植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

前田利常公の足跡を訪ねて ⑧浅井畷古戦場

2017-02-26 04:25:58 | 日記


小松市の観光スポットレポート(No.956)

◇前田利常公の足跡を訪ねて ⑧浅井畷古戦場

11)浅井畷古戦場

ときは慶長5年(1600年)八月九日、丹羽長重が軍勢三千は降り出した雨に乗じ、今まさに眼前を行軍する前田利長が軍勢2万5千に夜襲をかけ、これを撃滅せんとしていた。

この浅井畷の戦いは、北陸における「関ヶ原合戦」であった。徳川家康に味方した金沢城主・前田利長と、石田三成に味方した小松城主・丹羽長重の戦い。前田利長は、大聖寺城を落とした後に金沢城へ戻る途中だった。そこに大聖寺城主・山口父子の弔い合戦とばかりに丹羽長重軍が襲いかかったのである。

■写真は浅井畷全景



小松城からは援軍が次々と到着。前田方の殿(しんがり)軍であった長連竜隊は大苦戦となった。両軍とも自慢の勇将が激突。丹羽方では松村孫三郎・雑賀兵部・寺岡勘左衛門ら多数の将が討死し、前田方でも長家の九士、小林平左衛門・隠岐覚左衛門・長中務・鹿島路六左衛門・八田三助・鈴木権兵衛・堀内景広・柳弥兵次・岩田新助をはじめ多数の将士が命を落とした。



■写真は看板と墓の位置図



討死した前田方の長家九士の墓が、ここ浅井畷の木立の中に散らばって残っている。それらの碑は、皆それぞれの倒れた方向に向けて建てられているとのことだ。
(資料:まるごと・こまつ・旅ナビホームページより)

住所:小松市大領町つ137

□浅井畷古戦場紹介ページ



■写真は薦かぶりの墓(撮影:2017.01.07)

(つづく)


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