

県南にドライブに行った後、山菜や野菜を売っている屋台のようなお店があり、そこに、正確な文面は忘れましたが「蔵王で一番おいしい山菜料理 釜沢」「車で3分」みたいな内容の手書きがあり、仙台に帰る途中で寄ってみました。
レストラン釜沢(宮城県刈田郡蔵王町円田釜沢12-29)です。



産直野菜のお店と食堂が一緒になっている形態で、お店入ってすぐのところに山菜料理の定食の写真がありました。
ランチと、食後のスイーツを食べた後だったのに、すごく気になって食べることにしました。
座席は、座敷席とテーブル席があり、結構座敷席が広かったです。
メニューは、旬の山菜を使った定食の他、そば、うどんなどの麺類、カレーライス、要予約の御膳などがありました。
山菜の定食は3種類あり、その中で、釜飯は好物なので外せません。あとは、山菜天ぷらか山菜炒めでしたが、天ぷらはよくあるので、定食としてはあまり見かけない山菜炒めにしました。
釜飯は注文後に炊くので、30分ほどかかるとのこと。もちろんOKです。
春の釜めし膳 1,000円

いろいろな小鉢が付いてワクワクしてきました!
蔵王産のタケノコと山菜使用とのこと。


釜飯には、山菜とタケノコがいっぱい混ぜ込んだご飯の上に、エビ、たけのこ、タラの芽の素揚げ、コシアブラの素揚げ、しいたけ、青菜、ゆで卵、
錦糸卵、かまぼこなどが彩り良くのっています。
ご飯はおこげもできてふっくら、味がしみていて大変おいしい。





小鉢も山菜を使ったものが多く、たけのことフキの煮付け、もってのほか(黄色い食用菊)の酢の物、ニラのおかか和え、
きゅうりのピリ辛漬けと、バラエティ豊かでした。
みそ汁は舞茸、えのきだけ、豆腐、わかめでした。
山菜炒め膳 800円

山菜炒めって、メインではなく、サブおかずのイメージがありましたが、これを定食のメインにするのは珍しいとおもいました。

たけのこ、わらび、あいこなどの山菜の他、にんじん、こんにゃく、油揚げが入った炒め煮です。
シャキシャキとした歯ごたえと山菜特有の風味で、新鮮な山菜って感じでとてもおいしい。





小鉢は釜飯と違うものも含まれていました。
タラの芽の素揚げ、コシアブラの素揚げ、こんにゃくの甘辛煮、たけのことフキの煮付け、ニラのおかか和え、キュウリと大根の昆布漬けと、こちらも盛りだくさんです。
大変おいしい山菜料理を味わえた他に、もう一つ収穫がありました。
以前から気になっていたスモークナッツを、店内で見つけたことです。
ゆうきや スモークナッツ ビンテージラベル Smoked Mix Nuts Vitage Barrel 80g 600円


ボトルの蓋を開けると、すばらしいくん製の香りが!
会社HPによると、「燻製材はウイスキーの樽として長年使われたオーク樽を使用」とのこと。
アーモンド、カシューナッツ、くるみなど9種類のナッツとフルーツで、特にピーナッツが、くん製風味が強くて気に入りました。
ボトルの中身を皿に開けてみましたよ。
これは予想以上においしい!大きいのを買えば良かった。
何の事前情報もなしに入ってみたレストラン釜沢でしたが、手づくり感あふれる山菜料理はどれもおいしく、スモークナッツを買うことができて大満足でした。
山菜は季節によって種類が変わるので、別な季節にも行ってみたいです。
旬の地場産料理が盛りだくさんの御膳もあり、こちらは要予約なので、次回はぜひ、こちらも食べてみたいです。
