺身を少し買った。
久しぶりに、夜ごはんにお寿司を握ってあげた。
夫といつも言うのだけど、スーパーのお刺身とは思えないほどおいしい。
そりゃ、本気の寿司屋には負けるけど。
結局のところ、ネタよりも自分好みのシャリなんだよなぁ・・・
シャリの味付け、温度、固さ、大きさを、自分好みにすると、めっちゃおいしく感じられるのだ。

こうしてまた楽しい週末が終わった。

そして、24日は、夫の友達の原田くんが沖縄からやってきた。
前日からその準備で大忙し。

新居で遊ぶだけでなく、せっかくだからと、昼過ぎにサントリー蒸留所で待ち合わせて見学した。
(また・・・

そして、滅多に飲めないからと、また山崎25年を飲んだ。
やっぱりすごいな、25年は。
旨いとか、そういうレベルの話じゃなくて。
25年という年月が、こんなふうに味わいを深めるのかと思うと、感動する。
原田くんも見学を楽しんで、25年も感動してくれていたのでよかった。

その後は、うちへ。

今回の料理は、

ロールキャベツ
豆腐と海藻のサラダ
ポテトとベーコンのクリームチーズソース
賀茂なすの田楽
いかゲソのから揚げ
鶏肉のトマト大葉ソース
ピザ
牡蠣のチリソース卵
秋鮭と野菜のタジン蒸し
揚げ出し豆腐

以上、10品。

本当は7品くらいの予定だったのだけど、私の悪いくせで(良いくせ?)、延々と料理をしてしまう。
出すと「おいしい!」と言って食べてくれ、すぐになくなるので、どんどん料理が増えていった。

原田くんの飲みっぷりはいつもすごいので、
夫と二人で「今日は絶対、原田のペースにのまれるな。自分たちのペースで飲むぞ」と誓っていたのだが、
やっぱり調子づいてくると忘れてしまう

沖縄から上等の泡盛も2本持ってきてくれていたし、
この日のために、日本酒も「獺祭 純米大吟醸」の1升瓶を買っていたのだ。
危ない・・・

途中から原田くんと夫がギターを弾き、本気で歌い始めた。
原田くんは歌をやっていた人なので、声量が普通じゃない。
家の中がライブハウスみたいになった。

すごい楽しい・・・

5年前に初めて原田くんを紹介されたとき、こんなに目がきれいな人をみたことがないと思った。
その後でも何度か会ったけど、夫への友情がとても熱くて、いつも感動した。
でも、いろいろあるんだろう、・・・少し疲れた様子が見えていた。

今回久しぶりに会って、これまでに会った中で一番穏やかなオーラを感じた。
週に1回、ライブハウス的なお店で、歌わせてもらっているとのこと。
だからかなぁと思った。
初めて自分から、いっぱい音楽の話をしてくれた。
やっぱりこの人は、音楽がないとダメなんだろうなと思った。
歌声に、魂まで届くような、そんな波動を感じた。

結局うちに泊まって帰った。
沖縄は遠く、またしばらく会えないけれど、とても濃い1日だった。

しかし・・・
朝起きて見たら、日本酒1升と35度の泡盛1本(4合瓶)がカラになっていた


検査結果は・・・

2010-10-21 13:25:30 | 生活
先日、母が家にやってきた。
頼まれて買っていた調味料を取りに来たのだが・・・

「ちょっと話があるの」とのこと。

また何かやらかしたっけ?!と焦って、頭の中ぐるぐる・・・

すると、母がこう言った。

「お母さん、この間、かおりのブログ読んだの」

「!!!

一瞬にして、また「なんかまずいこと書いたっけ?」「なんでブログ知ってるの?」とか
いろんなことが頭をぐるぐる・・・

そうしているうちに、母がまた言った。

「なんで、検査のこと黙ってたの?」

「!!!

そ、それか・・・

母の話によると、こうだ。
結婚式のときか何かにブログのことは知っていたらしい。
しかし、パソコン大嫌いな母なので、見ようと思ったことなどなかったと。
それが、ムシの知らせ・・・ってやつか、私が検査を受けた日に、
ふと、「見てみよう」と思ったらしい

それでか・・・
どうもタイミングよく電話がかかってくるなぁと思っていたのだ。
「何か変わった事ない?」と。

でも、私が「何もないよ」と言うので、
「はーん、もうお母さんに話す気はないのね・・・」とショックを受けていたという。

「お母さんに心配かけたらあかんと思ったからやん!」と私。
本当にそうなのだ。
だって、本当は一番相談したかった。
怖いよーって言いたかった。
でも、私ももう大人なんだから、よけいな心配をかけてはいけないと思ってぐっとこらえた。
本当は電話がかかってきたときに、言いたくて言いたくて仕方がなかったのに・・・

そう言っても、母はきかない。
「なんで言ってくれないの?」と責められた。
「いや、逆の立場になってみ?お母さんだって自分のお母さんに言うか?」と聞いたが、
「言う!!」と頑固。

とりあえず話を聞いてもらって、納得してもらったが・・・

なぜブログを読む?!
(これも読んでいるのかも・・・)
もう滅多なことは書けないなぁ・・・心配のタネだ。

ということがあった。

さて、検査の結果が昨日出た。
ガン細胞が「5」としたら、今は「1」の段階。
「1」の人は、9割が自然治癒するという。
でも、残り1割は「2」「3」・・・と進行して、ガンになる可能性もあるので、
とにかく定期的に細胞検査をするようにと言われた。
次は1月。
これで正常に治癒していたら、とりあえずは安心だ。

「その・・・なんか、治癒するコツみたいなのってあるんですか?」と先生に聞いたら、
「それはないねん。でも、規則正しい生活をするとか、当たり前のことをやるしかないね。
自分の免疫力を上げるしかないから・・・」と言う。
そして、最後に、「深酒をしないとか・・・」と言った。

どき~っ!!

たまたまそう言ったのだろうけど、身にしみるね・・・

規則正しい生活か・・・苦手だ。
こういう仕事だから、よけいに難しい。
でも、ちょっとでも頑張ろうと思う。

↓これからの目標を書いてみた。ちなみに( )内は今の生活。

・早寝早起き(遅寝早起き・・・)
・睡眠を十分に(本当は8時間がいいらしい)とる。(寝るの嫌い。だいたい5時間・・・)
・3食をバランスよく食べる(お腹がすいたときに食べたいものを食べてる・・・)
・お風呂にゆっくり浸かる(お風呂は時間の無駄と考えている。だからシャワーだけが多い・・・)
・週に2日は休肝日を作る(今は月に1回・・・がやっと・・・)
・適度な運動(取材と授業と家事で動くだけで、運動はなし)
・ストレスをためない(締切に追われるとストレスたまる!)

さあ、どうする?!

しかし・・・逆に言えば、よくもまあ、こんな不摂生な生活で、
30年も熱を出さずにきたし、風邪もほとんどひかないし、
高校生なみの大食漢で、特にこれといって病気にもならずにバリバリ働けてきたもんだ・・・
母のDNA、恐るべし!

でも、体が資本だし、あと15年はバリバリ働きたいと思ったら、
やっぱり「今」生活を見直さないといけない。
いつも挫折してきたけど、今回は病気がかかってるので本気でやる。
そういう年齢だしね。
お肌の曲がり角はとっくに来たけど、いよいよ体の曲がり角も来たってことか。

とりあえず、今日からがんばる
心配してくださった皆さん、どうもありがとうございました。

感性を解放する

2010-10-15 22:37:39 | 生活
今の気分を表すなら、「ぱぁぁぁぁ」だ。
大丈夫。
おかしくなってない。

ぱーっとしてるねん、ぱーっと。

今日、夜7時ちょうどくらいに、原稿を書き終えた。
この解放感、誰がわかるだろうか?

単に仕事が終わったという意味ではない。
抱えているものをすべて吐き出したのだ。

たぶんこれは同業者でないとわからないのではないだろうか。
逆に、抱えている感覚もわからないと思う。

取材をすると、五感をフルに使う。
まあ、舌とか鼻は関係ないけど、頭の記憶だけではないということ。
とりあえず自分の持っている感性を最大限に駆使して、
相手の感情や言葉を自分自身に叩き込む。

それを文字にしてやるまで、ずっと自分の中に抱えておかなければならない。
ちょっとも忘れてはならない。
その作業は、たぶん人が思っているよりずっと繊細だ。
それが、何人も続く。
すぐに文字にできればいいのだが、そうもいかない。
締切の順番なので、抱えたままで他の資料を読み込んで文章を書く。
ビジュアルからもコピーを書く。
塾があれば生徒に数学を教える。
プライベートでは来客があって7品も8品も料理をする。
酒を買えば鼻と舌を使ってきき酒をする。
そうしている間にもまた新たな取材があったり。
一度書いて出したものに修正が入ったり。

体力的な労働より、精神的な疲労より、
この「感性」というヤツを同じレベルで保っておくことは
本当に大変だ。

それが、今日久しぶりに全部はけた。
抱えている原稿、一切なし。
修正も今日2本入ったけど、それも終えた。
塾はテスト対策も終了。

な・に・も・な・い!!

あー、スッキリした。
こんな状態は2ヶ月近くなかったのだ。

もちろん、「休み」はあった。
それは「作業をしない日」であって、感性の維持には休みがない。
遊んでいても、飲んでいても、何をしていても、
意識の底には抱えている原稿のテンションがある。
アホで鈍感になってはいけないと、常に緊張しているみたいな。

でも、今日は本当に全部吐き出した!!

アホになってもいいので、30分くらい踊りまくった(家のリビングです・・・)

ビールを2缶飲んで、日本酒を1合飲んで、
意味もなく「サイコー!サイコー!」と拳を天に突き上げて大声で叫んだ

チリの落盤の人たちが地上に出た時と大差ない解放感だと思う。
(思ってるだけ・・・。こんなんと同じ扱いですみません)

仕事がなくても、私という人間は、常に自分を縛り付けて生きているのだ。
「こうありたい」という理想でいつだってがんじがらめ。
それがまた、たいして理想通りにきちんとできないからやっかいで。

だから、旅とBLUESと酒が必要だった。
20歳の頃から(としておこう)ウイスキーをあおり、
BLUESのライブで恍惚とし、
大学が休みになれば、ひたすら旅をした。

今もこれは全く変わらない。

この数年、一緒に旅に出るのは夫だけだが、
旅先で夫がいつも私のはじけ方にびっくりする。
いつも神経質な私とは全く異なり、解放感に満ち溢れ、多少ひょうきん者になり、
とにかくずっと元気で笑顔でいる。

だって、旅先では「日常」に縛られなくていいのだから。
仕事はもちろん、掃除も洗濯も料理もしなくていい。
何にもしなくていいのだ。
きちんとしないと・・・なんて思わなくていい。
私が本当の私でいられるのは、旅先とBLUESライブの時だけ。
昔から本能的にそれを察知していたのかなぁ・・・

でも、不思議だけど、旅に出るといつも一番好きな瞬間は、
「帰ろう」と思うときだった。
今みたいに1泊や2泊の旅行ではその瞬間は訪れないけれど。
長く旅をしていると、絶対に「帰ろう」と思う瞬間がやってきた。
極端な話、その瞬間のために旅に出るのだろうかと思うこともあった。
私の「日常」が愛しくなる瞬間が、
私にとって「生きる」ということだった。
非日常は楽だけど、生きている感じはしないのだ。

最近の若者の傾向は、酒を飲まない、車を買わない、旅をしない、だという。
持論やけど、酒と車はともかく、旅はしたほうがいい。
見る・食う・買うの旅行ではなくて。
ひたすら自分自身に戻っていくような、そんな旅。
知らない土地でいろんな人とふれあう、そんな旅。

私が昔からずっと言っていることがある。
若い時にしておいたほうがいいことは3つ。
本を読むこと、旅をすること、友と語り合うこと。
この3つが今の自分の感性を支えてくれている。
まあ、何でもそつなくこなす優秀な人たちには必要ないかもしれないけれど、
私みたいに何も持っていない、たいしたとりえもない、劣等感の塊みたいな人間には、これが役に立った。

そして、BLUESと酒は・・・遊びが苦手な私の、唯一の娯楽かもしれない。

集中力を上げる魅惑のお菓子

2010-10-07 10:42:00 | 生活
朝、庭に出たら、5センチくらいの大きなクモが巣を張っていた。
顔にひっかかりそうになり、「ひいぃっ」となった。

毎日こいつとの闘いである。
巣を払っても払ってもまた別のところに巣を張る。
夫に言うと「殺したら?」と言うのだが、
じゃあ、あんたがやってくれ!!という感じだ。
あんなデカイものの命をしとめるって・・・結構な罪悪感やで。

バジルが山ほどできたので、今朝は収穫した。


ボウルの中で水洗いしていたら、何やら浮かんでいる緑色の物体が・・・

なんとバッタ!

また「ひいぃっ!」となった。
ほんまに朝から心臓に悪い・・・。
バッタとか全然怖くないので、つかまえて窓から逃がしてやった。
よかった、オイル漬けにしなくて・・・

バジルは半分塩漬けに、半分オリーブオイルに漬けておく。
トマトにかけても美味しいし、パスタに使ってもいい
本当はジェノベーゼにしたいのだけど、時間がかかるので今回はパス。

さて、今日も仕事がんばるぞ!!
11日までは気合入れてなんとしても仕上げる
だって、12日はもんちゃんに会えるんだもん
久しぶりの栃木からの帰阪。
この新居に来るのももちろん初めてだし、またおもてなししなくちゃね。
楽しみで仕方がない。
気持ちよく会うために、絶対仕事を終わらせておくのだ。

↓私の集中力を上げる秘密兵器をご紹介


昨日、嫌な検査をがんばった自分へのご褒美に、久しぶりに買ってしまった。
ほんまは毎日でも食べたい大好物
ローカーのバニラウエーハウスと、リンツのホワイトチョコレート!!

基本的にチョコレートは海外のものしか食べない。
日本製は甘さがまったく足りないし、個人的にはビターチョコには世の中から消えてもらいたい。
あれは「あっ!チョコあるぅ~!」と思って喜んだ私を一瞬にして失望させる悪魔のお菓子だ。
甘くないチョコの何が旨いのか?
あんなものはチョコじゃない!
世の中から消えてしまえ!
と熱弁を奮うと、意外に多いビターチョコ好きから反撃にあう。

だって、甘くないんだもん!!

それに比べてこのリンツのホワイトチョコは最高だ。
中がトロンとしていて、喉が焼けるほど甘い。
だけど、下品な甘さじゃなくて、上品なんだよなぁ・・・
このウエーハウスも大好き。
昔は大袋を買って、塾でもバリバリ食べてたけど、さすがにカロリーが・・・

本当にこの2つは毎日たくさん食べたいんだけど、
太るから、買って来ても1日に2粒しか食べないようにしている。
(今日はもう既に1粒食べちゃった!)

私の仕事場にはだいたいホワイトチョコがある。
原稿に集中したいときには、これがないと始まらない。
疲れたら、ベノアの紅茶をいれて、ホワイトチョコを1粒・・・
至福の時なのだ
まあ、いよいよ徹夜って時は、ウイスキーあおって気合入れなおすけどね・・・

だから、大げさやねんて・・・

2010-10-07 00:05:50 | 生活
あんなにびびっていたが、検査は痛くなかった
血もあまり出なかった。
(心配してくれた方、すみません・・・)

友達が「バラ風呂に入ってると想像したら、痛くないよ」と教えてくれて、
それを実行してみたら、本当に「チクッ」ともしなかった。
おまじないやな~
すごい

ただ、検査前の緊張感が尋常ではなく、
椅子に座ってからもまだ女性スタッフの方に
「痛いですか?」と聞いてしまった。
「みなさん、意外に平気ですよ」と美人スタッフは優しく教えてくれた。
それでも想像だけで精神的に疲労した

私は想像力が豊かなので、何に関しても人一倍ハードルが上がっていることが多く、
現実は「あ、こんなもんですか・・・」ということがよくある。
夫が「かおりって、大げさ~」と言うのもわかるね・・・

待合室に普段読まないファッション誌がいっぱいあって、
待っている間にコピーの勉強もできてよかった。
やっぱり酒と仏像の雑誌では、バッグのコピーの参考にはならん。
当たり前か・・・

帰りに、この間から欲しくて眺めているワンピースを、またうろうろと眺めて帰った。
ノルディック柄で、上品なワンピース。
この間、買おうかと手を伸ばしかけて、思いとどまった。
でもまた見てしまった

16,800円か~
これ1枚で2、3回飲みに行けるなぁと思うと、なかなか手が出ない。
オッサン化は進行する一方である

8月にあまり仕事をしなかったツケが今まわってきていて、
お金が底をついてきた。
9月は頑張って仕事したけど、入ってくるのは10月末とか11月とか。
今月は少し締めなくてはならない。
飲み代ばっかり!!

お金が底をついてくると、「頑張って仕事せな!」と思う。
お金がないことが仕事を頑張れる最大のモチベーションのような気がする。
「また旨いもん食べて、旨い酒飲もう!」と。

今日も夜中過ぎたけど、もう少し仕事しよう。
明日は塾に行かないといけないので、4時までになんとしても仕上げたい原稿がある。
精神的に疲労してるし、お腹も痛いけど・・・


明日が怖いよ~

2010-10-05 16:52:46 | 生活
普通の1食では3時間も経たないうちにお腹がへり、全くダイエットができない
この間、普通サイズのコロッケを一気に6個食べた時には、さすがに「あー、私って病気かな」と思った。
高校時代は食パン1斤とか、おはぎ10個とか食べていたけど、
この年齢でこの食べっぷりは、若干引くよな・・・
これは過食症か?!

ダイエットどころか、これ以上太るとまずいので、食べ過ぎないようガマンはしているが、
原稿を書いているとお腹がすいて集中力がなくなってしまう。
ちゃんと食べていても、いつの間にか思考が「お腹すいた!」になる。
気づくと食べ物かお酒のことばかり考えている

どとーの取材も終わり、今週はどとーの原稿執筆週間。
11日までに会社案内6ページと、求人サイト1職種と、商品コピー5本。
8日はまた取材も入っているし、塾のテスト対策のフォローもちょこちょこ行かなくてはならない

そして、こんな忙しい時に、明日は精密検査がある。
1日半ほど安静が必要らしく、本当に時間が足りない

精密検査・・・怖い

先生に「痛いですか?」と聞いたら、
「チクッとするくらいです」と言う。

しつこく、「それは耐えられるくらいですか?」と聞いたら、
「麻酔もしないので、耐えられると思います」と言う。

まだ怖いので、「チクッとって、どれくらいの痛みですか?」と聞いたら、
「採血の時の注射でチクッとするでしょ。あの感じです」と面倒そうに言う。

それでも安心できず、「がまんできますか?」と聞いたら、
いよいよあきれたように「あなたが採血を我慢できるなら、できます」と言った。

まだなんとかして精密検査を逃れようとした私をなだめるように、
「とりあえず、受けましょう。では!」と苦笑しながら先生が逃げた

仕方なく、受付で詳しい説明を聞いて予約しようとしたら、
女性スタッフが「検査は10分程度ですが、止血するまで30分は院内で安静にしてもらいます」と平然と言う。

し・・・止血?!

チクッとでそんな血が出るのか?!

さらに追い討ちをかけるように、
「その日は安静に。それから、血が止まらない人もいますので、その場合は翌日も来てください。お仕事など影響ない日を予約してください」と言う。

翌日まで血がっ?!

こ~わ~い~

検査結果より検査そのものが怖いのである。

いや、検査結果も怖い。
結果が悪かったら切除など、これからもっと怖いことが待ち受けているのだから。
(命には別状ないが)

最近は、そのことで頭がいっぱいで、なかなか仕事が手につかない。
さめざめと泣いていたりもする。
夫がそれを見てびびって「大丈夫やから!」と言う。
「かおりって、大げさやなぁ」と言うときもある。
(まあ、だいたいすべてが大げさだ。普通の1.5倍の感情表現)

ずっと健康優良児だったから自分の健康を不安に思ったことなどなかったけど、
なんだかいろんなことが怖くなってきたのだ。
健康診断も受けて、乳癌検診も近々受ける予定。

しかし、高3男子並みに食欲あるのになぁ・・・

ついに終わった・・・

2010-09-26 03:45:33 | 生活
あああああ・・・

今日でゲゲゲの女房が終わってしまった。

昼ごはんを食べながら夫と見て、
その後、さめざめと泣いてしまった

それは別にドラマの完結に感動したわけではなくて、
「この半年、これだけを楽しみに生きてきたのに、
それが終わってしまうことが悲しくて・・・
と泣いていた。

夫は、そんな私を奇妙な人を見る目で見ていた

こんな想いは久しぶりで、子供の頃のことを思い出した。
好きなテレビが終わるとき、
田舎のおばあちゃんの家から帰るとき、
面白かった本を読み終えるとき、
大好きな友達が家に帰るとき、
いつもこんなふうに淋しくて、さめざめと泣いていた。

淋しくてたまらない。
この半年分、全部録画してあるので、好きだった回を見直してみた。
一番好きなのは5月8日。
もう何度繰り返し見たかわからない。
そして、そのたびに、泣いて泣いて

「墓場鬼太郎」の復刻版を13年前から買っているくらいだから、
私は本当に水木しげる先生が好きだった。
でも、好きだったのは、片腕がないのに楽観的なところとか、
自由に楽しく生きている姿だった。

でも、ゲゲゲの女房を見て、
水木先生がどんな想いで漫画を描き続けてきたかがよくわかった。
本当にすごい人なんだなぁ・・・

ああ、とにかくゲゲゲの女房が終わってしまったことが淋しくて仕方がない。
明日から何を楽しみに生きようか・・・
誰か、このことについて熱く語ってはくれないだろうか?
いつでも酒なしでもお付き合いするのだけど。

とりあえず、録画をまた最初から見ていこう

ビューティー計画実行中

2010-09-10 10:47:30 | 生活
塾にフォローに行くと、20代前半の女の子の講師が何人かいる。
みんな可愛い

顔やスタイルという意味でもそうだけど、
それ以上に、何か圧倒されるようなオーラを感じる。
これって何なんだろうなぁと考えていて、思った。

・・・若さだっ!

最近、やたらと若者が目に眩しい・・・

以前、友達のあやが新築マンションを購入し、そのお披露目に行った時、
「うわー!きれい~!」
「いいなぁ」
「やっぱり違うなぁ」
とはしゃいでいたら、一緒にいたふみこが言った。

「若い女と同じやで」

「?!」

「古い家はどんなに掃除したって限界があるねん。新築にはかなわへん。
おばちゃんがどんなにきれいにしたって限界があるやん。
でも、若い女はちょっときれいにしただけで十分やろ?」

「な・・・なるほど

さすがふみこである。
うなるほど納得した。

しかし、別に私は年老いていたことを嘆いているわけではない。
新築には新築の・・・、古い家には古い家の良さというものがあるからだ。
でも、それはきちんと掃除をしてやったり、
インテリアに凝ったり・・・
ちゃんとかまってやってのこと。
放っておいたら、新築だってすぐに汚くなる。
古い家ならなおさらだ。

最近、同年代の友達に会うと、結構みんなキレイだなぁと思う。
あまり老けてないし、オシャレな人もいるし、
高そうなものを身につけている人もいる。

そういうのを見ると、身だしなみは常に考えないといけないなと思う。
歳をとったからこそ、ケアしなければ、老いて汚くなる一方だ。

とにかく私は他の同年代の女性よりも、不摂生に生きてきた。
寝る時間も2時を過ぎてからだし、酒は毎日飲むし、
仕事が不規則で夜通し書いていることもあるし、
暴飲暴食激しいし。

そのうえ、オシャレには全く興味がなく、
「とりあえず、おかしくなければいい」くらいにしか思っていない。
(かわいい服を着るのは好きだけど、買い物が面倒でしかない。
お金渡すし、誰か買って来てくれたらいいのに、とよく思う)
ファッション雑誌も見ないし(仏像とか酒の雑誌のみ!)
高級ブランドも欲しがらないし(そこまでお金をかける価値がわからない)
宝石・貴金属にいたっては、身につけるのが怖い。
(落としそう。実際ティファニーのネックレスも酔っ払ってすぐなくした)

そんな半分、オッサンみたいな人生だったから、
このツケが今まわってきているように思う

しかし、とりあえず、できることはやっていこうと「ビューティー計画」実行中
大げさに書いたが、なんということはない。
単なるダイエットだ。

この5キロ増えた体型が最近落ち着いてきてしまって、
もうこれが当たり前みたいになってきているのがよくないと思った。
まずは体重を戻す!
ということで、今週からカロリーチェックしながら毎日過ごしている。

1日1200kcal
炭水化物は1日1回(朝か昼)
たんぱく質と野菜中心
ストレッチ
なるべく動く(ちゃんとした運動は無理なので)
※週末や飲み会の時は、気をつけながらもある程度はOK(朝・昼で調整)

結婚式前もこれで半年で9キロ痩せたのだ。
今回はとりあえず4キロ減を目指している。

なるべく早寝して、ナノケアして、肌もマシにしたいし、
何よりも大嫌いな美容院へ行こう。
さすがにそろそろ・・・

ほんまにもう、美容院に行くと思うだけで憂鬱だ
2年前にカラーをやめてからは、ますます行かなくなった。
カラーしてるとどうしても根元が気になるから定期的に行くのだけど。

イヤだけど、行く!!
今日しか時間がないから、今日行く!!

プレゼントの花瓶

2010-09-05 23:43:47 | 生活
8月の初め、西院ミュージックフェスに行った時、keiさんに会った。
一緒にライブを見た帰り、「これ・・・」と手渡してくれた包み。
「新築祝い」とのこと。
恐縮したが、keiさんが一目惚れしてほしかったものだと聞き、ありがたくいただいた。
「うちには合わないけど、かおりさんのお家には合うと思う~」とのこと。

帰って包みをほどいてみると、中から出てきたのは花瓶。
それも、なんともスタイリッシュな。

花瓶の中にいくつも輪っかがあって、そこに花を挿せるようになっている。
こんなオシャレなものがうちに合うと思っていただいたのは嬉しかったが、
使いこなせるのかと、花瓶とずっとにらめっこ。

今日、バラが咲いたので、ようやく使ってみた。





なるほど。

見ていた時は、どうやって使おうかと悩んでいたのだが、
実際に花を活けてみたら、使いやすいことこのうえなし。

口の広い花瓶って、花がたっぷりないと乱れてしまうのだけど、
これは輪があって1輪でも挿せるので、2、3本でもきれいに活けられる。
すばらしい

バラとアイビーなどを一緒に挿し、出窓に置いてみたら、
なかなか感じがよくなった。

本当はもっと背の高いものを1、2本、シュッと挿したいイメージだったのだけど、
こんなふうに挿してもいいかもしれない。

いろいろに使えるなぁ。
また別の雰囲気でも使ってみたいと思う。

しかし、今年の夏は暑すぎて、植物が育たない。
人間だって毎日あの灼熱の太陽にやられていたら、ぐったりするし、日焼けもする。
植物も同じで、光があればいいというものでもなく、
すぐにぐったりするし、水をやりすぎると腐ってくるしで、本当に大変。

もう少し涼しくなったら、秋の花を植えようと思う。

でも、今日の夜はいつもより涼しい。
久しぶりに夜ご飯の時にエアコンをつけなくてもよかった。
鈴虫も鳴き出した。

残暑厳しい中にも、少しずつ秋の気配。

高齢出産計画スタート!

2010-09-04 14:14:21 | 生活
周りにいる同じ歳と1コ上の女性の二人が、年内に出産する。
別にも1コ上の女性が、去年、初産だった。
仕事の知り合いでも、42歳で初産という人もいる。
まあ、高齢出産も珍しくはない。

恋愛から結婚へ。
賃貸からマイホームへ。

仕事も酒も毎日必要だし、
この数年はこんなことで大忙しで、
出産のことはずっと後回しにしてきた。
できるだけ、考えないように。

しかし、周りが急に生み出したので、えっ!どうしよ!みたいな気分になってきた。
ほんまに、いよいよ、タイムリミットが見えてきたからだ。

夫が若いと、ついつい自分も若い気持ちになるが、
先日、塾の中3の女の子に歳を言ったら、「お母さんの1コ上や」と言われ、
ドーンと気持ちが落ち込んだ。

さらに追い討ちをかけるように、その子が、
「男の子?女の子?」と聞く。
「え?何が?」と聞き返したら、
「先生の子供」と普通に言う。

「子供?おらへんよ」と言ったら、
周りの子がみんな「え~?なんで?結婚してるんやろ?」とキョトンとした。

彼女達にとってみれば、お母さんと同じくらいの大人の女性が、
子供の世話に明け暮れることもなく、毎日酒を飲んだ暮れ、電車を寝過ごしてるなんて、
想像もつかないことなのだろう。
心から不思議に思ってキョトンとしているのが伝わってきたので、
逆に、おおおおお・・・ううううう・・・と、動揺してしまった

こんなふうに無邪気にキョトンと言われると腹も立たないが、
人に「子供は生んだほうがいいよ~」と言われるのはイヤだなぁ。
それをいわれると、生まなかったら何か足りない人生・人格みたいで。
何だって経験しないよりはしたほうがいいことはわかっている。
わかった上での選択肢だ。
自分自身で「よかったな」と思えばよいことで、
他人の人生にまで置き換えることではないと思う。

でも、「私は子供生んでよかったよ」と言うのを聞くのは感動するし、
「かおりちゃんの子供が見たいわ」と友達に言われるのは嬉しい。
この言葉には、愛情を感じる。

しかし、まあ、いろいろな心の葛藤はあったのだけど、
今は真剣に出産に取り組もうかという気持ちでいる。
本当に、あんな恐ろしい、身の毛もよだつホラー体験をしないといけないのかと思うと、
眠れなくなるほど気が滅入ってはくるが、
とりあえず、何も考えないようにすることにした。
心を無に・・・

よくこういうことを言うと、出産体験者はこう言う。
「そりゃ、大変だし、痛いけど、子供を見たらそんなこと忘れるから」

でも、私はこんな言葉に騙されない。
うちの姉は子供を生んだ後に言った。

「みんな子供を抱いたら痛みなんて忘れるって言うけど・・・
私は絶対に忘れない!!もう二度と生まない!!

そして、その言葉通り、二度と子供は生まなかった。
あの姉の言葉の威力が、私を出産恐怖症に陥れたといっても過言ではない。

そう・・・
そろそろお気づきかと思うが、
私がこれまで子供を生むか悩んでいた理由・・・
それは、単に「痛いのイヤだもん!」という、それだけなのだ

こんな子供っぽいアホな理由を白状するのが恥ずかしくて、
「仕事もあるし・・・」
「酒飲めないし・・・」
「育てる自信が・・・」
なんてそれっぽいことを言ってごまかしてきたが、

痛いの、絶対イヤやねん!!

イヤだ、イヤだ、怖いもん!!

想像するだけで、悪夢にうなされてきた。
冗談じゃなく。

でも、もう覚悟を決めた。
子供は授かりものだから、じゃあ生みますといったところで妊娠するかわからないし、
このまま夫と二人で生きていく結果に終わるかもしれないけれど、
とりあえず、1、2年は努力してみようかと。
前向きに。

それがダメだったら、夫と仲良く楽しく、酒飲んで暮らしていこう。

・・・と思い立ったのが、実は1ヶ月前のこと。
とりあえず、長年、検診も受けていなかったので、婦人科に行ってきた。
ほんまにもう・・・あの婦人科検診って、たまらなくイヤだ。

そして、これまで何度もチャレンジしては断念してきた、
基礎体温をつけるという難関もなんとか毎日こなしている。
(電池がなくなったという理由で、ほったらかしていたのだが)

「ルナルナ」にも登録して、排卵日とか教えてもらっている。

それに、夫が「子供ほしいよ~」と言うので、
努力する前からやめたら、いつか後悔するかもしれないな、と思うようになった。
やってダメならあきらめもつく。
夫婦は二人三脚。
私だけの個人的な感情で家族計画を決めることはできない。

で、大人な気持ちになった、今できることはみんなやっている

しかし・・・
昨日、婦人科に検査結果を聞きに行ったら、子供どころじゃなかった。
子宮頚ガン検診でひっかかったのだ。
びっくりした

というと、読んでいる人もびっくりするかもしれないので詳しく言うと、
正確には、ガンではない。
ガンになる前の異形細胞になっている状態。
一歩手前?!

ウイルスがいなければ、まあ安心ということで、
とりあえず、ウイルス検査を受けた。
結果は2週間後ということでのんびりしているので、
そんな大げさな話でもないらしい。
妊娠にも影響はないみたい。

でも、びびった・・・。
ここ数年ないほど、びびった・・・。

落ち着いて考えると、検診受けてよかったなぁ。
やっぱり定期健診は大事。
このまま3年とか婦人科行ってなかったら、ほんまにガンになってたかも。
そういう意味でも行ってよかったと思う。
それに、今はワクチン接種で子宮頸がんは防げるから、そんなに心配はしていない。

この教訓で、普通の健康診断も受けたほうがいいなと思った。
肝臓が心配な今日この頃・・・
みなさんも、健康には気をつけて

それと、勇気を出して高齢出産計画に乗り出した私を
どうか見守って、応援してくださいませ