植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢城の石垣巡り。(No.4)城内ルート

2011-09-16 05:00:57 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その7(No.87)

金沢城の石垣巡り。(No.4)城内ルート

7)戌亥(いぬい)櫓石垣
  この石垣は「打ちこみハギ」の積み方をしてい
 ますが、石の隙間に平らな石をはめ込み「切り込
 みハギ」のように見せる技法が用いられている。
 長い年月の間に石が抜け落ちていますが、当時の
 巧みな技術を見ることができます。
  はめ込まれた石が残っているところと抜け落ち
 た所を比較しながら、当時の姿を想像してみてく
 ださい。
  ・創建:寛永8年(1631)頃
  ・現状:北面(左側)は創建時、西側(正面)
      の大部分は寛文頃の改修時、一部明和
      3年(1766)改修時の姿を残す。



8)三十間長屋石垣
  この石垣の積み方は「切り込みハギ」の手法で積
 まれていますが、表面の縁取りだけをきれいにそろ
 え内側を粗いままにしておく「金場取り残し積み」
 という技法が用いられている。
  綿密な細工をしながら、わざわざあらあらしく見
 えるように工夫されており、当時の文書でも「いき 
 おいのある積み方」と表現されている。
  ・創建:寛永8年(1631)頃
  ・現状:主に宝暦(1751~63)改修時の姿を残す
      


9)鉄門石垣
  「切り込みハギ」の技法は、城の重要な部分に用
 いられている。本丸への入り口となる鉄門の石垣に
 も、「切り込みハギ」が見られます。石の表面を多
 角形に加工したすぐれたデザインで、丁寧なつくり
 になっている。
  ・創建:寛永8年(1631)頃
  ・現状:明和3年(1766)改修時の姿を残す



10)東の丸北面石垣
  文禄元年(1592)、利家は、急こしらえの平山城
 であった金沢城の石垣修復にのりだす。この石垣は
 城内でも最も古い技法が用いられており、金沢城の
 初期の姿を伝える数少ない貴重なものです。自然石
 粗割しただけの石を緩い勾配で積み上げた「野面積
 み」になっています。
  ・創建:文禄(1592~96)頃
  ・現状:創建時の姿がよく残っている

参考資料:
 ほっといしかわ「金沢城の石垣巡り」より


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