うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

冬アニメ最終回②

2017年03月26日 18時49分16秒 | アニメ
年度末で大変な時に限ってゲーム関係がイベント仕掛けてくるのは一体何故なんでしょう??( ノД`)シクシク…
オンラインゲームが軒並み重要イベントぶつけてくるので、何か社会人の皆さんに訴えたいことでもあるんだろうか、と思いますよ。心の叫びなのかどうなのか。
とりあえず『とうらぶ』の『江戸城捜索イベント』の村正さんは全くもって現在発見できておりませぬ。何か一発で宝箱の村正さん当てた人もいるらしいですが、宝くじどころか年賀状のお年玉くじさえ当たらないかもしたは、多分最後の一個まで正解しないと思います。今まだ134個残ってます。先は長い(--;)
で、時間無い無い言いながら、やっぱり最終回が軒並みやってくるアニメ業界(アニメに限ったことではないですが)この土日でまとめて見ました。
『NARUTO疾風伝』:「冬アニメ」の枠で感想書くのが躊躇われるほど超人気漫画アニメが終了しました。14年間ですよ!すごい長かった。それでも絶大な人気を誇っていましたが、かもしたも数ある少年ジャンプアニメの中でもこの作品は好きです。どこが好きか、と問われると一口では言えないのですが、先ずは何より①天才以上の努力家な主人公というところですね。4代目火影の息子ですから、潜在能力は元々あったと思いますが、「凄いな!」と思わせるのが、少年ヒーロー物にありがちな「潜在能力が危機に花開いて優秀になる」とか「目立たない子がいきなり注目を浴びる力に目覚めて、みんなの人気者になる」というのが一切ない!ということ。何をやってもサスケに敵わなくて、試験も卒業もギリギリいっぱい。それを何度も何度も繰り返して、周りから嘲りの視線で見られ続けて。そんな状況でも必死の努力で力を実らせていった、という過程が「簡単な努力では手に入れられない」現実と、それに真っ向から向かう主人公ってなかなかいないので、凄く新鮮でした。でもその努力も最初はサボっていましたけど、天才と思われていたサスケが実はすごく影で修業を重ねていたのを知って、それで自分も―――って発奮していった、真逆なのに似ている2人の友情関係がこれも面白かったです。
二人ともすごく力はあるけれど、最終的に火影になったのはナルトの方。力量から言えばサスケでも候補でしょうが、懐の広さから言うとやっぱりナルトの方が適任かな。サスケは復讐にとらわれ過ぎて、視野が狭くって、簡単に切り捨ててしまうタイプなので、カカシ先生が違うことを教えたにもかかわらず、結局その考えに賛同できない形になったので。でもきっとナルトを陰で支えてくれる、暗部的な役割してくれそうですね。
次に好きなところが②家族愛ですよ。全編通して特に印象に残っていて大好きなシーンは、ミナト&クシナさんの二人ですね。ナルトが生まれてすぐに九尾を封印するために、その命をかけた二人の最期。九尾の攻撃で瀕死のクシナさんが、まだ生まれて数時間の我が子に「お友達沢山作るのよ」「好き嫌いはダメよ」「喧嘩しちゃダメ」「勉強しっかりやりなさい」って語り掛けて、ミナトさんも声を出すのが精一杯な状況で「欲張りだな」て笑うんですが、流石はハバネロ。気が強いので「今のうちに言っておかなきゃ」って二人が笑うんですけど、こと切れる最後の瞬間にクシナさんが泣きながら「一緒にいられなくってごめんね・・・」ってナルトに謝るシーンで、もう号泣 母親として何もしてあげられなかったことを悔いる本音が泣かずにはいられません!!死ぬことより、我が子を一人残して死ぬことの方が辛いという母親の心情が(ノД`)・゜・。一番の感動でした。もう一つは同じくサスケとイタチ兄弟ですね。自分が汚名を背負っても、命を失くしても尚、弟を守ろうとする兄に最後まで弟は気付くことができなかった。真相を知って初めて後悔するんですが、サスケがこれで道を見失って、そのことを自分の死後にナルトに託そうとするイタチにも涙でしたね。
あとやっぱり好きなのは③いい大人と仲間たち 自来也さんは本当にナルトの父親代わりのいい人でした。生きていてほしかったなぁ~ あとは最初にナルトを認めてくれたイルカ先生も、長い目で見守ってくれたカカシ先生も、仲間たちも、いいヤツばかりでした。普通だったらあそこまで存在を疎まれた幼少期を過ごしたら、里の危機なんてどうでもよく自棄になりそうですけれど、支えてくれる人がいたからこそ、成長できた。そこもよかったですね。
最後にヒロインはサクラかと思っていたんですが、結婚したのはヒナタでした。でも納得かな。ナルトを一番誰より見守ってきたのはヒナタでしたからね。サクラちゃんはどっちかというと、自来也さんと綱手様みたいに対等な関係で、「夫婦」という形とはちょっと違う気がする。抑えるところは押さえて、はっちゃけるナルトを温かく見守ってくれそうなのは、ヒナタの方が適任かと。元気な父ちゃんと優しいお母さんで、ボルトもアメムチでバランスよく成長しそうですよ。
―――で、次回からは、そのナルトの息子が主役。なので、もう会えない、というわけではなく、まだまだ話は続きますが、ナルト世代は大円満で終了本当に関係者の皆さんも14年間お疲れ様でした<(_ _)>
『政宗くんのリベンジ』:漫画原作のアニメ化でした。太っていた幼少時、ヒロインに手厳しく振られた腹いせに、「かっこよくなって彼女を惚れさせた後手酷く振ってやり返す!」という、努力は凄いのは認めるが、考えが非常に安直な(笑)主人公とヒロインの物語でした。政宗君の努力は認めよう。頑張っている。でもいつもやり方を師匠こと吉乃ちゃんにばっかり頼っていて、自分で考えない(一応勉強はしているらしいけど、全く逆効果ばかり)から上手く行かないんだよ・・・(-△-;)
でも実は愛姫ちゃんは、ルックスとか体型とか家柄とか、そんなことにちっとも価値を置いていないので、そこに気づかないうちは政宗君は撃沈が続きますね(-人-)(断言)。必死に考えたシチュエーションより、政宗君が取った咄嗟の行動の方に愛姫ちゃんは惹かれているんですけどね。多分政宗君が振られたわけは、太っていたからではなく、何らかの行き違いか、吉乃ちゃんの所為かと思うのですが、もう「見た目で振られたはず」が刷り込みされちゃっているから、ここを克服しないとなぁ~・・・
恋のライバルが二人(ネコちゃんと雅宗くん)登場しましたから、また是非続編を見せて欲しいですねv
『うらら迷宮帖』:こちらも漫画原作のアニメ化。一流の占い師「一番占」を目指して勉強する4人の女の子たちの日常&非日常な物語でした。「きらら」掲載の漫画ですから、全然「怖い」とか「恐怖」とは縁がなし!(笑) 例え『コ〇クリさん』をしていても、全然ほのぼのv 女3人どころか4人よると姦しいというか賑やかです。
物語の伏線的な、主人公「ちあ」の正体や母親のこと、何かに恨まれるようなシーンもありましたが、まだ原作でもそこまで触れられていないこともあってか、伏線は回収できないまま終了でした。匂わせるシーンはいくつかありましたが、そこができれば見たかった!
『セイレン』:いわゆるギャルゲー要素の高いアニメでした。漫画もあり複合メディアで、随分前に放送していた「アマガミ」というギャルゲー系アニメと同じ舞台で数年後の設定でした。
主人公は嘉味田正一君、高校2年生で、いわゆる彼がプレイキャラといったところ。アニメはヒロイン3人についてそれぞれがメインヒロインの立場のストーリー、計3ストーリーを3,4話ずつ放送。
3人のバランスが「同級生」「先輩(姉)」「後輩(妹・幼馴染)」設定という形で、ゲームのように全部体験できて、クリア後の話も見れますvな構成。・・・でも同級生の「常木さん」だけは主人公と結婚していなかったな。他の二人は主人公と結婚して、しっかり家庭の様子まで描かれていましたが。
ギャルゲー好きな人はプレイしている気分になれるアニメだったのではないかと思います。
『青の祓魔師 京都不浄王編』:久しぶりの二期目でしたね。前回いつ放送したかちょっと覚えていないのですが、割と長期クールで放送して消えていたはず。でも確かバチカンに燐が出頭(というか連行)して、これ以上サタンの力を使ったら処分、というところは覚えていました。けれど、確か学校で危機が訪れて燐がそれを祓うことで、険悪だった勝呂君達との仲が、随分修正された―――と思っていたんですが、記憶違いかな? しえみちゃんがみーちゃん使えなくなったのも記憶が でもともかく久々に皆と会えたのは嬉しかったです。
今回の主人公は燐、というより雪男くんの方が物語の伏線を大きく引っ張ってくれましたね。瞳が青くなった=サタンの力の片りん、を見せてくれましたけど、双子である以上、全く雪男が普通の人間とは考えにくかったので、「真っすぐに迷わず目標を持つ兄」と比較して、今後はさらに雪男の葛藤が凄く出てきそう。表面上は兄:燐の成長記で、裏は弟:雪男の葛藤記、みたいに話が展開するんじゃないかな。原作読んでいないのであくまで予想ですけど。
でもここまで伏線出してくれましたから、3期目放送してくれるんじゃないかと。
いや、「してください。」<(_ _)>
『昭和元禄落語心中 助六再び編』:いや~面白かった! というか、単純に漫画のアニメ化作品、という括りに押し込みたくないですね。むしろ『芸術品』といった方がいいと思います!!
何が凄いって、この番組の度に毎回話していましたが、「声優さん3人の演技が凄すぎ!!」 2代目助六役の山寺さん。8代目八雲役の石田さん。3代目助六役の関智一さん。皆さんの演技・ことに一回10分近くの落語を演じ切る凄さに、ただただ圧倒されて、引き込まれるように見ていました。
かもしたは落語なんて『笑点』くらいしか知りませんので、本家本元の落語の舞台を見ていないから、感想言うなんておこがましいですが、それでも本物の落語だと思います。
落語に加えて凄いのは、山寺さんは短時間の人生で起きた絶頂期と怠惰な時期を、石田さんは10代から80歳までの同一人物を、関さんは年齢だけでなく、若手からベテランになった3代目を、演じ分けていられたこと。今現実世界では「芸術の賞」として、舞台の俳優さん方が表彰されたりしていますけど、声優さんも「アワード」にとどまらず、立派な芸術として注目して欲しい!と、ものすごく強く思いました。
ストーリーも昭和という時代の変化と、あまり一般人が知りえない落語の世界を教えてくれて、すごく面白かったです。脇役も徹していて、林原さんのみよ吉さんの怪しい魅力や、最後までただ一人落語の世界をも通してきた松田さんもいい味でした。
決して「アニメは子供の物だけじゃない」ということをより強く教えてくれた作品だと思います。またこうした作品に出合いたいなぁ~
『風夏』:原作読んでいないので初見でしたが、バンドのサクセスストーリーになっていくのかと思ってみていましたけれど、恋愛と思春期ならではの不安定さを描いた作品でした。
第一話の出会いのシーンから「恋愛のお約束」みたいなスタートでしたが、主人公はなんとなく優柔不断でヒッキー。そこに個性的なヒロイン2人が絡むことで、少しずつ自分の進む道が掴めてくる、そう言った成長路線もありました。
ただ原作では、ヒロイン風夏は、実は交通事故で死んでしまうらしいですね。それで主人公がまたどん底になって、バンドも危機に陥って、そこに新しいヒロインが現れる、という展開らしいですけれど、アニメは変わっていたので、多分今期限りの放送でしょうかね。でないと新しいヒロインが登場できず、話そのものが変わってしまうので。
ともかく、アニメの方は無難にまとまって、無事にバンドも復活して、王道なハッピーエンドに落ち着きましたが、1クールアニメとしたらスッキリした感じで終わってよかったです。
『亜人ちゃんたちは語りたい』:有名な小説原作のアニメ化でしたが、最初は「また特殊能力を持った子たちとのハーレムアニメみたいなものか」と思っていたら大間違い!むしろ「バリアフリー」を訴えかける道徳的なお話でした。
主人公の高橋先生も、最初は自分自身の興味(というか、亜人の研究を専攻していたから)から始まりましたが、決して踏み込み過ぎず、亜人ちゃんたちが協力しやすい形で関わってくれる、いい先生でした。
今では大分当たり前になってきましたが、一昔前は障がい者の方々が、丁度この物語で言う亜人ちゃんたちと同じでした。バリアフリーなんか全然なくて、健常者の中で自分たちで何とかしろ!という感覚でしたが、現代では障碍者も受け入れやすくなってきて、そこにいてくれるのが自然な形が出来上がってきていると思います。まぁまだまだ十分ではありませんが、それでもずいぶんよくなったと思います。高橋先生みたいに「こういう時って健常者はこうだけど、君たちはどうよ?」って聞いてくれるんですよね。だからこそ、亜人ちゃんたちも「私はこうだから、こうなった方が嬉しいなv」って答えてくれる。そのやり取りからバリアフリーって始まって進行していくのが、この物語ですごくよくわかりました。
以前の『種』でやったナチュラルとコーディ―の垣根を、簡単に崩す方法をカガリたんがやってくれましたが、カガリたんや高橋先生みたいな人が、沢山増えてくれるといいなぁ、と思います。
『ひだまりスケッチ ハニカム』:シリーズ4期目。ひだまり荘で生活する美術高校の生徒さんの日常を描いたほのぼの作品。今回は主人公のゆのたちが進級して2年生になってからの話でしたが、かわらずゆる~く生活中(笑) 
でも彼女たちが凄いのは、毎回協力して学年超えて仲良くしているのと、ちゃんと毎回自炊している!←ここ大事!ことでしょうか。いや、大人だって忙しいとついつい外食に頼りがちなのに、ちゃんと毎回手作りしているところが凄いと(「着眼点はそこか」という突込みは無しにして:笑)。
3年生が卒業するところまで放送するのかと思いましたが、お正月で最終回でした。DVDの方ではちゃんと卒業式まで収納されているようですので、「残りはDVDはBlue-ray見てね!」で補完かもしれませんけど^^;
原作はゆの達が3年生になっているので、そのうちまた続編やりそうです。またおいしそうな自炊を見ながらほのぼのしたいv

さてと、時間無いなか、今夜は『そして誰もいなくなった』第2話目が放送なので、楽しみv
でも『オルフェンズ』の方が『誰もいなくなりそう』で怖い
今週はフィギア世界選手権もあるし、年度末に来てみたいやりたいことだらけでいっぱい!
身体もつかな・・・(;'∀')


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