鴨川でよく見かける風景であるが、サギは流れの浅瀬に立って小魚を捕っている。サギの習性として、水面を振動させて小魚やエビが驚いて飛び出したりする瞬間を狙ったり、せせらぎの流れで小魚が跳ねるのを待っている姿が見られる。
ところが、この場所は水面から1m以上の高さで、比較的静かな流れから餌を求める姿をよく見かけるので写真を整理してみたら、下記4枚がでてきた。
2005年10月9日12時42分写す 2006年11月15日12時48分写す
2007年6月11日12時43分写す 2009年6月11日15時17分写す
毎年のように姿を見せるサギであるが、トンネルの出口は広い池のようになっており、よく小魚が跳ねている姿が見られる。暗黒の流れから急に明るい場所にでると魚が跳びはねる習性があるのかもしれない。しかしこの瞬間を狙って小魚に飛び掛るサギの姿をまだ見たことはない。私は知恵のある同じサギが、毎年この場所を縄張りにしているような気がしてならない。