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黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第七節

2012-06-18 09:33:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ③ 黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八

第七節

原文

脈有逆從四時。未有藏形、春夏而脈瘦、秋冬而脈浮大、命曰逆四時也。

風熱而脈靜、泄而脱血脈實、病在中脈虚、病在外脈濇堅者、皆難治。命曰反四時也。

人以水穀爲本。故人絶水穀則死。脈無胃氣亦死。所謂無胃氣者、但得眞藏脈不得胃氣也。所謂脈不得胃氣者、肝不弦、腎不石也。

訓読

脈四時に逆從することあり。未だ藏形あらず、春夏にして脈瘦、秋冬にして脈浮大なるを命じて四時に逆すと曰うなり。

風熱にして脈靜かに、泄して脱血して脈實し、病中に在りて脈虚し、病外に在りて脈濇堅なる者は皆治し難し。命じて四時に反すと曰うなり。

人は水穀を以て本と爲す。故に人水穀を絶つときは則ち死す。脈に胃の氣無きも亦死す。いわゆる胃の氣無しとは、但眞藏の脈を得て胃の氣を得ざるなり。いわゆる脈に胃の氣を得ずとは、肝、弦ならず、腎、石ならざるなり。

 

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