![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/76/69d0a351cb4a03635bfa30ca5c1f1c61.jpg)
金沢の観光スポットレポート(No.1679)
◇寺町訪探2019-1 井上靖文学碑、井上靖下宿部屋
金沢ボランティアガイド”まいどさん”の16期生の「よるまっし16会」勉強会で寺町寺院群を巡った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d7/26eba7de5e840957887e8f65d8fe87e7.jpg)
■写真は桜橋西詰のW坂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/12/aed1c8efdfd467bc8e25c67f8a558512.jpg)
〇W坂「北の海」碑
井上靖はW坂を「腹がへると、何とも言えずきゅうと胃にこたえて来る坂ですよ」と紹介し、「この辺で足が上がらなくなる」と続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/5b/b48a9bd49903d1ba7801336a94cebc47.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/3b/c1d3bda68adf0c957656f782f85b9ac2.jpg)
■写真はW坂を上がったところの緑地公園から金沢城公園と犀川橋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/71/74dcdb830dcd7e5628a958bba0699f48.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/97/979bc4d9fc61c2f6e16adb66b6b8d202.jpg)
〇井上靖の下宿部屋「櫻畠楼(さくらばたけろう)」
井上靖は昭和2年(1927)年に旧制四高に入学、卒業までの3年間を金沢で過ごした 。下宿先は旧桜畠6番丁(現寺町3丁目)にある木造2階建ての建物で、井上靖は自伝小 説「北の海」に登場させている。晩年に訪れて懐かしんだこともあったという。井上靖が 過ごした2階の部屋も、当時のままとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/58/a11ed4a16732f46e9268bc13b7e3e04b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/19/8e40d1e92014cd8358f11c4241c5a4b9.jpg)
○井上靖(明治40年~平成3年、享年83歳)
北海道旭川で生まれ、天城湯ヶ島、三島・沼津で18歳まで過ごした。沼津中学(現・沼津東高校)時代には、文学へ目覚めるきっかけとなる友人たちと出会い、金沢の四高で詩作を始め、京都帝国大学を卒業後大阪毎日新聞社に入社。小説『闘牛』で第22回芥川賞受賞、文壇へは昭和25年(1950)年43歳デビュー。現代小説、歴史小説、エッセイ、自伝的小説、シルクロード西域関連の作品、詩集など創作、その軌跡は「山脈」と讃えられ、人間の本質を優しくとらえた井上文学、時を超えて愛されつづけている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/de/59684dfd361e8a98661dbcc2645a0bce.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f3/22ad859b678102d5268a11a46933261e.jpg)
■写真は井上靖が過ごした床の間付き部屋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/8a/060ca2fc162061e370c8d4d3f184fab5.jpg)
■写真は玄哲也の訪問記念色紙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/20/0a2852efd72f80170c6a39b4ed2fafee.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/84/71281d6632f12cca1e994c13692fce37.jpg)
■写真は2畳の間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/0c/5b3b36ce8cafe1c6c8ee5becb6ce8dda.jpg)
■写真は6畳の間
□紹介ページ
井上靖の下宿部屋「櫻畠楼(さくらばたけろう)」①
井上靖の下宿部屋「櫻畠楼(さくらばたけろう)」②
(つづく)