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黄帝内経素問 移精變氣論篇 第十三 第三節(3-3)

2011-08-09 09:29:32 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄

 

柴崎保三著 鍼灸医学大系 黄帝内経素問 移精變氣論篇 第十三 第三節(33)

 

 

原文

 

 帝曰。願聞要道。

岐伯曰。治之要極、無失色脈。用之不惑、治之大則。逆從到行、標本不得、亡失國。去故就新、乃得眞人。

帝曰。余聞其要於夫子矣。夫子言、不離色脈。此余之所知也。

岐伯曰。治之極於一。

帝曰。何謂一。

岐伯曰。一者因得之。

帝曰。奈何。

岐伯曰。閉戸塞牖、繫之病者、數問其情、以從其意。得神者昌、失神者亡。帝曰。善。

 

訓読

帝曰く「願くば要道を聞かん」と。

岐伯曰く「治の要極は、色脈を失することなかれ。之を用いて惑わざるは治の大則なり。逆從到行し、標本を得ざれば、神を亡ぼして國を失す。故(コ)を去り新に就けば、乃ち眞人たるを得るなり」と。

帝曰く「余其の要を夫子に聞けり。夫子の言、色脈を離れず。此れ余の知る所なり」と。

岐伯曰く「治はこれ一に極まるなり」と。

帝曰く「何をか一と謂うや」と。

岐伯曰く「一とは因って之を得るなり」と。

帝曰く「いかにするや」と。

岐伯曰く「戸を閉じ(まど)を塞ぎ、之を病者に繫(つな)ぎ、數々其の情を問いて以て其の意に從う。神を得る者は昌(さか)え、神を失う者は亡ぶ」と。

帝曰く「よし」と。

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