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黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第十一節 訳

2012-03-21 09:44:24 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第十一節

原文

 心脈搏堅而長、當病舌卷不能言。其耎而散者、當消環自已。

肺脈搏堅而長、當病唾血。其耎而散者、當病灌汗至今不復散發也。

肝脈搏堅而長、色不青、當病墜若搏。因血在脅下、令人喘逆。其耎而散色澤者、當病溢飲。溢飲者、渇暴多飲而易(1)入肌皮腸胃之外也。

胃脈搏堅而長、其色赤、當病折髀。其耎而散者、當病食痹。

脾脈搏堅而長、其色黄、當病少気。其耎而散色不澤者、當病足胻腫、若水状也。

 腎脈搏堅而長、其色黄而赤者、當病折腰。其耎而散者、當病少血至(今)不復也。

心脈の搏動が硬く竿のように長く感じるのは、舌がまるまって伸びなくなり、言語障害のようになりましょう。

其の脈の搏動が弱く、浮で散じて集まらず、軽く押さえれば散乱している感じがあり、普通に押えれば何もないような脈は、期が尽きて一回りすれば、病は自ら癒えることでありましょう。

 

 肺脈の搏動が硬く竿のように長く感じるのは、咳嗽して喀痰する時に痰中に血を帯びるようになりましょう。

其の脈の搏動が耎で散である者は、皮膚の固摂作用(汗や尿が排出過多にならないようにする作用)が低下し、発汗過多でまるで水を灌いだようになり、復た発散(発汗過多は筋肉痛を起すことがあります)することは出来なくなり、治療することができません。

 

 肝脈の搏動が硬く竿のように長く感じ、顔色が青くならないものは、高い所から落ちたり、打撲のような病となります。

血(瘀血・おけつ)が脇下に在りそのために喘逆を起します。其の脈の搏動が耎で散であり、顔色に光沢のある者は、溢飲といって水液が体表や皮下組織に留まる所謂浮腫の病であります。

溢飲を病むと、口が渇く(水極まって火となる)ようになり度を過ごして飲みたくなり、そのために水分が皮膚や腸胃の外にあふれ出したようになります。

 

 胃脈の搏動が硬く竿のように長く感じ、その顔色が赤いものは、大腿部が折られるように痛み、たとえば坐骨神経痛のような痛む病であります。

其の脈の搏動が耎で散であるものは、食痹(しょくひ)といって飲食物が胃に入った後上腹部に悶痛を覚え、吐出すると楽になる病です。

 

 脾脈の搏動が硬く竿のように長く感じ、その顔色が黄色い者は少気といって気短(きたん・短気=息切れ)してのびやかに通じないようになります。

其の脈の搏動が耎で散であるもので顔色に光沢のないものは、足胻腫(そくこうしゅ・こうは月へんに行で脛のこと)といって水腫病のときに常にともなう証候で、ふくらはぎから足背にかけて浮腫を呈するようになります。

 

 腎脈の搏動が硬く竿のように長く感じ、その顔色が黄色で赤味を帯びるものは、腰が折れるような痛む病を起します。

其の脈の搏動が耎で散であるものは、血が少なくなる病であり、ふたたび元に戻らず健康になることはないのであります。

 

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