ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝東北の名湯 3日間〟つづきで~す!

2019年12月05日 | 俳句

 今日は時々日が差したものの、概ね曇り…寒い一日でした。今夜の最低気温は4度、明日も最高気温は10度と…しばらくはこのような冬型の気圧配置で気持ちのよい晴れの日はなさそう…

 先日の〝東北の名湯 3日間〟の旅の写真が残っていますので、今日はこれを書きますね。

 今回の旅は、山口宇部空港の出発が10時20分とゆっくりでしたので、朝がラクでした。12時過ぎ羽田空港に着いて、貸切バスへ。この度は友人との2人旅。その友人が羽田に着く途端、〝あれ何という山かしら?〟と言うので、〝富士山じゃあないの〟と答えると、〝あんなに間近にくっきりと見えるはずナイわよ!〟と…それもそうなんですが、でもこのあたりであんな格好の高い山は富士山以外ありませんし…承知できず友人がとうとうガイドさんに。〝そうですよ。今日は珍しくいい天気で晴れ渡っているので…。こんなに見えること滅多にないんですけどね〟と言われ、やっと納得。証拠写真を撮る暇が無くてザンネン…。そういえば、飛行機からもしっかり見えましたもの。

 車中で弁当を食べながら、都市高速から一路東北道へ、途中羽生PAでトイレ休憩。今回のガイドさんはとても若い方なんですが、声もいいしなかなかの話し上手。この辺りの名物の一つですと…ついオススメに乗せられて、買ったレモン牛乳…いや違った!レモンアイスでした。レモン牛乳が分からなくて、時間が無いのでアイスを買ったら、友人はちゃんとレモン牛乳を…それで半分こして食べました。イヤミのない味でとても美味しかったですよ。

 この日の見学は日本最古といわれる「南湖公園」、しばらくそこを散策した後、今夜の宿泊地の岳温泉「櫟平(くぬぎだいら)ホテル」へ。

 さて、「南湖公園」とは、 吉野桜や松、楓や雪景色など、四季折々に彩られ、風趣に富んだ公園です。ここは、寛政の改革で知られる名君・松平定信によって1801年に築造された日本最古といわれる所で、定信は、この公園において、身分の差を越え誰もが憩える「士民共楽」という理念を掲げ、塀がなく、いつでも誰もが訪れることのできる地を造りました。また、「共楽亭」という茶室を建てて、庶民と楽しみを共にしたと伝えられています。花と緑と水が織りなす美しい風景は、200余年の時を経てもなお、白河の人々をはじめ、多くの観光客を魅了し続けています…と。(白河市の観光課)

 ついでに、観光課のピーアールを…

名君・松平定信 松平定信江戸幕府八代将軍・徳川吉宗の孫で、26歳で白河藩主になりました。当時、天明の大飢饉から領民を救うため、自ら率先して倹約につとめ、迅速に食糧救済措置を行ったため、白河藩からは飢饉による死者を一人も出さなかったと伝えられています。彼が白河に残した功績は数多く、今でもその伝統と精神がこの地に宿っています。定信は、のちに十一代将軍・家斉のもとで老中となり、寛政の改革を行い、幕政の安定を目指した人物です。(写真提供:福島県立博物館)

 南湖公園は小径に囲まれていますので、散歩にもおすすめ。南湖神社や翠楽苑など撮影スポットも盛りだくさん。道すがら、茶屋でひと休みしてゆったりと風景を愛でるのも風流なものです…とありましたが、とんでもございません。紅葉はまあまあでしたが、夕暮れが迫ってきてどんどんと寒くなり、もう早々にバスに戻ってしまいました。もし近ければ白河の関には行ってみたかったなあ…

 さて、バスに揺られて1時間余り…なんと東北の日没の早いこと!8月に4大祭を観に来たときはそれほど感じなかったのですが、5時前には暗くなって既に灯りが点っているじゃあありませんか?もうビックリ。だから、17時40分過ぎにホテルに着いたときは真っ暗で、辺りがどういう様子なのかサッパリわかりませんでした。

 下の写真は、バスに乗ってから撮った月。確か次の日が満月だったような…

 この『櫟平ホテル』は、あの高村光太郎の妻、智恵子のふるさとの福島県二本松市にあり、名峰安達太良の中腹に位置していて、鏡が池を臨む四季の変化に富み自然豊かな眺望の温泉宿です。美肌のランキングで3位となった全国的に珍しい酸性の良質な温泉と岳温泉に唯一の薬草露天風呂、地場の食材を使った繊細なお料理も堪能できると、好評のホテルなんです。

 夕食までには時間がありましたので先に入浴。食後はのんびりと俳句のおしゃべりでも…。友人が〝温泉マーク♨の湯気の三本は三回入らないと効果がない〟という意味なのよ、とガイドさんに教わったというので、また寝る前と早朝にと、しっかり3回入りましたよ。ところが、これが大変なことに。次の朝から何だか体中が痒くて…。どうしたんだろうと思っていると、ガイドさんが〝いいお湯だったでしょ。でもお肌の弱い人にはちょっと酸性が強すぎてお肌がヒリヒリするかも…〟と。ああ、それでなの~、イヤダッ!

 ホテルを8時に出発、今朝も快晴です。ホテルの人もこんな日は珍しいと。昨夜は全く見られなかった安達太良山を遠くに見ながら、被災地〝閖上の記憶〟へと向いました。この〝閖上の記憶〟は、11月22日のブログをどうぞ。

 写真は、朝のバスから撮った安達太良山と吾妻山連峰。吾妻山連峰の真ん中の山が、早春には残った雪が〝雪うさぎ〟に見えるというので有名な「吾妻小富士」です。

 では、長くなりましたので今日はここまで…オヤスミナサイ!

コメント
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