うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2020春アニメ最終回③

2020年06月21日 21時52分06秒 | アニメ
ガンカフェの種アクスタ、カガリ様だけ何故か完売が続いているらしく、嬉しいような悲しいようなかもしたです。
今までラクス様は結構グッズは出ましたけど、姫様のグッズが少なかったので、公式で出た途端姫ファンが萌える(燃える)のかと。しかもあのデザインですからね。ドレス姿の下からチラ見せするナイスバディ!(爆!)が皆の(*´Д`)ハァハァをあおっているに違いない。
なので、是非秋葉が再開したら、アクスタを記念に用意してほしいな。無論メニューも。今回は関西県外はみな涙を飲んでいるので、公式SNSにツイートさせていただいたご意見、目通しいただけるとありがたいと思ってます。✨(T人T)

お願いしつつ、今日も最終回感想です。
『アルテ』:漫画原作のアニメ化作品でした。
時代は中世イタリア。主人公のアルテは貧乏貴族の娘で絵を描くことが大好き。厳格な母親と、娘のやりたいことを自由にさせた父親のもとで育つものの、その父が亡くなり、何とか貴族に嫁がせようと願う母の反対を押し切り、アルテは下町で絵の修行先を探しに出る。しかし、画家となるべく画家工房を回るが、アルテが女であるというだけで相手にもされない。
唯一、自分の絵を見てくれたレオの工房に引き取られるが、レオは貴族娘の我儘と思い、弟子にするつもりもなく「テンペラ画の地塗りを一晩で20枚作る」という無理な課題を命じる。翌朝、課題を仕上げたアルテにレオは画家を目指す動機をたずねたところ、「職人(画家)になるのが目標ではなく、自分自身で生きる道筋をみつけたい」と答えた。レオは自身が物乞い出身であり、アルテと似たような動機で画家を目指したことから、アルテの弟子入りを許す。
「女の画家見習いである」ということで周囲の反発も多かったアルテだったが、持ち前の明るさと頑張りで男女の壁を乗り越え、徐々に理解者を増やしていった。ヴェネツィア貴族のユーリは、そんなアルテが働いていた様子を見て気に入り、アルテを姪の家庭教師にと雇おうとするが、アルテはこれを断る。
そんな中、レオの師匠の娘・ルザンナが身重の身体でレオに会いに来る。夫が亡くなり、夫の実家から持参金を返してもらおうとしたのだが、相手にされないというのだ。それを知ったアルテは、ユーリと掛け合い、ルザンナの助けとなることを条件に、ユーリの申し出を受け、ヴェネツィアへと旅立つ。
ヴェネツィアでは、これまで何人もの家庭教師が辞めていったユーリの姪カタリーナの家庭教師となる。礼儀作法も完璧で何一つ教えるようなことのないカタリーナだったが、両親の前では礼儀作法のできない娘を演じていた。事情を知ったアルテはカタリーナとのわだかまりも解かし、カタリーナの母であるファリエル家夫人ソフィアとカタリーナの肖像画を描き上げる。スポンサーになるというユーリの申し出を断り、アルテはフィレンツェへと戻った―――というストーリーでした。
中世イタリア版『はいからさんが通る』ですね。女性の人権が殆どなかったこの時代、それでも独立心高い少女が自分の力で道を選んで生きていく。現代では当たり前のことができなかったのは、どの世界でも通ってきた道なんですね。でも自分で選ぶ=自分に責任を持つ=自信を持てる、という意味で人間的に凄く魅力的なのはヴェロニカさんもですが、かっこいい。それに信じられる。自分で手にしてきたものだから、言葉に重みも出てくるんですよね。
まだまだ若いアルテですが、培ったものを彼女は周囲にちゃんと供給している。今の時代でもなかなかできないことなので、深く見ると道徳的にもいいお話だったと思います。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』:ラノベ原作&漫画のアニメ化作品でした。
主人公のカタリナ・クラエスは、上級貴族の家柄で、更に両親に甘やかされて育ったせいで高慢で我侭な性格になっていたが、8歳の時に父に連れられて城に出向いたところ、第3王子ジオルドの後を追いかけていた最中、転んで石に頭をぶつけてしまう。そこで前世の記憶が蘇り、事故に遭って命を落としたオタク女子だったことや、この世界が事故の日の明け方までプレイしていた乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』であり、自身はヒロインのライバルだったことに気付く。そんなカタリナの未来は良くて「国外追放」、最悪「死亡」という破滅ルートしかなく、穏やかな老後を過ごしたい彼女は国外追放でも生きられるよう農業を趣味とし、エンディングに向けてプレイ記憶を反芻しながら破滅エンドを回避しようと、努力の日々が始まる。いわゆる「攻略対象」のジオルド、その双子の弟:アラン、義理弟のキース、男爵家のイケメン・ニコルはみな主人公と恋愛関係になり、イジメ主犯のカタリナを破滅エンドにするストーリーのため、執着せず我が道を行こうとするカタリナだが、逆に裏表もなく、人懐っこい彼女を見て、彼らから好意を寄せられてしまう結果になり、更に彼らの近しいライバルキャラとなるはずのメアリ、ニコルの妹・ソフィアまでカタリナに惹かれてしまう。15歳になり魔法学校に入学したカタリナは、運命の相手:ゲームの主人公のマリアと出会う。ゲーム内ではカタリナにイジメぬかれるが、ほかの女子生徒にイジメられているマリアをカタリナは救出。その結果、マリアにも好意を寄せられる。
仲良く楽しく学園生活を過ごすカタリナだが、少しずつゲームとのずれ(カタリナが悪役でない分、つじつま合わせが起きる)が生じるものの、最終的には隠しルートの攻略対象:生徒会長のシリウスの呪いも解き、乙女ゲームでのバッドエンド(誰ともCPにならない友情エンド)を迎え、カタリナ的にはハッピーエンドとなるのだった―――というストーリーでした。
今期一番面白かったのがこの番組!もう、カタリナ様ったら視聴者のハートまで落としてくださいました♥(*´Д`)ハァハァ
ある意味天然の人たらしなのですが、欲もなく、それでいて裏表もなく、仁義に熱いキャラクター的にはカガリ様と同じ。人の目を気にしたり、親の威光を借りず、自分で回避ルートを選びつつもちゃんと自立の意思をもって過ごしているのは、貴族の女性としては珍しいでしょう。それが多分王子様方にも新鮮なんでしょうね。しかも精神的に強く、悪いものは悪い、と言えるし、自分の失態は素直に認め謝罪ができる…そりゃ眩しいですわっ✨
余りの人気で、何と二期目制作決定!🎊おめでとう!カタリナ様♥ 絶対続きは見ます!!
『イエスタデイをうたって』:こちらは青年誌漫画原作のアニメ化でした。
主人公の魚住 陸生は現在フリーター。大学卒業後就職できずにコンビニバイトの日々だったが、そこに野中 晴という少女が現れ、次第に陸生は彼女と親しくなる。そんな中、陸生の大学時代の想い人だったが一度フラれている森ノ目 榀子が東京の陸生の近くで教師をやっていることが分かり、二人は再会する。一方 榀子は恋人だった早川 湧を亡くし、その弟の高校生:浪に想いを寄せられていた。しかし、あくまで家族のような感覚でいたため、恋愛には踏み出せず、また陸生にも惹かれつつも近づけないでいた。晴はそんな榀子に宣戦布告。し、陸生への好意を隠そうとしなかった。同じく浪も陸生を敵視。「友達以上恋人未満」の関係が続く。
やがて陸生は趣味だったカメラを仕事にし、ようやく地に足を付けられたことで、榀子との距離を縮めようとする。しかし、榀子は浪との関係を壊したくなく、今一歩踏み出せないでいるところを浪に見つかり、榀子は関係が壊れてしまったことへのショックを受ける。その姿に陸生は榀子への想いを諦め、一途に思い続けてくれた晴と関係を修復するのだった―――というストーリーでした。
…う~ん…正直見ていて結構イライラ募った感じです。多分今までで二番目くらい(一番は『ドメスティックな彼女』)。
というのも、主人公は…大学出たはいいけど目標もなく、希望もなく、就職できず…となると、自分に自信が持てないので、好意を抱かれても(何でこんな自分に…?)って思う気持ちがわからなくもない。受け身一辺倒なのはアレなんですが(ドメスティック―――の主人公は美味しいとこ取りなのが癪に障りましたけど^^;)。一番イラっと来たのは榀子。とにかく不変を望む彼女は、主人公にもはっきりしない、浪にも「今の関係が居心地いいから」とはっきりしない。それでいてもめ事が起これば「私が悪いの…」
う~~~~ん(--;)結局それって「自分が一番楽なポジションにいつまでも居続けたい」という究極の我儘ですよね。仮にも教師やっているんであれば「人の精神的成長」だって一番理解しているはずなのに、何時までも亡くなった人にこだわり、その人を印籠にして主人公が近づきたいのに近寄せない。弟君も好意を寄せているけど近づけさせない。それでいてですし。成長していく皆の気持ちがパンクしてしまうと「私が悪いの…」―――お前は二条の局か!ヽ(`Д´)ノ 正直言って同性の目から見ると、かなり受け入れがたい女性です。「ドメスティック――」のお姉さんも結構このタイプ。大人しそうに見えて、男性の目を引き付ける手練手管は心得ている感じ。それに比べて晴は裏表なく、一直線なタイプで分かりやすい。確かに「重い」ところもありますけどね。多分彼女は「好き」か「嫌い」ではっきりと陸生に対してくれるので、陸生にとっては分かりやすいと思う。榀子は一体どこに心があるのかわからないですし。やはり「黒いガーター付けている女より、白いエプロン付けている女のほうが魔性」っていう小説家が居りましたけど、まさにそんな感じです。
とりあえず主人公は晴と、榀子は弟君とくっついたみたいなので、そこから再構築になりますが、今度は全員が素直な気持ちで真っすぐ付き合えることを祈りたいです。
『本好きの下克上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』:なろう系小説原作のアニメ後編です。
前回で神殿内図書館を見つけ、強大な魔力の提供を条件に、青色巫女見習いとして貴族の扱いで神殿に入ることができたマイン。今期はその続きから。まず問題になったのは傍付きの灰色神官見習いたち。フランはともかくまだ子供のギルとデリアは孤児院上がりでマインに真っ向から反発する。苦悩しつつマインは彼らに仕事の対価としての褒美を与えることを提案。これによりマインは放置されたまま酷い扱いを受けていた孤児院の院長になり、彼らに本の印刷技術を教え、絵本を作り、神殿の教えを伝えつつ文字の勉強をさせた。ギルとデリダたちとのわだかまりも溶け、子供たちは生き生きと生活できるようになった。しかしマインの活躍を快く思わない貴族社会は、マインを徹底的に非難する。そんな折、騎士団による討伐と儀式を行うため、マインは神官長に連れられ儀式に向かうが、彼女の護衛に当たった貴族のシキコーザから平民であることを理由に、彼女に刃を向ける。マインが傷つき、流れた血液でトロンベという魔木が現れる騒ぎとなったが、神官長により静められ、キシコーザは厳罰をくだされることになる。そしてマインが儀式を執り行うことで、騎士団に彼女の秘めた魔力の大きさを知らしめることができた。しかし騎士団長カルステッドがマインの力や知識を危ぶむ。神官長はマイン同意の元、彼女の深層意識に潜り、初めてそこでマインが日本という国の本須 麗乃という人物の転生者で、図書館の司書になりながらも本の落下で事故に遭い、亡くなったということを知る。またマインも本以外に全く関心を寄せず、母にもひどい態度をとっていたことを客観的に見ることができ,猛反するのだった。母に謝りたい気持ちを抱えつつ、現在共に暮らす家族やルッツをはじめとする友人たちの存在に、改めて感謝するマインだった―――というストーリーでした。
前回の一期目を見たとき「もともと成人女性だったはずなのに、何でここまで他人を顧みようとしないのだろう」と何度も思っていました。挙句「私、コミュ障なので!」と開き直っているところもあり、正直主人公として好意的に見ることができなかったですが、ルッツに叱られてから、ちょーーーーっとだけ成長したかな?と思ったんですけど。
今期に入ってから、悲惨な生活を続けている孤児院の子供たちやその出身である付き人、更に必死に商人になるために低姿勢で仕事を学ぶルッツの姿を見て、次第に他者へのかかわり方や自分の置かれている状況を見られるように成長してきました。なのでようやく好意的にみられるようになりましたw
自分御世界にだけ閉じこもる、それを阻害しようとする人間を鼻から拒否。自分に向けられる愛情や関心がどれだけ大事だったのか、それを否定した自分の愚かさにようやく気付いて反省するマインを見て、2期にわたってようやく人として彼女が成長できたところを見られてスッキリしました!
まだ何だか怪しい動きが神殿をはびこっているようですが、続編があるかどうかはまだ不明。ただ最後に「物語は続く…」と締めくくっているので、あるいは第3期制作の可能性もありますね。今までは神官長やルッツに助けられてばかりだったマインが、自分の力で戦い抜けるようになるところを見てみたいです。

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