うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

夏アニ最終回②

2011年09月16日 21時23分05秒 | アニメ
9月も後半戦に入ったのに、まだまだ暑いですね~
といいつつ、またスローな台風が接近中だとか。先日の12号の被害にあわれた地域周辺では、また不安な日々が続きそうですね。例えとりこし苦労であったとしても、警戒するにこしたことはないと思うので、かもしたも十分気を付けたいと思います。
世間は明日から三連休ですが、サマータイムな土曜仕事中のかもしたは、明日も仕事です。しかも予定残業
とりあえず日~火曜までの3連休にはなりますが、このあたりでスパークのオフ本何とか作成にこぎつけたいな・・・。
あくまで願望ですが^^;
時間ないんだったらテレビなんて見ている暇ないはずなのに、夏アニメが最終回が続くので、やっぱりチェックしたくなります(^^)
『うさぎドロップ』:「いいお話でしたね~~(T0T)←感涙!」 久しぶりに感動できました!
感動といっても凄く「お涙ちょうだい」的なものではなくって、本当にアニメじゃなくってリアルであってもあり得るちょっとしたことが凄く幸せなことだと気が付かせてくれる作品でした。
主人公のりんちゃんは大吉と会った時にはまだ6歳で、おじいちゃん(父)を亡くし、実の母は母と名乗らないまま失踪(というとちょっと違うけど、育児放棄に近い気がする)。独身で全く子育て経験がない大吉が、りんちゃんを不憫に思って引き取ったところから話は始まりましたが、最初はなかなか声も出さなかったりんちゃんが、1年後(テレビで11話の中で)「大吉!ねぇ大吉!」って凄く楽しそうにいろんな話を報告するようになったんですよね。テレビで最終回見たとき、初めて二人があった時からの回想シーンを流していましたが、「あれ?いつの間にこんなにりんちゃん、おしゃべりするようになったんだろう?」って思うくらい、自然と心を開いていったのを見て、「きっとリアルで子育てしている人って、子育て中は忙しさに気が付かないけど、ふと振り返ったら、我が子ってこんなに成長していたんだって思う気持ちもこんなじゃないかな」と感慨深かったです(^^)
おねしょが無くなった、着ている服が小さくなった、風邪ひいた、治った、歯が抜けたetc・・・本当に些細なことなんですけど、そんな日常が凄く温かくって幸せな気分になりました。
あと結構考えさせられたのは「父親」と「母親」それぞれの役割、というのも実によく描かれていて、りんちゃんの友達の父親がいないやんちゃな「こうきくん」はお母さんが叱っても全然いうこと聞かないけど、大吉が叱るとちゃんということを聞く。大吉がやってみるものを自分もやりたがり、それを教えてあげると凄く喜ぶ。その反対でりんちゃんが病気になった時、オロオロするばかりの大吉に代わって、こうきくんのママが看病するとりんちゃんも安心して休める・・・ちょっとしたことなんですが、「父親の役割」「母親の役割」・・・「役割」と表現するより「父親に一番頼れる事」「母親に一番頼れる事」があるということがよく分かりました。 諸事情で片親しかいない家庭は、その片親さんが両親の役割も担わなければならない。本当に大変なことだと思います。親には感謝しなきゃいけませんね。
後は血縁も確かに大事ですが、子供は信頼できる人がそばにいると、本当にのびのびと成長できるんだな、と思いました。まだ信頼関係が気付けなかった時は、りんちゃんは大吉に話もしなかった。でもいろんな出来事を一緒に乗り越えていったとき、気がつけば何でも話するくらい心を開いていた。安心できる人がいる=心の安定って子供の成長に凄く大事なんだな~・・・。
原作ではりんちゃんはもう思春期だそうですが、大吉とどんな日常を過ごしているんだろう?気になるので原作で続き読もうと思います!
『No.6』:「うさぎドロップ」とは真逆で、こちらはシステムに管理された冷たい世界の話でした。主人公の紫苑は元々No.6という管理システムの行き届いた街で育った少年ですが、そこにNo.6の反逆する者たちの更生施設に送られるところを脱出してきた「ネズミ」という少年と出会って、そこで自分の生きる世界に初めて疑問を持つ―――街に突然現れた蜂によって、次々と不可解な死を遂げる人たちに疑問を持ったところ、「反逆者」とみなされ更生施設に送られそうになったところをネズミに助けられ、そこで世界の真実を知ることになる訳ですが、役に立つ人間はNo.6で生かしておくけど、役に立たない高齢者は意図的に排除。そして反逆者や街に住めない者たちは更生施設という名前の施設でやはり排除。そして更生施設に送られた幼馴染の沙布を救うため紫苑とネズミは更生施設に乗り込み、そこで沙布に再会するのですが…。
ノイタミナの前半が「うさぎどろっぷ」のような温かい話だったので、連続で見るとその温度差が凄かったです(・・;) 流石にここまで非人道的な街や未来はリアルではないことを祈りたいですが、ある意味世界にも日本にもまだまだいわれのない人種差別ってあるんですよね。「カースト制度」とか「同和問題」だとか。経済的だったりあるいはメンタル的だったりしますけど、いずれにしてもそれに近い世界があり、極端になればNo.6のようなことになりかねない、という一種の警告みたいにも見受けられました。
きっと「うさぎドロップ」のりんちゃん&大吉のような家族が育っていけば、こういった世界にはなりにくいと思うのですけどね^^;
最終回で沙布がNo.6のメインコンピューターと同化し、自らを破壊してもらうことでNo.6は消失。迫害され高い塀の外に出された人たちと、No.6で生きていた人たちの壁が取り払われ、図らずも紫苑が願っていた世界になりました。最後心臓を撃たれた紫苑が沙布が救ったとはいえ、どうして生き返ったのかまではよく分からなかったです(涙) あれだけ怪我していたネズミもウソみたいに元気になったし・・・。
紫苑は自分が救った赤ちゃんとともに元No.6へ。ネズミはまた違う場所へ、2人はそれぞれ向かったようですけど、多分紫苑はもうネズミの助けなしでも生きていけそうです。できれば沙布も生きていて欲しかったなぁ。
『セイクリッドセブン』:パワースーツに制作がサンライズ、というと『タイバニ』思い出しますが、こっちも同じ。ただしこっちはファンタジー(笑) 自分でも制御しきれない謎の力に翻弄され、その結果極端に人を避けて生きるようになってしまった主人公のアルマ君ですが、人に危害を加える悪い石(アシ)を倒すために戦う藍羽ルリと出会ったことで、自分の謎の力、セイクリッドを使い、ルリたちとともにアシ、そしてその足を操る研美との戦いに挑むことに・・・。
最初なかなか心を開かないアルマ君でしたが、理解ある仲間たちに囲まれるうちに、段々表情豊かになって、自分に自信を持てるようになっていった成長が見られてよかったですねv アルマ君に力を貸して、セイクリッドも力を使えるようにしてあげたのは紛れもなくヒロインのルリちゃんですが、個人的には部長(若菜ちゃん)がよかったです。ルリちゃんよりも実は一番最初にアルマ君に普通に接してあげていたのは部長だったんですよね。他の人は怖がって避けて通るアルマ君を普通に受け入れ、鉱石部に入れて、外へ連れ出してくれたのは部長でした。人から避けられることにアルマ君が傷ついていたのを知っていたかどうかまでは定かではないですが(皆さんに「天然」と言われているだけあって^^;)、それでもきっかけを作ってくれたのは紛れもなく部長です。
最終回では特にルリちゃんとアルマ君がくっついた、とかもなく(あったら鏡君が怒りそうだ:苦笑)、鉱石部の仲間ともいつも通りの付き合い方な日々に戻ったようです。でもあの人見知りさんが、こんなに多くの仲間に恵まれて人間的ずっと成長したので、恋愛とかはまだこれから・・・ですな。
久しぶりのいのまたむつみさんキャラデザで、作画も毎回綺麗でよかったですv 


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