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首・肩・腰・膝の痛み―方剤解説④したクラシエ薬品の資料

2011-08-27 09:22:07 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です 

 

首・肩・腰・膝の痛み―8・・・方剤解説④・・・

 

4、五積散 (和剤局方)

 

【組成】平胃散、二陳湯、四物湯、桂枝湯、麻黄湯、苓桂朮甘湯、半夏厚朴湯などの方意を備える。

桂枝 辛温 気剤

厚朴 苦温 気剤

陳皮 辛温 気剤

乾姜 辛熱 気剤

当帰 甘温 血剤

川芎 辛温 血剤

白芷 辛温 血剤

枳実 苦寒 血剤

麻黄 苦温 水剤

半夏 辛平 水剤

朮  苦温 水剤

茯苓 甘平 水剤

芍薬 苦平 水剤

桔梗 辛温 水剤

大棗 甘平 脾胃剤

甘草 甘平 脾胃剤

 

【効能】慢性に経過し、症状の激しくない次の諸症:胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経痛、頭痛、冷え症、更年期障害、感冒

 

【薬能】この方は、気積・血積・痰積・寒積・食積の五積の病毒が鬱積するのを治すという意味で名づけられた。

やや虚証で、貧血気味、風と寒冷と湿気と水毒による諸病に用いられる。

 風邪や冷えの邪が皮膚表面を塞ぎ、発熱・無汗・頭痛・身痛・首から肩にかけてひきつり凝るなどの表証がみられる。

生ものや冷たい物の摂取による脾胃損傷、あるいは脾胃の消化吸収機能の不足により湿が脾胃に停滞し気の滞りが生じ血流も悪くなり、嘔吐・腹痛・下痢などの症状があらわれます。

 和剤局方 傷寒門には、「中焦脾胃を調え、気を巡らし、風寒邪を追い出し、痰飲を除く。脾胃がもともと冷えて、腹脇が張って痛み、胸と腹の間に痰が停滞し、嘔吐が止まず吐こうとしても吐けない、或いは外から風寒を受け、生冷の飲食に脾胃を傷られ、胸と腹が痞え苦しい、頭も目もくらみ痛む、肩背が凝る、肢体怠惰、発熱と悪寒が交互にある、飲食物の消化不良を治療する。」と記載されています。

 

【このような人に】

*長時間冷房にあたったり、冬の寒さで起こる痛みやしびれに。

*下半身(特に膝や腰)が冷えて痛む方。

*胃腸が冷えて弱く、鎮痛剤で胃が荒れる方。

 

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