植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢の夏2017 ⑩ 寺町寺院群周辺

2017-07-30 04:28:32 | 日記


金沢の観光スポットレポート その711(No.1069)

◇金沢の夏2017 ⑩ 寺町寺院群周辺

○加賀水引 津田

明治時代まで結納や金封にかけられる水引結びや折型は、ほとんど平面的なものだった。大正4年(1915)頃、石川県金沢市の津田左右吉(加賀水引初代)が、立体的な和紙の包み方(折型)と、鶴亀や松竹梅などの立体的な水引の結び方(水引細工)を考案し、結納や金封に飾るようになった。

■写真は加賀水引津田店舗

その後、津田左右吉の娘である津田梅(津田水引折型二代目)の代で、加賀水引として全国に知れ渡り、石川県金沢市の伝統工芸 加賀水引細工として定着した。現在は津田左右吉の4代目である津田宏・さゆみ 5代目 津田六佑が加賀水引を継承している。







■写真は東急ハンズの加賀水引展示

□ 加賀水引「津田」ホームページ


○雨宝院(うほういん)

千日山雨宝院は高野山真言宗のお寺で、天平8年(736)白山開山の泰澄大師が創建。その後文禄4年(1595)雄勢上人より再興。享保18年(1733)焼失。改築後大正11年(1922)に犀川の洪水で流失。昭和21年(1946)室生犀星などの寄付で復旧。金比羅大権現を本尊にしています。室生犀星が雨宝院の住職の養子になって幼少を過ごしたところ。





■写真は雨宝院



■写真は室生犀星碑



○室生犀星記念館

金沢三文豪のひとり、室生犀星の生家跡に建つ記念館。平成14年8月1日、犀星の誕生日に開館した。

「ふるさとは遠きにありて思ふもの…」の詩(「小景異情 その二」)

で知られる犀星はこの地で生まれ、すぐ近くの寺院、雨宝院で育ちました。館内では、はじめて犀星を知る人でも、犀星の生き方やその文学世界の魅力と出会い、ふるさとや命に対する慈しみの心への強い共感を呼び起こしていただけるものと思う。





■写真は室生犀星記念館



室生犀星記念館ブログページ①

室生犀星記念館ブログページ②

雨宝院、室生犀星ブログページ③

■撮影日(2017.7.13-18)

(つづく)


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