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黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八 第六節 語句の意味

2012-06-15 09:28:24 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 平人氣象論篇 第十八

第六節

肝見庚辛死。心見壬癸死。脾見甲乙死。肺見丙丁死。腎見戊己死。是謂眞藏見皆死。

 頸脈動喘疾欬曰水。目裹微腫如臥蠶起之状曰水。溺黄赤安臥者黄疸。已食如飢者胃疸。面腫曰風。足脛腫曰水。目黄者曰黄疸。婦人手少陰脈動甚者姙子也。

 

語句の意味

肝=ここでは、肝の真藏脈。春。東方。木。

 

見=ケン・ゲン。ミる。目でみる。あう。読む。うらなう。知る。しらべる。考える。わかる。〔日〕見物する。〔日〕せわをする。マミえる。上位にの人にお会いする。こうむる。現。現在。アラワれる。露見する。

 

庚=コウ。カノエ。

十干の第七位。西方。金。ヨワイ。年。年齢。ツグナう。かわる=更。

 

辛=シン。カラい。舌をさすようなぴりっとした味。きびしい。ひどい。ツラい。苦しい。同情がない。カラシ。カロうじて。やっとのことで。カノト。

十干の第八位。金。西。秋。

 

十干=ジッカン・えと、十二支と組み合わせて暦に使うよび名。五行(木火土金水)をそれぞれ、兄(え)と弟(と)に配当したもの。

甲きのえ・乙きのと・丙ひのえ・丁ひのと・戊つちのえ・己つちのと・庚かのえ・辛かのと・壬みずのえ・癸みずのと。

 

心=夏。火。南。

 

壬=ジン。ミズノエ。

十干の第九位。水。北。冬。へつらう。ねじくれる。ひねくれる。大きい。〔日〕「ー生」はミブと読む。人名。地名。

 

癸=キ。ミズノト、

十干の第十位。五行の水。北。四季では冬。

 

脾=土用。土。中央。

 

甲=コウ。はじめ。ものごとの第一位。いちばん上等。キノエ。十干の第一位。ヨロイ。兵士。軍備。甲羅。

 =十干の第一位。春。五行の木。東。乙の兄。

 

乙=オツ。キノト。第二等。ひとつ。読書して、読みかけのところにしるしをつけること。同上の符号。ソレガシ。脱字をわきに補うこと。〔日〕ちょっと変ったこと〔ーな味〕。〔日〕気がきいたこと。〔日〕通なこと。

十干の第二位。木。南方?となっているが東、明解漢和辞典この項間違い。春。

 

肺=秋。西。金。

 

丙=ヘイ。ヒノエ、

十干の第三位。火。南。夏。ものごとの第三位。

 

丁=テイ。チョウ。チン。ヒノト。

十干の第四位。火。南。夏(漢方用語大辞典)。

 

腎=冬。北。水。

 

戊=ボ。ボウ。ツチノエ、

十干の第五位。土。中央。土用(漢方用語大辞典)

 

己=キ。コ。オノレ。じぶん。ののしって、あいてをよぶ語。ツチノト。

十干の第6位。土、中央、土用(漢方用語大辞典)。

 

眞藏=真臓・五臓の真元(生命力と抵抗力)のこと。

<素問陰陽別論>「いわゆる陰は、真蔵なり。見るるときは敗を為す、敗すれば必ず死すなり。」

<素問示従容論・ししょうようろん>「夫れ肺を傷る者は、脾気守らず、胃気清らかならず、経気使と為らず、真蔵壊死し、経脈傍絶し、五蔵漏泄し、衄せずば嘔す。此の二の者は、相類せざるなり。」

真臓脈=五臓の真気(生命力と抵抗力)が衰退してあらわす脈象。五臓の病気が発展して重症になるとその臓器の精気(生命根源の力、精神と気力)は衰え胃気は絶えそうになって、各々に特別の脈象をあらわす。

 

頸脈動=結喉(のどぼとけ)の両傍で足の陽明経人迎穴の所の動脈の搏動が亢進すること。

水腫(体内に水湿が停留して浮腫を生じる疾患)・哮喘(喘息発作のこと。)・怔忡(せいちゅう・心悸亢進のいっそう激しいもの)などの病証にみられる。<霊枢論疾診尺>

 

喘=呼吸急にして促伯するものをいう。後には呼吸により咽喉微かに鳴るものを含む。

 

疾欬=こみあげてセキをすること。鍼灸医学大系

 

水=すい。病証名。水腫のこと。

<素問至真要大論>「少陽の司天、火の乱れて勝るところ、伝わりて水となる。」

五行の一つ。人体では腎と膀胱に配当される。

参考・人体の水液の輸布と排泄は肺・脾・腎の機能に密接な関係がある。

 

目裹=眼瞼、まぶたのこと。<素問平人気象論>「目裹微しく腫れて・・・。」

 

臥蠶=臥蚕・がさん。蚕が寝ているような状をいい、異常な隆起などの形容に用いる。

<金匱要略水気病>「夫れ水病の人は目下に臥蚕あり。」

 

溺=尿に同じ。

<霊枢五癃津液別論>「天寒く衣薄ければ溺と気となる。」

<同>「天寒ければ腠理閉ず、気湿行らざれば、水下りて膀胱に留まる、則ち溺と気となる。」

できと読むと、おぼれること。

 

鍼灸医学大系

安臥=五節では・安臥脈盛謂之脱血では「静かに臥寝する」ことである。六節では・溺黄赤安臥者黄疸では、ねたままで起きられない。

東洋学術出版社素問

安臥=謂之解えき安臥・しょっ中横になりたがります。溺黄赤、安臥者、黄疸・では、かつ横になりたがるのは黄疸です。

句読点の違い、訳が場合により異なる。

 

黄疸=病証名。身体、目、小便が黄色となるのが三大症候である。黄疸、穀疸、酒疸、女労疸、黒疸を五疸という。

 

已=スデに。終わる。

 

飢=キ。ウえる。食物がたりなくて、腹がへる。空腹。ひもじい。ききん。凶作。

 =餓すること。胃中に物がなければ飢えるのは正常である。

 

胃疸=九疸の一つ。

<素問平人気象論>「食し已って饑る如きは胃疸なり。」この証を按ずるに胃熱消穀により食多く飲を好む。面目は黄痩し胸満脇脹し小便秘赤する。

 

腫=肌肉が浮満すること。はれること。

<素問大奇論>「肝満ち、腎満ち、肺満ち、皆実なれば即ち腫を為す。」

<素問生気通天論>「気に因りて腫を為す。」

生氣通天論篇 第三 第二節

生氣通天論篇 第三 第二節 語句の意味

生氣通天論篇 第三 第二節 訳

面腫=顔面の腫れること。

 

風=病因。症状は、悪風寒、発熱があり、遊走性で変化しやすい特性がある。

 

足脛=すね。膝から下で、足くびより上部。

 

目黄=目が黄色くなること。

 

手少陰脈動=鍼灸医学大系では、足の少陰の誤りならん。としていいます。

 

妊=姙。ニン。ジン。ハラむ。身おもになる。妊娠。

姙子=子を姙む。

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、西山英雄編著漢方用語辞典

 

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