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黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第十三節 語句の意味

2013-02-18 09:22:53 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第十三節

 腎病者、腹大脛腫。喘欬、身重、寝汗出、憎風。虚則胸中痛、大腹小腹痛。清厥意不樂。取其經少陰太陽血者。

語句の意味

腎=黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第二節 語句の意味 腎 腎主冬

腎病=五臓病候の一つ。多くは腎藏に発生する多種の病証である。

腎病は虚証を呈することが多く、いわゆる実証は本虚標実に属す。腎虚は多くは精気損傷によってなる。

臨床的には、頭暈・耳鳴・やる気がない・腿膝痿弱・腰痠遺精などの症状をあらわす。

もし腎陰虚ならば顴紅潮熱、口乾咽痛などの症状をあらわす。

腎陽虚は肢冷畏寒・陽萎・夜間多尿・黎明前の泄瀉などの症状を伴う。

また腎が気を納められず気喘となるもの、陽虚し水泛して水腫となるものがある。

その他気化作用の失調、陰虚火旺、湿熱下注などで、癃閉(閉尿および排尿困難のこと)、淋濁などの病証を発生する。

病状の違いで、証を弁別して治療すべきである。

精気を益す・腎陰を滋養す・腎陽を温む・補腎納気・温陽行水・滋陰降火および清利湿熱などの治法を選用する。

<素問標本病伝論>「腎病は少腹腰背痛み(骨へんに行・こう・脛・すね)痠む。三日にして背(月へんに(ニクヅキに)呂・りょ)筋痛み、小便閉ず。三日にして腹脹す。三日にして両脇支痛す。三日にして已まざれば死す。冬は大晨、夏は晏晡。」

<霊枢本神篇>「腎、盛んに怒りて止まざれば、志を傷る。志傷らるれば、しばしばその前言を忘る。腰脊以て俛仰屈伸するべからず。毛悴れ色夭し、季夏に死す。」

<素問蔵気法時論>黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第七節

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第七節 訳

 

身重=しんじゅう・証名。肢体が重だるく、動きがにぶい症状をさす。多くは脾腎の陽虚により水湿が留滞しておこる。治療は温脾補腎・化湿利水の法を主とする。

略。

<素問気交変大論>参照。

 

憎=りっしんべんに曾は旧字。ゾウ。ソウ。ニクむ。きらう。憎悪。うらむ。ニクい。ニクらしい。腹だたしい。むずかいし。かたい。ニクみ。ニクしみ。にくむこと。

 

大腹=たいふく・①腹が脹満すること。

<難経十七難>「病もし大腹にして洩するものは、脈まさん微細にして濇なるべし。」

②臍上、中脘の部位名。

 

小腹=下腹部のこと。

小腹=少腹・小肚ともいう。腹部臍下の部分、或は臍下の両傍をいう。

一説に小腹は臍下部、少腹は側腹部。

 

清厥=①両足が逆冷して温まらないこと。

<素問気交変大論>「腹痛清厥す。」

<同>「足痿清厥す。」

②寒厥(かんけつ)に同じ。

寒厥=厥証の一つ。陽虚陰盛により引きおこされる厥証のこと。冷厥ともいう。

症状は、手足の厥冷・悪寒して横になりたがる・水様性の下痢・口渇なく、あるいは身冷して横になりたがる・腹痛・面赤・指甲青黒色・重い場合は昏倒し、舌質は淡で苔は潤、脈は微細をあらわす。

治療は温陽益気の法を主として、血虚寒凝する者には養血和営の法を兼用する。

略。

⇒厥証。

<素問厥論>「陽気が下に衰えるときは寒厥を為す。」

<同>「陰気は五指の裏におこり、膝下に集まり、膝上に聚まる。故に陰気が勝つときは五指より膝上に寒が至り、其の寒は外に従わず皆内に従う。」

 

意=<霊枢本神篇>「心に憶する所あるを意という」

<同>「脾憂愁して解せざれば意を傷つく。意傷つけけ悗乱し、四肢挙らず、毛悴して色夭して春に死す。」

意=イ。心。志。思い。考え。ハカる。意味。わけ。オモう。オモうに。考えてみると。

 

少陰=足少陰腎経

太陽=足太陽膀胱経

 

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