金沢の観光スポットレポート その1136(No.1591)
◇兼六園の椿-2 ロウゲツツバキ、ホウジュ、カガコシボリ、ベニワビスケ
昨年12月より兼六園の椿を取材を始めました。梅、桜とここ数年取材していますが、椿の撮影が一番難しいことがわかりました。それは①咲く時期が9月~5月までと長いこと②品種が7,000種といわれ品種確定が簡単にできないのである。そこで、当面兼六園に限りこれからも取材を続けて行きたいと思いまので、閲覧よろしくお願いします。
品種解説はインターネット情報を中心にまとめたが、今後さらなる情報収集して
いきたい。
5)ロウゲツツバキ(臘月椿)
珍しく白い色のツバキで比較的早い時期に咲くのが特徴です。花付きはかなり疎ですが一つ一つの花がやや大きく見応えがあります。
臘月(ろうげつ)は辞書で引くと陰暦12月のこと。時雨亭近くにある。
■写真はロウゲツツバキ(2018.12.3)
■写真はロウゲツツバキ(2018.12.10)
■写真はロウゲツツバキ(2019.2.25)
6)ホウジュ(宝珠)
この「ホウジュ」は白い椿でかつ八重咲きが特徴で、花の中心部が「宝珠」に似ていることからこの名前がつたという。時雨亭の庭にあり、樹高2mほどの樹木全体に咲く。
■写真はホウジュ(2019.2.3)
■写真はホウジュ(2019.1.18)
■写真はホウジュ(2019.2.14)
■写真はホウジュ(2019.3.3)
7)カガコシボリ(加賀小絞)
石川県産で、金沢市内民家の加賀八朔の自然実生といわれ、淡桃地に小絞りの入る一重、椀咲き、11月~3月ごろまで咲く。長谷坂トイレ付近にある。
■写真はカガコシボリ(2019.1.10)
■写真はカガコシボリ(2019.1.22)
■写真はカガコシボリ(2019.2.25)
■写真はカガコシボリ(2019.3.3)
8)ベニワビスケ(紅侘助)
山地は関東で、伊藤『椿花集』(1879)に記載され、茶花として愛用されている。梅林舟之亭近くにある。
■写真はベニワビスケ(2019.1.18)
■写真はベニワビスケ(2019.1.25)
(つづく)