漢方相談 昌栄薬品

漢方薬・自然薬が体に効きます、自然の生薬で病気に負けない体を作る
漢方相談 ご来店お待ちしています

移精變氣論篇 第十三 第二節 語句の意味3-3

2011-08-03 09:46:36 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 移精變氣論篇 第十三 第二節(23)

原文

 帝曰。善。余欲臨病人觀死生、決嫌疑。欲知其要、如日月光。可得聞乎。

岐伯曰。色脈者上帝之所貴也。先師之所傳也。

上古使僦貸季理色脈而通神明、合之金木水火土四時。八風六合、不離其常。變化相移、以觀其妙、以知其要。欲知其要、則色脈是矣。色以應日、脈以應月。常求其要則其要也。夫色之變化以應四時之脈。此上帝之所貴、以合於明也。所以遠死而近生。生道以長命、曰聖王。

 中古之治病、至而治之。湯液十日、以去八風五痹之病。十日不已、治以草蘇草荄之枝。本末爲助、標本已得、邪氣乃服。

暮世之治病也則不然。治不本四時。不知日月。不審逆從。病形已成、乃欲微鍼治其外、湯液治其内。(鹿が三つ)兇兇以爲可攻。故病未已新病復起。

 

語句の意味33

 

至=いたる。とどく。行きつく。・・・するようになる。結果。ここでは病気になる。

湯液=清酒。湯剤(薬物を湯に煎じかすを取り去った薬汁)。すなわち薬物に水を加えて煎じ、渣を去った薬汁。湯液は吸収すみやかで速効性があるので、新病や急病に常用される。

  =あまさけ・おも湯・スープの類。鍼灸医学大系

  =清酒の類。東洋学術出版社素問

五痹=五種の痹証の総称、筋痹・骨痹・血痹・肉痺・気痹など。

草蘇=薬草の上の梢を草蘇といい、下の梢を草荄(そうかい)という。

馬蒔の説「蘇は葉、荄は根、枝は茎である。荄が本に、枝・葉が末にあたる。つまり後世の煎剤のことである」。東洋学術出版社素問

本末爲助=本の部分(薬草の根)と末の部分(枝葉の部分)とが互いに助けあって。鍼灸医学大系

標本=標本とは相対的概念であり、また主次の関係にある。

病因と病状、先病と後病、正気と邪気、病位の内外などは、みな標本の関係である。

人体と病因からいえば、人体の正気は本、病因となる邪気は標。

疾病自体からいえば、病因は本、症状は標となる。

疾病の新旧、原発と発よりいえば、旧病と原発を本とし、新病と継発は標とする。

病の部位からいえば、下と内は本、上と外は標である。

臨床で応用するときは、病証の主次先後、軽重緩急を分析し、治療の順序を確定する。

  =病気()と之を治療する工(標)ということ。鍼灸医学大系

  =病人が「本」に、医師が「標」にあたる。東洋学術出版社素問

已得=已に得る。ちょうどよくマッチする。鍼灸医学大系

服=ふく。着物を着る。馬を車につなぐ。従う。つとめ。ならう。

暮世=末世ということで、現在の世の中という意である。鍼灸医学大系

麤=麁は略字。あらい。こまかくない。おおまか。へたな。玄米。

工=ここでは医師。

麤工=へたな医師。

兇=おそれる。

兇兇=おそれおののいてビクビクし、どうしてよいかわからない様子の形容。鍼灸医学大系

攻=こう。せめる。うつ。おさめる。ととのえる。なおす。作る。ここではなおす。

故病=久病(久しく病症にあること)

漢方用語大辞典、明解漢和辞典、新・東洋医学辞書ソフト

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

 

250g 8,400

500g 15,750