植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢城の石垣巡り。(No.6)城外周ルート

2011-09-23 05:56:39 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その9(No.89)

金沢城の石垣巡り。(No.6)城外周ルート

6)申西櫓(さるとりやぐら)下の石垣
  ここでは時期の異なる「打ち込みハギ」の石垣
 を見ることができます。右側は自然面を残す割り
 石を積み上げた、慶長頃の石垣です。左側は加工
 の進んだ石材を用い、刻印が多く見られる石垣で、
 寛永頃新たに継ぎ足されたものです。石垣から城
 郭整備の過程がうかがえる貴重な事例です。
  ・創建:慶長(1596~1615)
  ・現状:上部は明治時代に撤去
      下部は概ね藩政期の姿を留める



7)薪(たきぎ)の丸東側の石垣
  この石垣は、鯉喉櫓台や二の丸北面と同じく、
 加工の進んだ石材を整然と積み上げた「打ち込み
 ハギ」の石垣で、寛文6年(1664)、加賀 藩の
 穴太(石垣普請職)後藤権兵衛によって改修され
 たことが記録に見えます。
  ・創建:寛永(1624~43)頃
  ・改修:貫文6年(1666)



8)いもり坂と薪の丸
  いもり坂は明治以後作られた通路で、江戸時代
 になかったものです。このあたりは玉泉院丸に面
 した斜面の一角で、庭園向きの石垣として整備さ
 れたところです。三十間長屋と同じく「切り込み
 ハギ」の一種で、野趣に富んだ意匠を狙った「金
 場取り残し積み」などが見られます。
  ・創建:寛永(1624~43)頃
  ・改修:貫文(1661~72)頃


参考資料:
 ほっといしかわ「金沢城の石垣巡り」より


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