漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

p152酒を飲んで赤くなる人は〝肝臓の機能がすぐれている〟は常識のうそ!

2012-12-16 07:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』

 

現代医療の誤りを正す

 

第2章 漢方はどう診断するか

 

肝臓の解毒作用と利尿作用

 

p152酒を飲んで赤くなる人は〝肝臓の機能がすぐれている〟は常識のうそ!

 

 酒といえば、〝酒の神様〟である坂口謹一郎先生を思い出します。

ある高齢の会社の社長さんを連れて、「この人をもっと長生きさせる薬はないか」と相談に来られました。

 ところが、よく見ると、肝心の先生のほうが、蕁麻疹(じんましん)が出て悩んでおられるのです。

そこで先生にも、生姜(しょうが)の入った気剤の「柴胡桂枝乾姜湯」を処方したところ、「おれは生姜はだめだ。受けつけないんだ」といわれる。

 聞くと先生は、好物は酒を召し上がっているときは調子がよい。

そこで結局、生姜と同じ気剤である酒を、朝に夕に少しずつ飲んでいれば、皮膚からの発散を助けて蕁麻疹は退散する、という話で一致しました。

酒は〝百薬の長〟といわれるくらい、体内の水分を発散してくれる特効薬なのです。

 ヨーロッパでは、ワインは食前酒として、食事の受け入れ態勢を整える飲み物になっていますが、酒はいいかえればスパイスと同じ役割をしています。

血液の循環をよくし、夏の暑い盛りなどは、皮膚ばかりに流れている血液を、胃や腸に集中させてくれます。

 しかし、肝臓はアルコールの解毒をしているわけですから、酒も過剰に飲むと負担がかかってくるのです。

ただ、過剰といっても、人によっては一升飲んでも平気な人もいれば、盃一杯で真っ赤になる人もいます。

赤くなる人を肝臓の機能がすぐれているようにいう人がいますが、事実は逆で、肝臓が鋭敏で解毒作用が少ないから赤くなるのです。

 酒は人それぞれに適量がありますが、適量の酒は血行をよくして、冷えのぼせを正常にしてくれます。

 ちょうど、温泉に入って血行をよくするのと同じことです。

冷えのぼせの正常化ということに女性の男性化、男性の女性化の体内的な状態――女性が頭に血がのぼっている、男性は頭に血がのぼらない――という逆現象を正常化してくれるのです。

 漢方が救う人体危機西洋医学一辺倒からの脱出

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400円

500g 15,750円