植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

◇金沢の秋2020 尾山神社④

2020-10-13 04:43:07 | 金沢・石川の観光


金沢の観光スポットレポート(No.1898)

◇金沢の秋2020 尾山神社④



○神苑

神社の創建以前は金谷御殿の庭園だった所。1642年頃に造られた古代舞楽の楽器を模した池泉廻遊式庭園。昭和29年(1954)に市の指定名勝となっている。
池には3つの島(鳥兜(とりかぶと)島、琵琶島、鳳笙(ほうしょう)島)が浮かんでいる。江戸時代の作風を残し、沢渡りによって琵琶島に至り、ここから八ツ橋、琴橋、図月橋(とげつきょう)等によって鳥兜島を巡る趣向で、これらは雅楽器を象徴しており、「楽器の庭」ともいわれている。



神苑の水は、三代藩主利常公の命により完成した辰巳用水の水を高低差を利用して、兼六園から暗渠で導き、響遠瀑から落としていた。





■写真は神苑



〇尾山神社菊桜

国天然記念物「兼六園菊桜」折れた枝を接ぎ木して育てた木を2003年に境内に移植したもの。神門を入り本殿に向かって右側に2本ある。





■写真は尾山神社菊桜



〇授与所

平成27年秋に完成したばかりの新しい授与所。開放的なガラス張りのデザインで、施設内には、金沢城など市内の観光地の四季の風景を映し出すディスプレイを
設置している。

■写真は授与所



〇境内のオブジェと歌碑

・拝殿の右脇には、蓮をあしらったオブジェがある。



・鼠多門橋のそばに芦田高子の「山くわの 白き十字の 花びらを うつすことなき 水のさわだち」歌碑がある。



■写真は境内のオブジェと芦田高子歌碑



○尾山神社 東神門(登録有形文化財)

旧金沢城の桃山風御殿様式だった二の丸にあった唐門。旧卯辰山招魂社前にあったものを昭和38年(1963)に境内に移築。1間1戸の向唐門で、屋根は桟瓦葺。主柱は円柱、控柱は角柱とし、両開き桟唐戸。総欅造で釘を1本も使わず、屋根は瓦と銅板で葺き。



■写真は東神門

(つづく)