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黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第十一節 語句の意味2-2

2012-03-20 09:27:02 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 脈要精微論篇 第十七 第十一節

原文

 心脈搏堅而長、當病舌卷不能言。其耎而散者、當消環自已。

肺脈搏堅而長、當病唾血。其耎而散者、當病灌汗至今不復散發也。

肝脈搏堅而長、色不青、當病墜若搏。因血在脅下、令人喘逆。其耎而散色澤者、當病溢飲。溢飲者、渇暴多飲而易(1)入肌皮腸胃之外也。

胃脈搏堅而長、其色赤、當病折髀。其耎而散者、當病食痹。

脾脈搏堅而長、其色黄、當病少気。其耎而散色不澤者、當病足胻腫、若水状也。

 腎脈搏堅而長、其色黄而赤者、當病折腰。其耎而散者、當病少血至(今)不復也。

 

語句の意味2-2

 

暴=ボウ。ニワか。たちまち。あらあらしい。度を過ごすこと。素手でなぐる。しいたげる。あばれる。サらす。目にあててかわかす。

 

易=エキ。うらない。カえる。交換する。変更する。やさしい。安全。・・・という傾向がある。けわしくない。

 =「甲乙経」では「溢」となっている。東洋学術出版社素問

 

折髀=髀は大腿部のこと。大腿部が折られるように痛むことをいう。たとえば坐骨神経痛など。

 

食痹=胃病の一種である。飲食物が胃に入った後上腹部に悶痛を覚え、吐出すると楽になるのが主な症状である。

これは、肝気が脾胃に乗じたり、痰飲悪血が胃脘に滞ったためにおこる。

 

少気=証名。話す言葉に力がなく、呼吸が弱々しく短いものをさす。

多くは五蔵の気虚、とくに肺気の虚損、中気の不足、腎気の損耗などによってあらわれる。

また痰濁・水飲・食滞あるいは気機の阻滞によっても少気はあらわれる。

<景岳全書>「少気は、気少なく不足を以て言うなり。」

 気短してのびやかに通じないこと。

次篇<素問平人気象論第十八>「人一呼に脈一動、一吸に脈一動なるを少気という。」

<方盛衰論>「三陽絶し、三陰微なる。是を少気となす。」

<素問脈要精微論>「脾脈、博堅にして長、其の色黄なるは、当に少気を病むべし。」

<蔵気法時論>「肺の病は・・・虚すれば少気し、息を報するをあたわず。・・・其の経、太陰、足の太陽の外、厥陰の内血ある者を取る。」

 

足胻腫=水腫病のときに常にともなう証候で、ふくらはぎから足背にかけて、浮腫を呈すること。胻(月へんに行)とは脛に同じ。

 

水状=軽度の浮腫。

 

折腰=腰が折れるように痛む病。

<素問脈要精微論>「腎脈搏こと堅にして長し、其の色黄にして赤き者は、まさに折腰を病むべし。」

 

少血=血が少なくなること。鍼灸医学大系

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