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黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一 第五節 語句の意味 2-3

2012-12-06 09:41:58 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 経脈別論篇 第二十一

第五節

 太陽藏獨至、厥喘虚氣逆。是陰不足、陽有餘也。表裏當倶寫。取之下兪。

陽明藏獨至、是陽氣重并也。當瀉(写)陽補陰。取之下兪。

少陽藏獨至、是厥氣也。蹻前卒大、取之下兪。

少陽獨至者、一陽之過也。

 

語句の意味 2-3

 

喘=ぜん。病証名。呼吸が急促なこと。

<説文>に「喘は疾息なり」とある。疾とは快速のことであり、息とは一呼一吸のことであるので、疾息とは、呼吸回数が正常な人と比べて速いことをさしている。

⇒喘証(ぜんしょう)。

<傷寒論釈解>「喘とは、気液、邪の為に壅がりて宣通するを得ず、胸中に逆し湊まりて呼吸を阻礙し、喉下に声を作すの称なり。」

<素問逆調論>「臥するを得ず、臥すれば喘する者は、是れ水気の客なり。」

腎主納気=じんはのうきをつかさどる。腎は吸気の働きと関係がある。

<素問評熱病論>「諸諸の水病は故に臥することを得ず。臥するときは則ち驚す。驚するときは則ち欬甚だしきなり。」

 

虚=<素問通評虚実論>「邪気盛なれば実し、精気奪すれば虚す。」

虚証=人体の正気が不足して生体の坑邪能力が低下し、生理機能が減退する証をさす。その症候は、顔面蒼白・気力がない・身体疲労・心悸気短・自汗盗汗・舌女へんに欶無苔・脈虚にして無力などをあらわす。

 

虚実=虚と実。これは人体の抵抗力の強弱と病邪の盛衰をさす。またこれは体内の正気と病邪との闘争の表現である。虚は人体の正気不足、抵抗力の減弱をさし、実は病の邪気が盛なことと邪正の闘争がはげしい状態をさす。およそ病者の体質が強く、病理変化にも有余の表現するものを実とする。病者の体質が弱く、病理変化にも不足の表現をするものを虚とする。虚実は相対的であり、たがいに転化する、あるいはたがいに錯雑してあらわれる。病が比較的長いものは病状が複雑になり、往々にして病邪が久しく留まって、正気を損傷し、実より虚に転じてしまう。また正気が素より虚し、邪を追い出す力が無く、痰・食・水・血などと結び虚実交錯となる場合もある。故に虚実錯雑と虚実真仮とは異なる。

<素問通評虚実篇>「邪気盛んなれば実、精気奪われれば虚。」

<難経四十八難>「人に三虚三実あり。何ぞや。脈の虚実あり。病の虚実あり。診の虚実ある也。」

 

氣逆=気が逆上して不順である病理をさしている。気が順であれば平常であり、気が逆すれば病になる。肺胃の気は降るのが順であり、肺気が逆すると喘促、咳嗽などをあらわす。胃気が逆すると嘔吐、呃逆などをあらわす。肝気は昇発を主るが鬱怒が肝を傷って、昇発がすぎると、また気火上逆をあらわし、頭痛眩暈・昏倒・吐血などの症状をあらわす。

<素問経脈別論>「太陽の蔵独り至るは、厥し喘し虚して気逆す。是れ陰不足、陽有余也。」

 

陰=①気質が寒涼沈滞のもの。

<素問陰陽応象大論>「陰は味と為す。」

<素問陰陽応象大論>「味厚きは陰と為す。」

<素問陰陽応象大論>「陰味は下竅に出づ。」

<素問陰陽応象大論>「陰はその精下に併する、下に併すれば則ち下盛にして上虚す。」

<素問陰陽応象大論>「気味、酸苦、湧泄は陰と為す。」

<素問陰陽応象大論>「陰勝れば則ち寒し、陰勝れば則ち陽病む。」

②人体の内側及び五臓のこと。

<霊枢邪気蔵府病形篇>「それ臂と胻、その陰、皮薄く、その肉、淖沢、故に倶に風を受けて独りその陰傷る。」

<素問金匱真言論>「腹を陰と為す。」

<素問金匱真言論>「肝心脾肺腎五蔵皆陰と為す。」

③人体の生殖器のこと。

<霊枢五味篇>「陰は積筋の終るところなり。」

<霊枢五癃津液別論>「陰陽和せざれば液をして溢せしめて下りて陰に流る。」

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