「草津市立水生植物公園水の森」見学記

2009-07-10 13:42:38 | 植物と動物

 逆三角形の烏丸半島には、県立琵琶湖博物館と草津市立水生植物公園が隣接して存在する。若干不便な場所にあるが、バス便もあり、大津港からの直行船便もある。水生植物公園に訪問すると、ロータス館という大型温室に入って、日本最大コレクションといわれるスイレン(140種を越える)やハスを眺めて満足して帰る人が多いが、ロータス館の左手に広がる琵琶湖に面した散策道をたどると、いろいろな琵琶湖の風景を楽しむことができる。花影の池に架かる橋を渡り、森を抜けると「ハスの見える丘」に達する。東側にある東門は7月・8月のみ開門するが、広大なハスの群生地(日本最大規模)が眺められる。また、樹木の間から淡水真珠の養殖場が望める。
         
      広大なハスの群生地              淡水真珠の養殖場

 この散策道には、石組みを利用した「せせらぎの水路」が走っており、この丘から眺める風車の姿も美しい。

           
            せせらぎの水路が走る丘            丘から眺めた草津夢風車
                   
 この公園では2000種を越える植物が観察できるといわれており、三方に湖水が広がる開放感のある公園である。落ち着いた気持になれる場所なので時々訪問したい。