植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇兼六園の梅2021-①

2021-03-02 04:59:57 | 金沢・石川の観光


いしかわの観光スポットレポート(No.1957)

◇兼六園の梅2021-① 梅林案内、トウジバイ、ヤエカンコウ

梅林の歴史

兼六園の梅林は、藩政時代には竹沢御殿や馬場などがあった跡で、明治には長谷川準也(第2代金沢市長)の屋敷となった。戦後は兼六園広場として野外催事に使用された後、昭和43(1968)年明治百年記念事業として「兼六園梅林」が造営された。ところが、長年の放置と踏圧された荒地に植えられた梅株は育ちが悪く、昭和48(1973)年改めて樹間に深溝を掘り、堆肥を補い、高く盛土して勢いを再生させた。

現在の兼六園の梅は約20種、約200本あるとされ、1月中旬から3月末まで楽しむことができる。<私の調査では(2020春現在)22種、206本となっている>



〇梅の種類(3系7性)



1)トウジバイ(冬至梅)
 満開時期:1月下旬
 野梅性、一重、中輪。兼六園では一番早く咲く。





■写真はトウジバイ



2)ヤエカンコウ(八重寒紅)
 満開時期:2月上旬
 野梅性、八重、中輪、早咲き。代表的な紅梅。







■写真はヤエカンコウ



3)ヒノツカサ(緋の司)
 満開時期:2月中旬
 紅梅性、八重、中輪。花弁はへら型で抱え咲き。雄しべは長い。







■写真はヒノツカサ



4)ヤエトウバイ(八重唐梅)
 満開時期:2月下旬
 唐梅性、八重、中輪、丸い花弁。花弁に赤筋が入り、下向きに咲く。







■写真はヤエトウバイ

(つづく)

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