お陰様で風邪は治ったみたいです。ちょっと微熱が出た程度で済んでよかったv
いえ、新学期なんですが、今日はみんな「元号変わる」というので、事務室でテレビつけつつ仕事していたみたいですが、かもしたはいつもの場所で、いつものごとくお茶飲んでまったりしてました( ̄▽ ̄) 今週中頃から忙しくなるので、今のうちくらい、まったりしておかないとv それこそ「令和」なうちに♪
と言いながら、最終回チェックは怒涛です。
『おこしやす、ちとせちゃん』:漫画原作の5分アニメですが2クールやりましたよ♪
何故か京都市中に住んでいるペンギンの赤ちゃんの「ちとせちゃん」が、京都の名所を回りながら、観光客や街の人達とちょっとしたふれあいを描いた作品でした。でも別に「観光案内」を前提にしているわけではないので、真面目に参拝・・・ではなく、その軒下で雨宿りとか、参道のソフトクリーム食べたりとか(笑) でも「京都タワーの下に銭湯がある」なんてかもした知らなかったので、これはいい情報源になりました。・・・にしても、ちとせちゃんは、あのお買い物頼んでいた料亭の親父さんに飼われていたのかと思ったら、無宿ペンギンだったとは!ある時は寺の軒下、ある時はバス停のベンチの下って…(苦笑) 京都でちとせちゃんを見かけたら、今日の宿を提供してあげてください<(_ _)>
『逆転裁判 Season2』:CAPCOMの人気ゲームのアニメ化2期目です。1期目は主人公の成歩堂君が所属した事務所の先輩:綾里千尋さんが亡くなり、その妹で霊媒師の真宵ちゃんが上京し、一緒に謎を解いて真実を暴いていくのがメインでした。2期目は前半は単発推理もの(と言いつつ、ほぼ裁判所じゃなく、事件現場に巻き込まれる、というまさにコナン君状態w)で、後半は「美柳ちなみ」という悪魔の様な本性を持つ美少女を中心に、関わった者たちが犯罪に巻き込まれ、その真実を暴いていくのがメインでした。
また雰囲気が変わったのは1期ではライバルで友人の御剣さんが、今回は成歩堂君に協力しているストーリーが多かったですね。善き親友であることが多いに伺えました。
ゲームはプレイしたことないんですが、法廷内でありながら、何故かその場で推理が始まって、真実は何時も一つ!(笑)が明かされるという推理もの。実際にはありえない設定ですが、でもりある弁護士さんもちゃんと証拠とか集めて、不利にならないように、ある意味事件をきちんと把握しつつ場合によっては解釈(これを「推理」と呼んでいいかは微妙ですが)しながらお仕事しているみたいですね。頭良くないとできんわ。 更に霊媒とかまで登場してびっくりしますけど、実際アメリカでは事件解決に霊能者とか超能力を持つ人たちの力でもって、事件解決をしているらしいので、侮れない!
でも終始「大事な人を守りたかった」というそれぞれの正義で動いていたので(ちなみ以外)、なんか清々しかったです。
『バミューダトライアングル カラフルパストラーレ』:ヴァンガードに登場する人魚キャラたちのストーリーでした。
海の中のパーレルという村で、ソナタ・フィナ・セレナ・キャロの仲良し4人の前に、ある日結晶化した少女が届けられる。現れた少女はカノン。都会からやってきた彼女も加わった5人組は、町はずれの古びた映画館で、忘れられた「キネオーブ」を見つける。一瞬映った華やかな映画に魅せられ、彼女たちは映写機と映画館を直し、キネオーブを復活させる。パーレルの人達も喜んでくれて、彼女たちは定期的な映画上映を仕事とした。毎日楽しく日々を送る中、カノンがある日再び結晶化してしまう。カノンは都会に戻って歌を続けたい一方、ソナタたちと別れるのが辛いジレンマに陥っていた。「一緒に都会で歌いたい」と願ったが、ソナタたちはキネオーブの仕事に情熱を注いでいたため、言い出せなかったのだ。だがパーレルの小さい人魚たちが仕事を引き継ぎ、一緒に歌いたいと願った4人の気持ちがカノンに伝わり無事決勝から解放。数年後、パーレルのテレビに大きなステージで歌う5人が映し出された―――というストーリーでした。
何故これを午前中に放送しないのか?というくらい、アイドルを夢見る女の子が喜びそうなストーリーでした。でもだからと言って都会に出たい、という希望ばかりでなく、ちゃんと郷土愛があって、そこで楽しみを見つける素敵さも持っている。カノンから見たら、その着眼は羨ましく見えたでしょうね。でもキネオーブを見るだけじゃなく、ついに自分たちもキネオーブの主役になれる夢を果たせてめでたしめでたしv ほのぼのさせていただきました。
『かぐや様は告らせたい』:漫画原作のアニメ化でした。
将来を期待されたエリートたちが集う名門校:秀知院学園。 その生徒会のメンバーである副会長:四宮かぐやは、四宮財閥のご令嬢。財閥の令嬢たるもの文武両道と容姿端麗で、学園中の尊敬の念を集めている。だがそんな彼女は会長:白銀御行に勉強だけは勝てたことがない。最初は意地になって勝とうとしていたが、張り合っているうちにお互いお互いに惹かれ合ってしまう。だが二人とも高すぎるプライドが邪魔をして半年が経っても告白することが出来ない。素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「いかにして相手に告白させるか」ばかりを考えるようになり、挨拶おろか、携帯番号すら「こっちから聞けば負け!」という次第で、故に権謀術数の限りを尽くした『恋愛頭脳戦』を繰り広げる。一瞬上手くいくか!?というところまで計画が進行しても、謎の(笑)書記:藤原千花の不明な行動に邪魔されたりして上手くいかず、会計:石上 優に当たり散らしている日々が続いていた。だが、彼女らにとってそれは充実した日々であり、夏休みは離れることで、全てが色あせて見えるほど。どうにか一緒に花火大会を見ようと取り付けた約束を心待ちにするかぐやだったが、当主である父がそれを許さない。何とか脱走して花火会場に駆けつけるが、既に花火は終わっていた。悲しさに泣きじゃくるかぐや。その前に白銀が現れ、時間ギリギリ別の場所で行われている花火大会に連れ出し、一緒の花火大会を見ることに成功。しかし、新学期、そのお礼の一言さえも「言ったら負け」と言わんばかりに再び頭脳戦が始まるのだった―――というストーリーでした。
いや~「恋愛あるある」で非常に毎回大笑いさせていただきました! 確かにありました。「お互い意識しているのに、告白した方が負け」みたいなの。別に負けじゃないし、そう言っているうちに相手に別の好きな人ができたらそれこそ「負け」なんですが、そこまで考えが行かない。そのあたりがどんなに頭良くてもまだ高校生らしくって、なんかかぐや様は憎めないキャラでしたv 少し素直になるだけでいいのにね。多分かぐや様と真逆なキャラが藤原さん。彼女はプライドの欠片もないから真っすぐ。なのでかぐや様と白銀にはその行動が読めない。確かに視聴者も読めない(笑)ですが、考えないキャラはこの限りない頭脳戦の中で一服の清涼剤でした
かぐや様が勝てないのは、白銀よりむしろ早坂 愛さんでは。行動パターン読まれるのダダ洩れですし、白銀も彼女に攻略ノウハウ伺えばいいと思うのですが。ま、恋愛は自分で考え、思い思われてやきもきしている時が幸せだったりするので、是非このまま決着つくまで突き進んでほしいですw
私は藤原書記に負けず、「とんこつらーめん」に「おろしにんにく」たっぷり入れていただきますわ(←もう女捨ててるからいい)
『ソード・アート・オンライン アシリゼーション』:大人気ラノベのアニメ化、4シリーズ目です。
桐ケ谷和人は菊岡の研究の手伝いで、ダイブしているUWのユーリッド村で、ユージオとアリスと幼馴染となり、仲良く暮らしていたが、ある日アリスが禁忌目録を破ったため、公理教会の整合騎士に連れ去られてしまう。
そんな折、リアルで和人は死銃事件の実行犯最後の1人の襲撃を受け、薬剤注射による昏睡状態に陥ってしまう。そこで菊岡は和人の意識をUWへと避難させ、ログアウト不可状態に。和人は現世の記憶を持ったままキリトとしてユーリットドに再び戻る。ユージオと再会し、アリスを取り戻すために2人は騎士の養成学校に入学するが、そこで兼ねてから嫌がらせを受けていた家柄が貴族の同級生の男たちに、自分たち付きの後輩を強姦される場面を目の当たりにし、ユージオな禁忌目録を破って二人を殺傷する。公理教会より二人を拘束するために現れた騎士は何とアリスだったが、彼女は二人の事を全く覚えていない。投獄された二人は何とか脱出を図るが追手が迫り危機に陥ったとき、カーディナルという少女に助けられ、彼女からこの世界の成り立ちと、公理教会のTOPに君臨するアドミストレータの事を知る。アドミニストレータを倒し、アリスを取り戻すため、並みいる整合騎士を倒し、ついに最上階へとたどり着く二人と記憶を取り戻したアリス。だがUWに存在する人たちのデータ(魂)を私物化する彼女に今一歩及ばないところで、カーディナルとユージオの命がけの戦いでキリトに道を開く。二人の犠牲の上にアドミニストレータを倒したキリトは、菊岡に怒りをぶつけるが、その頃菊岡と和人の身体があるラースが何者かに襲撃を受けていた。和人の身体に危機が迫ったとき、キリトの前にアスナが舞い降りた―――というストーリーでした。
めっちゃ気になるところで終わってしまいました!!続きは10月からだそうですが、早く見たくて待ちきれませんね!
相変わらずストーリーには引き込まれます。ゲーム世界でありながら、ログアウトできないデスゲーム。見ているだけでもハラハラしますが、同時に終始「人の尊厳」と「命の重さ」を訴えかけてくる作品なので、余計に心に浸透してくるんですよね。ユージオの死だって、現実世界から見れば「ユージオというデータの消失」なんですけれど、ちゃんと彼は自分で考え、自分で勝ち得た力を使って、自分の意志で戦っている以上、もはや「データ」じゃないんですよ。ちゃんと命を持った人間です。データじゃ自分で考えません。組み込まれた内容物から理論を組み立てるだけですから。そういう意味では意志を持ったカーディナルもアドミニストレータも同じですが、アドミニストはデータそのものが「リアルの誰にも支配されない」という欲の権現になりました。でもいつかAIだって意思を持ったらそういう回答(考え)に至るかもしれません。そういう警鐘をこの作品は毎回訴えてきているんですよね。
「自分の意志と正義を持つこと。そしてそれを誇りに思えること」―――SNSを始め、大量のデバイスに溢れた現代ですが、自分の足で立って歩くことができる人、それを忘れないようにしたいものです。
なので―――早く10月になってくれ!!
『えんどろ~』:漫画原作のアニメ化でした。
舞台となっているナラル島に恐ろしい魔王がいた。大昔に初代勇者によって魔王は倒されたが、その後も何度でも魔王は蘇り、それを倒そうとする勇者もまた現れる。
主人公のユーリア・シャルデットことユーシャは、聖者のセイラ、戦士のファイ、魔法使いのメイの3人と共に、魔王を退治するための旅に出た末、遂に魔王と対峙。圧倒的な力を持つ魔王の前に追い詰められるが、ユーシャの判断で4人のカルタードの力を合わせた禁断の魔法を発動。強大な力の前に魔王は消え去り、ユーシャたち4人の冒険は終わりを告げるのだった。
しかし、実は魔王は力を失い幼い姿となって過去の世界にタイムスリップしただけであり、そこではユーシャはまだ勇者になる前であった。魔王はユーシャが勇者になる運命を改変すべくマオと名乗って冒険者学校に潜入し暗躍を開始するが、何も知らないユーシャたち4人はマオの指導の下で冒険者としてのスキルを磨いていく。 楽しい学園生活を送っていたが、ある日マオの従者:ゴーレムを発見し、彼女の過去がバラられそうになったところで、マオはそれを隠すため、すっかり自分が魔王であると名乗り、ユーシャたちに宣戦布告してローナ姫を連れ去ってしまう。
マオ先生を倒すことに悩むユーシャ。そこにゴーレムが現れ、「魔王は勇者に倒されるだけの運命で、999体目の魔王(マオ)を倒すと物語は完了」するものの、「マオを倒さないとナラル島が壊滅」という2者択一を迫られる。マオは倒されることを覚悟していたが、ユーシャたちはこれを拒否。そこでなんでも食べるミニドラゴンに「マオの魔王としてのスキル」を食べてもらったことで、マオの永遠に倒される運命を消去。こうしてまたユーシャたちとマオ先生の学園ライフは続く―――というストーリーでした。
実は勇者を育てたのが魔王で、しかも魔王がヒロインポジションだった、というこれまた逆転発想的なストーリーが非常に面白かったです。マオちゃんが可愛い(笑) 一々追い落とそうとしている行為が全て勇者を嫌えあげるためになってしまって、後から後悔。なのに生徒たちはマオ先生を慕って集まる。・・・何とも言えないほのぼのストーリーで、ほっこりしましたv みんなが幸せハッピーエンドなオチで良かった。かもしたのダメスキルもミニドラゴンちゃんに全部食って欲しい(そうしたら少しはまともな大人になるかもしれない・・・あ、ヲタクスキルは捨てたくない!←それが一番ダメスキル・・・)
『W's』:オリジナルアニメです。以前放送した『ハンドシェイカー』の続編ですね。あれから数年後のストーリーです。
主人公は中学3年生の荒城幸也。DJ好きで自分でも演奏を配信しているのだが、閲覧数が伸びないため、意識的に行き来できるようになった世界:ジグラートに機材を持ち込み演奏していた。ところがそれを知ったハンドシェイカーたちが、戦いに勝ち望みをかなえるために幸也に戦いを挑んでくる。幸也は決まった相手ではなく、誰でもジグラートに連れて行け、更に両世界の物質を持ち込むことができる性質を持っていたため、彼らのターゲットにされていく。自分の力が判らなかった幸也はタヅナとコヨリに出会い、ハンドシェイカーを知り、さらにジグラートにいるはずのコヨリの姉:マユミと長岡を探して欲しいと依頼を受ける。パートナーとなった幼馴染:土佐堀 遥と共に戦いに勝利していく幸也の前に、奥池グループの奥池 翠が現れる。彼もハンドシェイカーだが、幸也の力に目を付け、ジグラートであらゆる資源を増殖する計画をしており、その計画のために幸也や遥の家族を人質にとることも辞さない。幸也と遥は彼と戦うことを決意し、辛勝する。そして見つけたマユミと長岡が実の両親であることを知り、最後は彼らとタヅナ・コヨリと共に「勝利者の望み=ハンドシェイカー能力の消滅」を行う―――というストーリーでした。
前作のハンドシェイカーは結構バトル中心だった記憶があるのですが、こちらはどちらかというと幸也の能力にスポットを当てた各キャラの人間ドラマ的な部分がUPされていた感じです。Kのスタッフが作っているアニメなので、透明感のある絵柄とBGMの差し込みが特徴的。キャラデザとか嫌いじゃないんですが、どのキャラも目鼻立ちがそっくりなため、ぱっと見誰が誰なのか区別がつき辛い:苦笑・・・髪型で何とか見分けてた感じです。でも大人びたタヅナとコヨリちゃんに会えたのは嬉しいv ちゃんと前回の設定を生かしてくれていましたが、逆を言えば「今回初見の人にはわかりづらい設定だった(ちょっと説明不足)」かもしれません。ともかく最終的には平和にみんなの望み通り(※翠君以外)の解決で良かったです。
『不機嫌なモノノケ庵 續』:漫画原作アニメ化の2期目です。
妖怪を幽世へ送る『モノノケ庵』の主:安倍 晴齋と、主人公で『モノノケ庵』の奉公人:芦屋 花繪くんのハートフルストーリー。
今期は立法の依頼で幽世へ行くことになった芦屋君が、お使いで司法さんの元へ。しかし人間嫌いの行政が芦屋の命を狙いに来る。彼の窮地を晴齋が威光を使って救い、「今後芦屋は幽世へ入れない」という条件でこの場を収める。
何故行政がここまで人間を嫌うのかわからない芦屋だったがそんな時、母親が倒れてしまう。入院先で実はモノノケに憑りつかれそうになっていたことをモジャに教えてもらった芦屋は、 晴齋に払ってもらうが、その時母親が晴齋を見て芦屋の父:榮に似ていると告げる。「芦屋榮」の事が気になった晴齋はこっそり司法の書庫で芦屋榮に関する資料を手にする。一方不審な災いが続くという神社で物の怪を払いに来た二人は、芦屋が蜘蛛の妖怪:ササにかまれ、意識を失ってしまう。彼を救いに来た晴齋は、ササが芦屋榮に封印されたことを恨んでいたことを知る。懸命にササを払うことを説得する晴齋の前に、花繪の身体に意識を宿した榮が現れ、威光で晴齋を圧倒する。しかし、目覚めた花繪に榮の意識は姿を消す。目覚めた花繪に晴齋は芦屋榮についての記述を伝えるのだった―――というストーリーでした。
1期の頃のハートフルストーリーメインと違って、今期は行政や榮といった癖のある登場人物が、難敵として襲い掛かってきました。行政さんはいたずらに妖怪を消す榮が嫌い=人間が嫌い、ということで理由がわかりましたけど、榮さんは未だにどんな人物なのか、実態がつかめないまま終了でした。多分意識が花繪の中にあって、榮の姿で現れたアオイさんは、花繪が無事であるか確かめに来たのかな、と。そして妖怪を倒そうとするアオイさんを見て必死に止める花繪に、妖怪への危害はない、と認識してそのまま去った…というところでしょうか。
まだ原作がはっきりとした回答を出していないので、濁らせた状態で終了しましたが、ここまでやったなら是非3期目制作で、スッキリ完結を見たいですね。
『荒野のコトブキ飛行隊』:オリジナルアニメでした。
オウニ商会の飛行船「羽衣丸」の護衛に就いていたコトブキ飛行隊は、突如現れた謎の空賊集団と交戦になり撃退、しかしこれははじまりに過ぎず、後に行く先々で謎の組織と合間見える事となる。
時を同じくしてイケスカを拠点とするイジツ最大の企業:ブユウ商事の若き会長イサオはそのカリスマ性と指導力でイケスカ市長となるが、世界征服の野望を抱いていた彼は野望の邪魔になるものを秘密裏に排除しており、特にかつてイジツに技術と文化をもたらした「穴」も独占しようと目論んでおり、ついには武力による「穴」の出現地域への侵攻を開始する。かくして世界征服と「穴」の独占を目論むイサオと謎の空賊こと「自由博愛連合」と、イサオの野望を止めるべく立ち上がった「反イケスカ連合」との戦いが始まる。壮絶な空中戦の最中、連合の飛行機は次々と撃墜されるものの、コトブキ飛行隊の面々も撃墜しながらギリギリ生き残っていた。そんな中、マダムは羽衣丸にブースターを付け、穴ごと爆発させることを思いつき、穴への到達までイサオを止めることを指示。イサオの腕に撃墜されていく飛行隊。だが主人公のキリエはその技術でイサオを追い込み穴の爆破の成功に導く。イサオはそのまま穴へと吸い込まれ、イケスカの平和と自由が守られた―――というストーリーでした。
いわゆる黒沢映画の『七人の侍』と『荒野の7人(※この作品は、「七人の侍」をリスペクトして、アメリカの監督が西部劇で作成したので、話が似てる)』の「女の子+飛行隊」バージョンですね。映画も「腕っぷしの利く侍(『荒野ー』はガンマン)」が用心棒となって、村の平和を守るストーリーなんですが、まさしくそんな感じでした。ただ特筆すべきは空中戦のリアリティが凄かった!よほど戦闘機に詳しい&好きな方が作成されたと思うのですが、カタパルトから発進し、空中戦で風を切る音や、羽の動き、銃撃音、着陸に至るまで、凄いリアルなんですよ。そして最も重点を置いて描かれていたので、戦闘機・・といっても現在の戦闘機ではなく、第2次大戦時代の戦闘機好きにはたまらない作品だったと思います。ストーリーも簡潔でありドラマ性ありましたし、いい形でクオリティ高い作品だったと思います。
いえ、新学期なんですが、今日はみんな「元号変わる」というので、事務室でテレビつけつつ仕事していたみたいですが、かもしたはいつもの場所で、いつものごとくお茶飲んでまったりしてました( ̄▽ ̄) 今週中頃から忙しくなるので、今のうちくらい、まったりしておかないとv それこそ「令和」なうちに♪
と言いながら、最終回チェックは怒涛です。
『おこしやす、ちとせちゃん』:漫画原作の5分アニメですが2クールやりましたよ♪
何故か京都市中に住んでいるペンギンの赤ちゃんの「ちとせちゃん」が、京都の名所を回りながら、観光客や街の人達とちょっとしたふれあいを描いた作品でした。でも別に「観光案内」を前提にしているわけではないので、真面目に参拝・・・ではなく、その軒下で雨宿りとか、参道のソフトクリーム食べたりとか(笑) でも「京都タワーの下に銭湯がある」なんてかもした知らなかったので、これはいい情報源になりました。・・・にしても、ちとせちゃんは、あのお買い物頼んでいた料亭の親父さんに飼われていたのかと思ったら、無宿ペンギンだったとは!ある時は寺の軒下、ある時はバス停のベンチの下って…(苦笑) 京都でちとせちゃんを見かけたら、今日の宿を提供してあげてください<(_ _)>
『逆転裁判 Season2』:CAPCOMの人気ゲームのアニメ化2期目です。1期目は主人公の成歩堂君が所属した事務所の先輩:綾里千尋さんが亡くなり、その妹で霊媒師の真宵ちゃんが上京し、一緒に謎を解いて真実を暴いていくのがメインでした。2期目は前半は単発推理もの(と言いつつ、ほぼ裁判所じゃなく、事件現場に巻き込まれる、というまさにコナン君状態w)で、後半は「美柳ちなみ」という悪魔の様な本性を持つ美少女を中心に、関わった者たちが犯罪に巻き込まれ、その真実を暴いていくのがメインでした。
また雰囲気が変わったのは1期ではライバルで友人の御剣さんが、今回は成歩堂君に協力しているストーリーが多かったですね。善き親友であることが多いに伺えました。
ゲームはプレイしたことないんですが、法廷内でありながら、何故かその場で推理が始まって、真実は何時も一つ!(笑)が明かされるという推理もの。実際にはありえない設定ですが、でもりある弁護士さんもちゃんと証拠とか集めて、不利にならないように、ある意味事件をきちんと把握しつつ場合によっては解釈(これを「推理」と呼んでいいかは微妙ですが)しながらお仕事しているみたいですね。頭良くないとできんわ。 更に霊媒とかまで登場してびっくりしますけど、実際アメリカでは事件解決に霊能者とか超能力を持つ人たちの力でもって、事件解決をしているらしいので、侮れない!
でも終始「大事な人を守りたかった」というそれぞれの正義で動いていたので(ちなみ以外)、なんか清々しかったです。
『バミューダトライアングル カラフルパストラーレ』:ヴァンガードに登場する人魚キャラたちのストーリーでした。
海の中のパーレルという村で、ソナタ・フィナ・セレナ・キャロの仲良し4人の前に、ある日結晶化した少女が届けられる。現れた少女はカノン。都会からやってきた彼女も加わった5人組は、町はずれの古びた映画館で、忘れられた「キネオーブ」を見つける。一瞬映った華やかな映画に魅せられ、彼女たちは映写機と映画館を直し、キネオーブを復活させる。パーレルの人達も喜んでくれて、彼女たちは定期的な映画上映を仕事とした。毎日楽しく日々を送る中、カノンがある日再び結晶化してしまう。カノンは都会に戻って歌を続けたい一方、ソナタたちと別れるのが辛いジレンマに陥っていた。「一緒に都会で歌いたい」と願ったが、ソナタたちはキネオーブの仕事に情熱を注いでいたため、言い出せなかったのだ。だがパーレルの小さい人魚たちが仕事を引き継ぎ、一緒に歌いたいと願った4人の気持ちがカノンに伝わり無事決勝から解放。数年後、パーレルのテレビに大きなステージで歌う5人が映し出された―――というストーリーでした。
何故これを午前中に放送しないのか?というくらい、アイドルを夢見る女の子が喜びそうなストーリーでした。でもだからと言って都会に出たい、という希望ばかりでなく、ちゃんと郷土愛があって、そこで楽しみを見つける素敵さも持っている。カノンから見たら、その着眼は羨ましく見えたでしょうね。でもキネオーブを見るだけじゃなく、ついに自分たちもキネオーブの主役になれる夢を果たせてめでたしめでたしv ほのぼのさせていただきました。
『かぐや様は告らせたい』:漫画原作のアニメ化でした。
将来を期待されたエリートたちが集う名門校:秀知院学園。 その生徒会のメンバーである副会長:四宮かぐやは、四宮財閥のご令嬢。財閥の令嬢たるもの文武両道と容姿端麗で、学園中の尊敬の念を集めている。だがそんな彼女は会長:白銀御行に勉強だけは勝てたことがない。最初は意地になって勝とうとしていたが、張り合っているうちにお互いお互いに惹かれ合ってしまう。だが二人とも高すぎるプライドが邪魔をして半年が経っても告白することが出来ない。素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「いかにして相手に告白させるか」ばかりを考えるようになり、挨拶おろか、携帯番号すら「こっちから聞けば負け!」という次第で、故に権謀術数の限りを尽くした『恋愛頭脳戦』を繰り広げる。一瞬上手くいくか!?というところまで計画が進行しても、謎の(笑)書記:藤原千花の不明な行動に邪魔されたりして上手くいかず、会計:石上 優に当たり散らしている日々が続いていた。だが、彼女らにとってそれは充実した日々であり、夏休みは離れることで、全てが色あせて見えるほど。どうにか一緒に花火大会を見ようと取り付けた約束を心待ちにするかぐやだったが、当主である父がそれを許さない。何とか脱走して花火会場に駆けつけるが、既に花火は終わっていた。悲しさに泣きじゃくるかぐや。その前に白銀が現れ、時間ギリギリ別の場所で行われている花火大会に連れ出し、一緒の花火大会を見ることに成功。しかし、新学期、そのお礼の一言さえも「言ったら負け」と言わんばかりに再び頭脳戦が始まるのだった―――というストーリーでした。
いや~「恋愛あるある」で非常に毎回大笑いさせていただきました! 確かにありました。「お互い意識しているのに、告白した方が負け」みたいなの。別に負けじゃないし、そう言っているうちに相手に別の好きな人ができたらそれこそ「負け」なんですが、そこまで考えが行かない。そのあたりがどんなに頭良くてもまだ高校生らしくって、なんかかぐや様は憎めないキャラでしたv 少し素直になるだけでいいのにね。多分かぐや様と真逆なキャラが藤原さん。彼女はプライドの欠片もないから真っすぐ。なのでかぐや様と白銀にはその行動が読めない。確かに視聴者も読めない(笑)ですが、考えないキャラはこの限りない頭脳戦の中で一服の清涼剤でした
かぐや様が勝てないのは、白銀よりむしろ早坂 愛さんでは。行動パターン読まれるのダダ洩れですし、白銀も彼女に攻略ノウハウ伺えばいいと思うのですが。ま、恋愛は自分で考え、思い思われてやきもきしている時が幸せだったりするので、是非このまま決着つくまで突き進んでほしいですw
私は藤原書記に負けず、「とんこつらーめん」に「おろしにんにく」たっぷり入れていただきますわ(←もう女捨ててるからいい)
『ソード・アート・オンライン アシリゼーション』:大人気ラノベのアニメ化、4シリーズ目です。
桐ケ谷和人は菊岡の研究の手伝いで、ダイブしているUWのユーリッド村で、ユージオとアリスと幼馴染となり、仲良く暮らしていたが、ある日アリスが禁忌目録を破ったため、公理教会の整合騎士に連れ去られてしまう。
そんな折、リアルで和人は死銃事件の実行犯最後の1人の襲撃を受け、薬剤注射による昏睡状態に陥ってしまう。そこで菊岡は和人の意識をUWへと避難させ、ログアウト不可状態に。和人は現世の記憶を持ったままキリトとしてユーリットドに再び戻る。ユージオと再会し、アリスを取り戻すために2人は騎士の養成学校に入学するが、そこで兼ねてから嫌がらせを受けていた家柄が貴族の同級生の男たちに、自分たち付きの後輩を強姦される場面を目の当たりにし、ユージオな禁忌目録を破って二人を殺傷する。公理教会より二人を拘束するために現れた騎士は何とアリスだったが、彼女は二人の事を全く覚えていない。投獄された二人は何とか脱出を図るが追手が迫り危機に陥ったとき、カーディナルという少女に助けられ、彼女からこの世界の成り立ちと、公理教会のTOPに君臨するアドミストレータの事を知る。アドミニストレータを倒し、アリスを取り戻すため、並みいる整合騎士を倒し、ついに最上階へとたどり着く二人と記憶を取り戻したアリス。だがUWに存在する人たちのデータ(魂)を私物化する彼女に今一歩及ばないところで、カーディナルとユージオの命がけの戦いでキリトに道を開く。二人の犠牲の上にアドミニストレータを倒したキリトは、菊岡に怒りをぶつけるが、その頃菊岡と和人の身体があるラースが何者かに襲撃を受けていた。和人の身体に危機が迫ったとき、キリトの前にアスナが舞い降りた―――というストーリーでした。
めっちゃ気になるところで終わってしまいました!!続きは10月からだそうですが、早く見たくて待ちきれませんね!
相変わらずストーリーには引き込まれます。ゲーム世界でありながら、ログアウトできないデスゲーム。見ているだけでもハラハラしますが、同時に終始「人の尊厳」と「命の重さ」を訴えかけてくる作品なので、余計に心に浸透してくるんですよね。ユージオの死だって、現実世界から見れば「ユージオというデータの消失」なんですけれど、ちゃんと彼は自分で考え、自分で勝ち得た力を使って、自分の意志で戦っている以上、もはや「データ」じゃないんですよ。ちゃんと命を持った人間です。データじゃ自分で考えません。組み込まれた内容物から理論を組み立てるだけですから。そういう意味では意志を持ったカーディナルもアドミニストレータも同じですが、アドミニストはデータそのものが「リアルの誰にも支配されない」という欲の権現になりました。でもいつかAIだって意思を持ったらそういう回答(考え)に至るかもしれません。そういう警鐘をこの作品は毎回訴えてきているんですよね。
「自分の意志と正義を持つこと。そしてそれを誇りに思えること」―――SNSを始め、大量のデバイスに溢れた現代ですが、自分の足で立って歩くことができる人、それを忘れないようにしたいものです。
なので―――早く10月になってくれ!!
『えんどろ~』:漫画原作のアニメ化でした。
舞台となっているナラル島に恐ろしい魔王がいた。大昔に初代勇者によって魔王は倒されたが、その後も何度でも魔王は蘇り、それを倒そうとする勇者もまた現れる。
主人公のユーリア・シャルデットことユーシャは、聖者のセイラ、戦士のファイ、魔法使いのメイの3人と共に、魔王を退治するための旅に出た末、遂に魔王と対峙。圧倒的な力を持つ魔王の前に追い詰められるが、ユーシャの判断で4人のカルタードの力を合わせた禁断の魔法を発動。強大な力の前に魔王は消え去り、ユーシャたち4人の冒険は終わりを告げるのだった。
しかし、実は魔王は力を失い幼い姿となって過去の世界にタイムスリップしただけであり、そこではユーシャはまだ勇者になる前であった。魔王はユーシャが勇者になる運命を改変すべくマオと名乗って冒険者学校に潜入し暗躍を開始するが、何も知らないユーシャたち4人はマオの指導の下で冒険者としてのスキルを磨いていく。 楽しい学園生活を送っていたが、ある日マオの従者:ゴーレムを発見し、彼女の過去がバラられそうになったところで、マオはそれを隠すため、すっかり自分が魔王であると名乗り、ユーシャたちに宣戦布告してローナ姫を連れ去ってしまう。
マオ先生を倒すことに悩むユーシャ。そこにゴーレムが現れ、「魔王は勇者に倒されるだけの運命で、999体目の魔王(マオ)を倒すと物語は完了」するものの、「マオを倒さないとナラル島が壊滅」という2者択一を迫られる。マオは倒されることを覚悟していたが、ユーシャたちはこれを拒否。そこでなんでも食べるミニドラゴンに「マオの魔王としてのスキル」を食べてもらったことで、マオの永遠に倒される運命を消去。こうしてまたユーシャたちとマオ先生の学園ライフは続く―――というストーリーでした。
実は勇者を育てたのが魔王で、しかも魔王がヒロインポジションだった、というこれまた逆転発想的なストーリーが非常に面白かったです。マオちゃんが可愛い(笑) 一々追い落とそうとしている行為が全て勇者を嫌えあげるためになってしまって、後から後悔。なのに生徒たちはマオ先生を慕って集まる。・・・何とも言えないほのぼのストーリーで、ほっこりしましたv みんなが幸せハッピーエンドなオチで良かった。かもしたのダメスキルもミニドラゴンちゃんに全部食って欲しい(そうしたら少しはまともな大人になるかもしれない・・・あ、ヲタクスキルは捨てたくない!←それが一番ダメスキル・・・)
『W's』:オリジナルアニメです。以前放送した『ハンドシェイカー』の続編ですね。あれから数年後のストーリーです。
主人公は中学3年生の荒城幸也。DJ好きで自分でも演奏を配信しているのだが、閲覧数が伸びないため、意識的に行き来できるようになった世界:ジグラートに機材を持ち込み演奏していた。ところがそれを知ったハンドシェイカーたちが、戦いに勝ち望みをかなえるために幸也に戦いを挑んでくる。幸也は決まった相手ではなく、誰でもジグラートに連れて行け、更に両世界の物質を持ち込むことができる性質を持っていたため、彼らのターゲットにされていく。自分の力が判らなかった幸也はタヅナとコヨリに出会い、ハンドシェイカーを知り、さらにジグラートにいるはずのコヨリの姉:マユミと長岡を探して欲しいと依頼を受ける。パートナーとなった幼馴染:土佐堀 遥と共に戦いに勝利していく幸也の前に、奥池グループの奥池 翠が現れる。彼もハンドシェイカーだが、幸也の力に目を付け、ジグラートであらゆる資源を増殖する計画をしており、その計画のために幸也や遥の家族を人質にとることも辞さない。幸也と遥は彼と戦うことを決意し、辛勝する。そして見つけたマユミと長岡が実の両親であることを知り、最後は彼らとタヅナ・コヨリと共に「勝利者の望み=ハンドシェイカー能力の消滅」を行う―――というストーリーでした。
前作のハンドシェイカーは結構バトル中心だった記憶があるのですが、こちらはどちらかというと幸也の能力にスポットを当てた各キャラの人間ドラマ的な部分がUPされていた感じです。Kのスタッフが作っているアニメなので、透明感のある絵柄とBGMの差し込みが特徴的。キャラデザとか嫌いじゃないんですが、どのキャラも目鼻立ちがそっくりなため、ぱっと見誰が誰なのか区別がつき辛い:苦笑・・・髪型で何とか見分けてた感じです。でも大人びたタヅナとコヨリちゃんに会えたのは嬉しいv ちゃんと前回の設定を生かしてくれていましたが、逆を言えば「今回初見の人にはわかりづらい設定だった(ちょっと説明不足)」かもしれません。ともかく最終的には平和にみんなの望み通り(※翠君以外)の解決で良かったです。
『不機嫌なモノノケ庵 續』:漫画原作アニメ化の2期目です。
妖怪を幽世へ送る『モノノケ庵』の主:安倍 晴齋と、主人公で『モノノケ庵』の奉公人:芦屋 花繪くんのハートフルストーリー。
今期は立法の依頼で幽世へ行くことになった芦屋君が、お使いで司法さんの元へ。しかし人間嫌いの行政が芦屋の命を狙いに来る。彼の窮地を晴齋が威光を使って救い、「今後芦屋は幽世へ入れない」という条件でこの場を収める。
何故行政がここまで人間を嫌うのかわからない芦屋だったがそんな時、母親が倒れてしまう。入院先で実はモノノケに憑りつかれそうになっていたことをモジャに教えてもらった芦屋は、 晴齋に払ってもらうが、その時母親が晴齋を見て芦屋の父:榮に似ていると告げる。「芦屋榮」の事が気になった晴齋はこっそり司法の書庫で芦屋榮に関する資料を手にする。一方不審な災いが続くという神社で物の怪を払いに来た二人は、芦屋が蜘蛛の妖怪:ササにかまれ、意識を失ってしまう。彼を救いに来た晴齋は、ササが芦屋榮に封印されたことを恨んでいたことを知る。懸命にササを払うことを説得する晴齋の前に、花繪の身体に意識を宿した榮が現れ、威光で晴齋を圧倒する。しかし、目覚めた花繪に榮の意識は姿を消す。目覚めた花繪に晴齋は芦屋榮についての記述を伝えるのだった―――というストーリーでした。
1期の頃のハートフルストーリーメインと違って、今期は行政や榮といった癖のある登場人物が、難敵として襲い掛かってきました。行政さんはいたずらに妖怪を消す榮が嫌い=人間が嫌い、ということで理由がわかりましたけど、榮さんは未だにどんな人物なのか、実態がつかめないまま終了でした。多分意識が花繪の中にあって、榮の姿で現れたアオイさんは、花繪が無事であるか確かめに来たのかな、と。そして妖怪を倒そうとするアオイさんを見て必死に止める花繪に、妖怪への危害はない、と認識してそのまま去った…というところでしょうか。
まだ原作がはっきりとした回答を出していないので、濁らせた状態で終了しましたが、ここまでやったなら是非3期目制作で、スッキリ完結を見たいですね。
『荒野のコトブキ飛行隊』:オリジナルアニメでした。
オウニ商会の飛行船「羽衣丸」の護衛に就いていたコトブキ飛行隊は、突如現れた謎の空賊集団と交戦になり撃退、しかしこれははじまりに過ぎず、後に行く先々で謎の組織と合間見える事となる。
時を同じくしてイケスカを拠点とするイジツ最大の企業:ブユウ商事の若き会長イサオはそのカリスマ性と指導力でイケスカ市長となるが、世界征服の野望を抱いていた彼は野望の邪魔になるものを秘密裏に排除しており、特にかつてイジツに技術と文化をもたらした「穴」も独占しようと目論んでおり、ついには武力による「穴」の出現地域への侵攻を開始する。かくして世界征服と「穴」の独占を目論むイサオと謎の空賊こと「自由博愛連合」と、イサオの野望を止めるべく立ち上がった「反イケスカ連合」との戦いが始まる。壮絶な空中戦の最中、連合の飛行機は次々と撃墜されるものの、コトブキ飛行隊の面々も撃墜しながらギリギリ生き残っていた。そんな中、マダムは羽衣丸にブースターを付け、穴ごと爆発させることを思いつき、穴への到達までイサオを止めることを指示。イサオの腕に撃墜されていく飛行隊。だが主人公のキリエはその技術でイサオを追い込み穴の爆破の成功に導く。イサオはそのまま穴へと吸い込まれ、イケスカの平和と自由が守られた―――というストーリーでした。
いわゆる黒沢映画の『七人の侍』と『荒野の7人(※この作品は、「七人の侍」をリスペクトして、アメリカの監督が西部劇で作成したので、話が似てる)』の「女の子+飛行隊」バージョンですね。映画も「腕っぷしの利く侍(『荒野ー』はガンマン)」が用心棒となって、村の平和を守るストーリーなんですが、まさしくそんな感じでした。ただ特筆すべきは空中戦のリアリティが凄かった!よほど戦闘機に詳しい&好きな方が作成されたと思うのですが、カタパルトから発進し、空中戦で風を切る音や、羽の動き、銃撃音、着陸に至るまで、凄いリアルなんですよ。そして最も重点を置いて描かれていたので、戦闘機・・といっても現在の戦闘機ではなく、第2次大戦時代の戦闘機好きにはたまらない作品だったと思います。ストーリーも簡潔でありドラマ性ありましたし、いい形でクオリティ高い作品だったと思います。