おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
あなたの痛みを漢方療法で！1－3
痛い！痛い！の原因を考えてみませんか？
①痛みが起きる状態を考えてみましょう
漢方の言葉に「不通則痛(ふつうそくつう)」と「不栄則痛(ふえいそくつう)」という言葉があります。
「不通則痛」とは、通じなければ痛むという意味で、体内の流れに何らかの原因で閉塞が生じ、そのために漢方で言うところの気や血の運行が失われることにより痛みを感じます。
冷えや炎症、腫れ、むくみ、水腫、ストレス、血行不良などの病邪(病気の原因)の侵入などが原因として考えられます。
「不栄則痛」とは、栄養が足りないために痛むという意味で、体にとって本来必要な気や血の不足、消耗により、起きている痛みになります。
この事をふまえ、漢方では時間帯や外的環境の変化にあわせて起こる痛み、体調などの変化にあわせて起こる痛みに関して、適切な治法を選択することで、つらい痛みの状態に対し、効果的な働きが期待できます。
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